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市民ライターどんどん
地球を見つめて〜なんちゃって
       ……かざりえみこ
コラム ★ライターズ・バトル★
    《おれのコラムが面白い!》
新登場! テーマ・コラム
    《ライター各様書き比べ》
脱サラ議員奮闘記
  …山根一男(可児市議会議員)
関西弁だば、まんづ わがんね
       ……秋田おばこ
市民ライターのキモ
         その真実と技術
       ……吐山継彦
ライティング情報あれこれ
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◇三反農家の米作りノート
          ……平田泰史
◇わが町中津を語る
          ……霊崎(たまさき)
◇お薦めメルマガ勝手に紹介
◇お薦めのこの一本
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       この○○を誉めよ!

◇講座そのほか情報
(以下はいまなお工事中です)
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24号(05. 9.20配信)
23号(05. 8.20配信)
22号(05. 7.20配信)
21号(05. 6.20配信)
20号(05. 5.20配信)
19号(05. 4.20配信)
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4号(04. 1.20配信)
3号(03.12.20配信)
2号(03.11.20配信)
1号(03.10.20配信)
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★☆★ 書く力、書く参加!
☆★
★          市民ライター通信
☆ 2004.2.20   
________http://www2.ocn.ne.jp/~mmwriter/ 第5号★☆★
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■あなたも市民ライターに!■

市民が社会に向けて情報を発信するには、書くことが不可欠です。
多くの市民活動はそこから始まっています。《書く力》を養い、《書くことで社会参加する》市民ライターになりませんか。
                  
============== 市民ライターのイメージ ==================
       
* 書くことによる社会的な発信が大切だと考えている。
* 心情吐露だけに終わらず“レポート性”のある文章がかける。
* ペンが剣よりも強い世界にしたいと思っている。

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【1】まいど おおきに!
【2】市民ライターどんどん(5)…住友 達也さん    
    【スイミーになろう!大きな魚に負けない市民】
         『吉野川カード』の試み   
【3】地球を見つめて〜なんちゃって(5)
        「あるところとないところ・・・雪」
【4】★ライターズ・バトル【第4ラウンド】★        
       《おれのコラムが面白い!》あなたの一票を!!
      ☆ゆう「82歳独身女と42歳独身女の介護バトル」
      ☆本河「“自分たちのまちのことは、
            自分たちで考えて決める”ということ」
      ☆りこ「アプローチの仕方『ももたろうを聞いて』」
【5】脱サラ議員奮闘記(5)……山根一男(可児市議会議員)
【6】関西弁だば、まんづ わがんね(4)…(秋田おばこ)
        「音便形でグッと近づく関西弁」
【7】市民ライターのキモ/その真実と技術(5)
     取材とインタビュー(二)「テープレコーダーについて」
【8】ライティング情報あれこれ
    「書き屋のためのATOK辞書」その2
【9】このコピーを誉めよ!
【10】お薦めメルマガ勝手に紹介…「ひきこもり情報MMHP」
【11】講座情報
【12】編集後記 

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【1】 ■まいど おおきに■

 購読してしてくれはって、まいど おおきに!2月号も面白さ満載でお届けします。
 今回の「市民ライターどんどん」は清流・吉野川を自分たちで守ろうと徳島市民の力を結集して、新しい地球規模の市民活動を展開している住友達也さんから寄稿して頂きました。目から鱗の発想ですよ。市民活動をしている方、必見です。
 この号から新しいコーナーができました。
 ★「このコピーを誉めよ!」CMなどのコピーを取り上げます。教えて!あなたの好きなコピー! 投稿のコーナーです。匿名でもOK!
 噂の★ライターズ・バトル★《俺のコラムが面白い!》は第4ラウンド。3人の市民ライターの闘いが繰り広げられます。【誰でも参戦OKです。まずはアナタが書いてみましょう!】
   
 みなさまの投稿をお待ちしています。

   ★投稿先⇒ mm-writers@abelia.ocn.ne.jp ★
       「ライターズ・バトル」は1000字程度
       「このコピーを誉めよ!」は200字程度
   (締切15日必着!メールに貼り付け添付でお願いします)
 その他の感想・投稿も大歓迎です! 
                     (近藤)
 書く力を養い、書くことに慣れ、書くことで社会参加していきましょう。
                      
 メルマガ「市民プロデューサー通信」の購読もよろしくお願いします。
 ⇒http://isweb25.infoseek.co.jp/business/capnews/index.html
     
