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□市民ライターどんどん ☆彡
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□ ちょんせいこさん(メルマガ半径3キロの物語 編集長)
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■市民メディアならではの、e(イー)ご近所づきあいのススメ■
〜半径3キロの物語〜(大阪府松原市)
*子どもに見せたくないテレビ番組は?
私には小学校3年生と6年生の息子がいます。日本PTA全国協議会が、子どもに見せたくない番組のトップに挙げたのは「クレヨンしんちゃん」でしたが、今、私が選ぶとしたら、それは「ニュース番組」です。
だって、あまりにも不幸なニュースのオンパレードでしょう? 学校への不法侵入、親による子ども虐待、警察官や学校の先生による不祥事…。最初のうちは、事件について子どもの意見を聞いて、私もコメントしていましたが、キリがない。それにだんだん、「世の中、犯罪者ばかり?」と、気持ちが真っ暗になってきます。それに比べたら、おシリ出して走るしんちゃんなど、ホント、可愛いものと思いません?
*市民発の上質な情報を循環させたい
確かに、私の身近にも、不幸な事件はあります。でも、その数以上に、頑張っている人、ステキな人はたくさんいるのです。でも、番組になるほどの派手さがないから、マスメディアが取り上げることはめったにありません。「それなら」と、立ち上げたのが、「半径3キロの物語」というメルマガとホームページでした。
一緒に発行に携わるのは、ひとまわり年上のお隣さんとふたまわり年上のお向かいさん。チーム名も、そのままずばりの「となりとむかい」の3人で、私達の家から半径3キロのステキな人、風景、お店、可愛いペットを紹介することにしました。これまでに40号を発行しましたが、やはり地元からの反響が多いです。「身近にこんな人がいるんですね」「引越してきたばかりなので、情報助かりました〜」など。これぞ狙いどおり。市民メディアの得意技です。
*あなたのまちにもある「半径3キロの物語」
でも読者だけでありません。一番、驚いているのは、メルマガ発行に携わる私達自身です。よく行くお店、道で挨拶する人も、取材をしてみると、いろんなこだわりや夢をもっていることがわかります。取材は出会いを、記事はつながりを創り出します。私たちの身近にもともとあったパワーを形にすることで、さらに大きなパワーが生まれていく感じがするのも喜びです。ただし原稿〆切前には、地獄の苦しみが待っていますが。(笑)
半径3キロの物語は、どこの町にもある物語です。自分たちの生活圏を丁寧に掘り起こし、情報化して発信すること、ホームページにストックすることは、誰にもできることです。知っているようで、実は知らないご近所を再発見する情報発信で、あなたもいいまち作りませんか?
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Yurinoki/1383/
(市民ライター養成講座にかかわったひとり。現在は、地元の小さなNPOで外国語の通訳、翻訳サービスのマネジメント事業にかかわる…も、本人は日本語しかしゃべれない。半径3キロの物語編集長)…ちょんさんの自己紹介です。
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