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■【2】市民ライターどんどん(5)           ☆彡
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■ 住友 達也さん(SUMITOMORE代表、元タウン誌あわわ代表)
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   ■スイミーになろう!大きな魚に負けない市民■
        『吉野川カード』の試み

 「スイミーの話」というのを知ってますか? 小学校の教科書にも載ってるそうなので、小さなお子さんのいる人は、聞いてみてください。物語の要約はこうです。

 ……海の中で、小さな魚の兄弟たちが楽しく暮らしていた。ある日、お腹を空かせた大きくどう猛な魚が突然現れて、みんなをガプッと食べてしまった。1匹だけ生き残ったのがスイミーくん。ひとり寂しくさまよううちに、自分と同じような仲間たちに出会う。でも、彼らは岩陰から出てこようとしない。大きな魚に食べられるのを怖がっていたのだ。で、スイミーくんは考えた。「そうだ。みんなが寄り集まって、海で一番大きな魚の形になって泳げばいい」、そして、近寄ってくる大きな魚を追っ払い、みんなで仲良く暮らしたんだとさ。めでたし、めでたし。

 というような単純な話です。でも、コレがなかなか示唆に富んでいて面白い。一人ひとりには小さな力しかなくても、それがひとつにまとまれば、例え自分たちの何十倍、何百倍の力を持った相手にも、十分、対抗することができるんだ、ということを教えてくれます。でも、ココでのポイントは、小さな魚たちがたくさん集まっても、大きな魚の形になっていなければ意味がないということです。ただの烏合の衆(小魚の衆?)では、結局、食べられてしまうんですね、コレが。
 
 数年前、徳島市の吉野川第十堰、可動堰化計画で大騒ぎになった住民投票は、まさに市民のみんながスイミーくんになったのです。でも、本当に、奇跡的に成功した稀な事例だと思います。いつも、住民運動(この言い方、好きじゃないですが)は、一人ひとりの想いをどう形にしていくかが、大きな課題になってきます。

 気持ちはあるけど、個人としてどう行動すればいいのか分からない。参加はしたいけど、日々の生活もあって、そんなにのめり込んでやっていられない。当然のコトです。僕たちはプロの活動家でもなければ、住民運動オタクでもない。ごくごくフツーの市民なのですから。それをどうやって有機的に機能させていくか? コレが大きな課題になります。

 人は楽しいことに集まってきます。スイミーくんだって、みんなで外で遊びたいから「大きな魚の形を作ろう」と提案して成功させたのです。眉間にシワを寄せてムシロ旗掲げてってゆう人の所には、みんな気持ちはあってもなかなか集まってこない。行動は真剣・真面目に行うのはもちろんですが、やっぱり人間ですから、どっかでお楽しみがないとねぇ。

 で、そんな「スイミーの話」をヒントにもうひとつ、【吉野川カード】というものを作ってみました。日々の生活の中で使っているガソリン代や携帯電話の支払いを、この吉野川カードで支払うだけ
で、その一部(0.5%という、本当に一部ですが)が、「吉野川みんなの会」の活動資金になります。このお金は、カード会社の手数料の中から支払われるものですから、カード利用者には何ら負担になるものではありません。

 住民運動の弱点である資金源を少しでも補完するために、これは有効な手だてです。気楽に、気長に、僕たちの吉野川とつながっていくために、ひとりでも多くの人に参加して欲しいのです。組織を持たない僕たちが吉野川カードという一本の線でつながっていくことは、必ず大きな力となって効果を上げていくはずです。利害関係でガチガチに固まった巨大な組織の人たちから見れば、いちばん厄介なつながり方ですから。「強制」ではなく「共生」していくために考えられた【吉野川カード】を、みんなで楽しく育てていきませんか?

 詳しくは、http://www.daiju.ne.jp/ まで。全国からの申し込みをお持ちしています。

                   スミトモタツヤ 


★吉野川に興味のある方、吉野川カードを共に育ててくださる方  
    ⇒  http://www.daiju.ne.jp/
 お問合せ: office@daiju.ne.jp TEL 088-657-0722
NPO法人「吉野川みんなの会」事務局

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□                           ☆彡
■【3】 地球を見つめて〜なんちゃって(5)      ☆彡
□                   ☆彡 ☆彡★彡    
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  ■あるところとないところ・・・雪■

 毎日太陽の顔が見られる太平洋側に長く暮らしていても、幼児体験の雪のこわさが骨身にしみているらしく、大雪の画面をニュースで見るたびに思わず身震いがする。吹雪に背を向けて、身体を丸めながら歯を食いしばり、後ろ向きに学校まで歩いていったものだ。

 雪にあこがれを抱く人たちもいる。「スキーは気持ちいいし、『かまくら』に入って遊んだら楽しそうやし、なによりもまっ白できれいね」「ちょいと雪見酒。風流でええやん」

 ものごとには、表があれば裏もある。

「屋根の雪下ろしをするのもたいへんらしいな。屋根の上って怖いやろな」「線路も道路も通行止めになったら、食べ物どうするの?」そこに気づいてくれる人もある。
 
 時間があったら、ネット上で見てほしい。豪雪・雪害・日本海側……。
 たいへんな被害があるものだ。被害があれば、被害対策が必要となる。もちろん天災だから補償も。税金が注ぎ込まれる。

 死者、負傷者、家屋の全壊、半壊、流失。高速道路・一般道路の通行止め。空港滑走路の閉鎖。鉄道被害。農作物の被害。森林被害。電話、電気の断線、ガス管、LPガス配管等の損傷、調整器の破損。被害を金額にすれば莫大なものになるだろう。

 こんな文字がびっしりと書き込まれている。「あー、知らなかった」と、改めてもう一度読む。内閣府による○月○日、○時○分現在、大雪による被害について、などというのを見ると、仕事とはいえ、これをまとめるだけでもどれだけたいへんだったか、と同情を禁じ得ない。

 春先の雪は、水分を含んでどっしり重い。したがって雪害も多くなる。雪害? 雪なんか降らないから関係ない、と私に言った人もいる。雪の被害は、ないところにはないが、あるところにはある。関心はないより、あるほうがいい。      (かざり)

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★【4】 ライターズ・バトル【第4ラウンド】
☆      《おれのコラムが面白い!》     ◇◆◇◆◇  
★          ゆう・本河・りこ
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【第3ラウンドの投票結果発表!】
   ☆1位 金の卵    (座布団 20枚)やったね!
    2位 卵      (座布団 19枚)
    3位 市民ライターの卵 (座布団 12枚)
今回も3つのコラムが揃いました。面白い!凄い!と思ったら座布団を!★投票はそれぞれのコラムの末尾から。投票ページに可愛いいニャンコが待ってま〜す。会いに来てにゃん!

■1■
  《82歳独身女と42歳独身女の介護バトル》
                     ☆ ゆう ☆
                         
 叔母が脳硬塞で倒れて半年。一人暮らしで子どももない、家が近いということで、主な介護者は私となった。入院生活も一月ほどたち、急性期の治療を終えてリハビリ病院に転院しようかという頃のこと、叔母が「整理ダンスの下着を持ってきてほしい」と言い出した。さがしに行くと、引き出しに大学ノート。何だろうかと開いたページには赤ペンで囲まれた箇所があり、そこには私の悪口が綴られていた。「ゆうこに口ごたえされた。クソ生意気な。腹が立つ」

 日記帳だ。そこだけ乱れた文字から、叔母の怒りが伝わってくる。

 その日のことは、私もはっきり覚えている。秋も終わりのある日、我が家に夕食に招いた時のこと。寒くないかと気づかって訊ねても「大丈夫や」と言うので暖房のスイッチは入れなかった。私が歩けば10分もかからない距離だが、家まで車で送ると言っても「自分で帰る」とがんばった。

 ところがその2日後にばったり道で出会った時のこと。開口一番、「あんたとこが寒かったから、風邪引いてしんどうて、もうワヤやわ」と苦々しい顔。「だったらストーブつけたのに。なんでそう言うてくれへんの」と私が返したのが気に入らなくて、日記にぶつける事態となったのだ。

 他人様として遠慮するなら風邪ひいたって自己責任で引き受けるのが筋。言いたいことを言うなら、最初からそうすればいいものを、中途半端な遠慮をするからいけない。そんな言い方されたら、こっちだって気分が悪いんだけど、80歳を過ぎて今さら、性格が変わるわけでもない。

 やがてゆく道、できるだけのことはしてあげたい。そんな当たり前の気持ちは持っているが、身内と言っても同居の経験もないし、思いやるにも叔母のこれまでの人生をよくは知らない。叔母は叔母で、長い一人暮らしですっかりわがままになっており、他人と協調することがほとんどできない。その上、今の福祉サービスについて知識も情報もまったくないから、介護保険だから選択だ、契約だなんて、そもそも成り立つ話じゃない。本人の気持ちを尊重するといっても、いろんな本音があるわけで、主な介護者、身元引受人として病院や施設から決断を求められる時のプレッシャーは大きい。

 とはいえ、ぼやきながらも、けっこう学ぶことも多い。たまにお見舞いに来る親戚は、スポットでかかわるだけで、非日常だから優しく接することができる。でも、そのことに叔母が感謝するのを見ると、私は面白くない。

 煮詰まった時に「なんとかしましょう」と、柔軟な対応をしてくれる地域のNPOはとても心強かったし、身近に理解者がいることはありがたい。両親は、今の福祉サービスの仕組みやメニューを少しは理解するようになり、私たち親子にはいいシミュレーションになっている。

 制度はあってもお金も必要だ。遺言や終末期医療の自己選択と同じように、自分が介護される側になった時のことを考えておくことは、家族や身近な人にとって必要なことかもしれない。そのためには、知っておくべきこと、考えるべきことがたくさんある…。どれも体験してはじめて身を持って実感した。

 叔母はと言えば、急速に物忘れがひどくなり、今日あったことも覚えられなくなってきた。幸い、いろんな人に支えられてリハビリしたおかげで、かなり自立できるようになったのだが、寝たきりだったことさえ覚えてないんだから、当然、感謝の気持ちは薄い。

 「こうなったら、お世話料もらってやる!」「いやいや、いつまで続くかわからんのに、お金もらっても嫌や」などと勝手なことを考えながら、退院後の叔母の生活をどうしたものかと、あれこれ作戦を立てる毎日が続く。
                         (ゆう)

★コラム1の投票はこちらから⇒
http://www2.ocn.ne.jp/~mmwriter/contents/page_vote51.htm

 
■2■
  《“自分たちのまちのことは、自分たちで考えて決める”ということ》
                  ☆ 本河知明 ☆

 『バークレー 市民がつくる町』(販売:(有)マブイ・シネコープ)というドキュメンタリービデオがある。バークレーは米国・カリフォルニア州にある、人口10万人程度の市。2001年9月11日の事件後、米国によるアフガン攻撃に対して、全米で唯一、反対決議を行った市議会を持つ。
 バークレーの市議会はたいへん興味深い。と言うか、日本の議会とはあまりにも性格が違いすぎて、目から鱗。驚きの事実ばかりだ。
 バークレー市議会は、市民が参加しやすいように平日の夜に開かれる。議会はまず「パブリックコメント」から始まる。このとき市民は、議題にないテーマであっても自由に3分間発言できる。発言者数は毎回10名。応募者から抽選だ。小学生が発言することも珍しくない。行政が出した議題についてアリバイ的(?)に意見募集をする日本の「パブリックコメント」とは、理念的に大きく異なる。
 もう一つ興味深い点は、議場の作り方。市長と市議8名の席はすべて、傍聴する市民と向かいあう形になっている。市議は正に市民に向かって発言する。議員の背中を静かに見守るだけの、日本の議会の傍聴とは、これも大違いだ。そもそも、主権者たる市民(国民)が“傍聴=傍らで聞く”という日本語自体、不思議な気がするが…。

 バークレーに限らず、米国の市議は基本的にボランティア。わずかな給料はあるが、それだけでは生活できないレベルだから、昼間はたいてい本業の仕事を持っている。おまけに、市議の数は非常に少ない。それでも議会が機能するのは、多くの市民参加のおかげ。
上で紹介したような制度的な仕掛けがあるのも大きいが、それよりもまず「住民自治」についての認識が日本とはまったく異なっている。
 私もつい一月前に知ったことだが、米国には“自治体(市町村)がない”地域がたくさんある。地域住民が住民投票で作るという意思決定を行ってはじめて、自治体ができる。ちょっと極端に言えば、NPOを作るのと同じ感覚。だから、どのような行政サービスを行うかも、自治体によって当然異なる。

 振り返って、日本。
 こちらの地方議員は、お金も時間もタップリ。かなり高額の給料をもらってる上に、議会開催日はそう多くない。それにもかかわらず、議員の中には、役人に質問内容をもらっている人が少なからずいると聞く。つまり、役所職員が書いた質問内容を議員が読み上げ、役人が書いた答弁を首長が読んで答えることもあるわけだ。

 そんな中、神戸で「駅前議会」(http://www.ekimae.gikai.net/)という活動を最近始めた市議がいる。井坂信彦さん(29歳)である。2月24日(火)夜に行われる2回目の駅前議会では、彼が3月の本会
議で行う60分間の予算代表質問の内容を、市民と一緒に考える。前半はまず井坂市議がスライドなどを使って代表質問の原案をプレゼンし、後半、その内容を市民と一緒に練り上げていくという。
 果たしてどの程度の参加があるのだろう。1月に行われた1回目のときは、会場の座席が15席も足りなくなるという盛況ぶりだったそうだ。と言うことは、潜在的ニーズは意外に多いのだろうか?

 私は、現制度よりももっと直接民主主義的要素を取り入れるべきという立場だ。昨今、投票率低下が言われて久しいが、投票に行かない人がよく言うのは、「投票しても変わらない」という点。しかし、投票に行きさえすれば、それでいいのか。
 もちろん、選挙という数年に一度の“おまつり”は、重要な政治参加の方法であるが、もっと重要なのは、選挙時以外の政治参加だ。政治の仕事を究極的に言えば、“税金をどう使うか”ということ。
その決定プロセスに参加・参画する手段が日常生活の中に組み込まれていない以上、政治離れ、投票率低下が起きるのは必然だろう。

 “自分たちのまちのことは、自分たちで考えて決める”。

 社会の閉塞感を打ち破るためには、政治を人任せにするのではなく、改めてこの住民自治の基本を考えてみる時期に来ているのではないだろうか? 上記「駅前議会」が、政治離れに歯止めをかけるきっかけになるのか、今後注目していきたい。
                        
★コラム2の投票はこちらから⇒
http://www2.ocn.ne.jp/~mmwriter/contents/page_vote52.htm


■3■
  《アプローチの仕方…「ももたろう」を聞いて…》
                     ☆ りこ ☆
         
『むかしむかしあるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんはやまへしばかりに、おばあさんはかわへせんたくにでかけました……』
 同じお話を聞いても反応はひとそれぞれ。AさんとBさんは……
 
●Aの場合
 Aは幼い頃を思い出す。俺のじっちゃんは山で炭をやいていたっけ。ばっちゃんは焼き芋が好きで、屑炭のなかから芋の焼ける匂いがしてた……俺はそんな空気が好きだった。そうだ! Aのイメージは広がる。
【炭焼き老人のもとに『炭焼き体験学習』の依頼がまい込む。現金収入にひかれ、渋るじっちゃんをよそにばっちゃんは乗り気。都会のこどもたちがやってきて穏やかな生活はあっという間に崩れ去る。
 孤独・葛藤・対立・憎悪…世代を超えてやがて生まれる共同体意識。自然の厳しさ、温かさ。炭が焼きあがったとき、こどもたちは歓声をあげ、じっちゃは微笑む。あたりには芋の焼ける匂いが…。少しずつ
変わっていく人間関係を通して、本当の幸せを探ってみよう!】 
 Aは湧きあがる構想に興奮しながら、執筆活動に励むのだった。次期芥川賞も夢ではない!タイトルは『ガキに炭火』!

●Bの場合 
 市民活動にも興味のあるBはどうも気になる。「かわでせんたく…川の汚染は?」「むかしっていつ?あるところってどこ?おじいさんとおばあさんはいくつ?家族は?川ってどんな?せんたくの頻度は?」そもそもこの話は史実か虚構か?『〜らしい』『〜みたい』では納得できない。ネットや文献で調べ、岡山、香川に足を運び調査やインタビューを開始する。このフットワーク!
 女木島・鬼が島洞窟・吉備津宮縁起。崇神天皇のころ百済の王子温羅が空から下った?えっ!大和朝廷は孝霊天皇の皇子イサセリヒコノミコトを派遣し温羅を討伐してしまった?温羅一族の製鉄技術。『鬼の成敗』は大和朝廷の陰謀か?有力な日韓同祖説……。
 山梨にだって大月ももたろう伝説がある? 鬼が投げた?石の杖。犬嶋神社、鳥沢町、猿橋街…。
 Bは新しい情報を得て問題点に気づき、社会に情報発信する。

【……このように、『ももたろう』ひとつとってみても様々な説があり、学術的な解明はまだまだである。神社や寺や個人の家にも、価値のわからないまま古文書や掛軸などがもっと放置されていると思う。たかが「むかしばなし」と侮るなかれ。研究解明すれば、多くの史実が隠されている可能性は大きい。    
 開発などで貴重な遺跡や文献が散逸、消失することがないように、国や都道府県の関係者は、昔話にも着目し、早急に専門家による調査・研究を進め、各地に残る文化的・歴史的遺産の掘り起こし・保護をおこなって欲しい。日本史の謎の解明を期待している。】
 
 ひとつの事象に対するアプローチの仕方はさまざまである。AなのかBなのか、それともC、D……常に問題意識を持っていないとピントがずれる。感動させるのか説得するのか。Bさんには、「具体的な地名や人名、年代・数量など数字をあげればもっと説得力はあがるよ」とアドヴァイスしよう。Aさんには、熟慮の上でと一言。
 「それはそうと、AさんBさんって誰?」それは言えません。個人情報は極秘!

                          りこ

★コラム3への投票はこちらから⇒
http://www2.ocn.ne.jp/~mmwriter/contents/page_vote53.htm


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       原稿はメールに貼りつけてください。 (近藤)

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□【5】 脱サラ議員奮闘記           ◇◆◇◆◇
■          山根 一男(可児市議会議員)
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≪実践編1≫

 2002年8月ようやく女房もくどいて、選挙に出る環境は整った。しかし、何から手をつけたらいいのだろう。10月27日の選挙まであと二ヶ月半しかないのだ。『市民派議員になるための本』(学陽書房)と首っ引きでやるべきことを整理した。

 まずは、政策を記したリーフレットをつくることと、ポスターやちらし用の写真を撮ることである。寺町さんから市民派議員のポスターを何枚もつくっている岐阜市のカメラマンを紹介してもらった。
 8月後半の残暑厳しい日、世界一のバラ園で有名な花フェスタ記念公園でポスターの写真を撮った。百何十枚も撮った写真の中に、たった一枚だけ本当にいい写真があった。このポスターだけで千票以上取れたという人がいるくらいである。

 それから瀬踏み行為といって、選挙に出ようと思うがどうだろうか…という相談をした。応援してくれそうな人やそういうことに詳しそうな人15人ばかりに会ってみたがみごとに空振りだった。一緒に市民活動などをやってきた方が中心だったので、きっと社会を変えるためなら…力になってもらえると思っていたのだが、そうはいかなかった。

 ことごとく反対された、そうか出るのはいいが陰ながら応援はする…という人ばかりで、一緒にやりましょうと言ってくれたのは唯一年下の31歳の男性ただ一人だった。ただ苦笑したのは、その彼も選挙に出たいと考えており、今回は手伝うがその次には自分が出るという考えの持ち主だった。市民活動と政治は違うのだということを嫌というほど知らされた。

 結局、ブレーンになってくれそうな人は見つからない。唯一、行動を共にしてくれると言った31歳の彼は、急遽つくった政治団体の会計責任者や、ポスターの掲示責任者などを引き受けてくれたが仕事が忙しく、ほとんど日常の手伝いはできない。

 あと頼りは、10月に補欠選挙があることを教えてくれた、市民派女性議員だけだった。しかし、議員であればいつかは同じ選挙を戦わなければならならない相手でもあり、どこまで頼ってよいか…線引きが難しかった。

 本当に何もないところからのスタートだ。お金も退職金の最後の残りで50万円ほどあるだけだった。私は、ひたすらリーフレットをばらまき続けた。朝、夕には駅や、交通量の多い交差点で、看板を持って立っていた。緑のたすきをかけ、オレンジの自転車の前で手を振ったり、お辞儀をしたり、ちらしを配ってアピールした。

 こうして毎日一人で、交差点や駅前に立ってアピールした。インターネットで買った2万円のハンドマイクを肩にしていたが、なかなか演説などはうまくできない。リーフレットも自分の足で7000枚以上まいた。すこしづつ話題になり始めていた。

 しかし、私の名前を知る人は、ほとんどいないし、10月に選挙があるということを認識している人も少ないので、多分、変なやつがマイクを持って交差点に立っていたというだけのことかもしれない。

 一人ながら、ようやく活動が軌道に乗ってきた頃、一番頼りにしていた市民派女性議員の方から言われた。あんた、やっぱりやめたほうがいい。絶対に落ちるから…

                       つづく……

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■【6】関西弁だば、まんづ わがんね(秋田おばこ編) ☆彡      
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       ■音便形でグッと近づく関西弁■ 

アパートの管理人のおばちゃんと私の会話

おばちゃん「大きな荷物下げて、なんやのん?」
私  「寒いから、ストーブカッテキタノ」
おばちゃん「誰に かったん?」  注1
私  「私のために。駅前の電気屋さんで安かったから」
おばちゃん「なんや、こうたんかいな。あほくさ。 注2
かってきた言うさかい、 注1  
誰にかいな、思うたわ」 注3

動詞の音便形……なつかしいですねぇ。

国語の授業で、未然、連用、終止、連体・・・必死に覚えたアレですね。特にウ音便形などは、東日本ではあまりなじみがなかったように記憶しています。それが、大阪に来たらこのウ音便形のせいで、とんちんかんな場面に何度も出会いました。

長い歴史の流れの中で、発音が変化したものなんですって。動詞の連用形に助詞の「て」がついて音便化したのが、上記の例文、と思ったらわかりやすいかな?

「借りて」が「カッテ」・・・促音便 注1
他に「立ちて」が「立って」など。ただしこれは関西弁とは言えないね。
「買って」が「コウテ」・・・ウ音便 注2
他に「酔って」が「ヨウテ」、「言って」が「イウテ」、「思って」が「オモウテ」など他多数・・・注3
                     (秋田おばこ)

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■【7】市民ライターのキモ/その真実と技術(5)◇◆◇◆◇

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 ■取材とインタビュー(二)「テープレコーダーについて」■


●テープレコーダーは、あなたが南方熊楠や宮本常一のような記憶力の達人でもない限り、必需品である。とくに数ページにもわたる長いインタビュー記事の場合は、録音しておかないと、どうしようもない。原稿用紙2〜3枚分の短い記事の場合でも、正確さを期す必要がある場合は、念のためテープを回しておいたほうがよいと思う。

●録音されるのを嫌がる人がいる、という話はよく聞くが、ぼくは今まで「テープ録音は止めてください」と言われたことはない。「テープを回してもいいでしょうか」と訊くより、当然のことのようにさりげなくスィッチを押してしまうことだ。人はどうしても訊かれると躊躇するから、証拠を残したくない官僚や政治家相手でもないかぎり、録音はしておいたほうが良いと思う。

●ぼくの場合、自分の記憶力をあまり信用していない。しかし、例えば、民俗学者の宮本常一は、地方の古老などに聞き取りをするとき、メモはもちろんテープ録音も一切しなかったという。それでも、原稿になったものを孫だったか息子の嫁だったかが読んで、「うちのおじいちゃんは本当にこんな話し方でした」と驚いた、というエピソードをたしか佐野眞一さんが書いておられた。

●メモやテープを取り出したとたん、相手が身構えて、本当の気持ちや事実を聞き出せない、ということなのだが、市民ライターが取材する相手は、好意的にインタビューを受けてくれる人たちがほとんどだから、大体はよく喋ってくれるはずだ。ただ、もしあなたが記憶力に万全の自信を持っているなら、メモやテープを使わないにこしたことはない。でも、ぼくら普通の市民ライターは、正確を期すことを優先すべきだろう。ただし、録音したものを記事の作成以外のことに使用するなどというのは完璧なルール違反である。

●テープをとるべきか、とらざるべきか、という問題は、結局のところライター自身の得手不得手と取材に対する考え方、インタビュイーのテープ録音に対する好悪、そして、どのような種類の記事を書くのか、によって変わってくる。400字以内の原稿を書くのに、延々とテープを回して相手の貴重な時間を奪うのは止めたいものである。

●最後に、蛇足かもしれないが、テープレコーダーの電池残量とテープが本当に作動し録音できるかどうかのチェックを忘れないこと。取材の前日に、「test、test、test」とか「本日は晴天なり」を何回か繰り返して、録音・再生してみておくこと。それから、予備の電池とテープは絶対に保持しておいたほうがよい。また最近は、長時間録音可能なデジタル機器がいろいろ出てきているが、録音したものを文字に起こすときに、アナログ・テープのほうが微妙な「戻す」「進む」の調整ができて便利だ。       (吐山)

                       
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■【8】 ライティング情報あれこれ(5)      ★彡
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   ■「書き屋のためのATOK辞書」その2■

 さて、実際にこの辞書をダウンロードしてATOKに登録して使ってみる。

 この辞書に登録されている単語を入力すると、変換キー(スペースキー)を押すと同時に ○○○≪書き換え≫ と第一候補が表示され、もう一度スペースキーを押すと書き換え候補が表示される。例えば、どかた→土方≪書き換え≫→建設作業員 となる。この≪書き換え≫の推奨に従いたくない場合は、そのままリターンキーを押すと≪書き換え≫の文字は消えて「土方」として確定される。

 私は「わたしは」と入力するたびに 私は≪書き換え≫ と表示され、「わたしは」とひらがなで書くように勧められるのは意外だった。だが、慣れてしまえば気にはならない。決して押し付けがましくはないので、無視してリターン。使い勝手はそう悪くない。

 登録されている単語だが、当然、マスコミが使用を自制する好ましくない表記にはチェックが入る。例えば、身体的な障害に関する言葉(片手落ち→不公平)、職業的に蔑称と感じられる言葉、民族・人種の表記に係わる言葉(エスキモー→イヌイット)、ジェンダーに由来する言葉(女々しい≪不適切表現≫)などが登録されている。マスコミの過剰な自制が問題視されたりもしているが、この辞書に登録されている単語は決して「過剰」ではない。

 更に、一般的には難しいと思われる単語、例えば蔑称は、蔑称≪書き換え≫→卑称→蔑称(べっしょう)とふりがな付きで使うことを勧められる。その他にも、例えば大蔵省は、大蔵省≪名称変更→「財務省」 ・旧省庁名≫と説明が出て、→財務省→旧大蔵省と変換候補が表示される。

 上手に使うととっても便利だと思うのが英文略号で、例えばNPO法と入力すると、npo法≪初出時書き換え≫→特定非営利活動促進法(NPO法)。NPOだと、民間非営利団体(NPO)→Non-profit Organizationと変換できる。ローマ字略号だけでも1500語以上の登録があり、映画ボウリング・フォー・コロンバインに登場したチャールトン・ヘストンのNRAは全米ライフル協会(NRA)、緒方貞子さんが活躍したUNHCRは国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、もちろん英文の正式名にも変換できる。これは現代語辞典の代わりに使えるかと一瞬期待したが、国連「高等難民」弁務官事務所と間違って日本語を入力したら、日本語の登録はなく、そのまま間違って確定された。英文略号を覚えていないと使えない。そこまで甘くはなかった。

 この辞書の作者t-weekly氏はウェブサイトで自ら「もの書き職人」と名乗っておられる。その名の通り、内容は決して極端ではないし、押さえるべきところを押さえてある。市民ライターもこの辞書をチェッカーとして使って「職人技」をマスターするのも悪くない。

 これを書きながら、載っててほしいのに載ってない単語を発見した。ひとつは精神分裂病→統合失調症、もうひとつはWMD→大量破壊兵器(WMD)→Weapons of Mass Destruction。早速t-weekly氏にメールでフィードバックを送ることにしよう。
                       ワンコ
「書き屋のためのATOK辞書」
http://homepage3.nifty.com/t-weekly/index.html
インターネットで配布されている無料のATOK用辞書です。

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★【9】このコピーを誉めよ!     ★投稿募集!
☆                       ◇◆◇◆◇     
★『インテル、入ってる』『政治家はテレビの中の住人ですか?』他
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■「intel inside」&「インテル、入ってる」

 この英文コピーの優れている点は、言いたいことを十全にしかもやさしく言い表しているばかりではなく、頭韻(rhyme=ライム)を踏んで、英語の伝統的な言葉遊び(マザーグース等)に倣っている点である。「インテル、インサイド」と、二つの単語の頭にアクセントが来るので、語呂が非常に良い。これを和文コピーでは、「インテル、入ってる」と脚韻化することによって、原文の味を損なうことなく、日本語の若々しい口語の広告コピーとして定着させたのである。                     (CWH)

■『政治家はテレビの中の住人ですか?』
    (NPO法人ドット・ジェイピー) 

 議員インターンシップをコーディネートするNPO法人ドット・ジェイピーのキャッチコピー。テレビ画面に向かって、政治の批判や愚痴を言ったりする人は多いが、果たして私たちは生身の政治家を知っているのだろうか?インターンシップを通して直に政治の現場を体験してみるという団体の趣旨にマッチした、グッドコピー。
 ちなみに、団体名にある「ジェイピー」とは「Japan Producer」の略。いまや人気のない政治家という職業を、「次代の日本を担うプロデューサー」ととらえてネーミング。もちろん、URLやメールでおなじみの「.jp」とも掛けている。      (去私)

■「ファイト・一発!リポビタンD」

 1976年からずっとこのコピー。人間離れしたイカダ下りや登頂シーン。危機一髪で乗り越え旨そうに飲む二人の男。「リポビタンDを飲むとほんとにあんな凄いことができるんですか?」との質問に「いつも冒険が終わったあと飲んでいるんですが…」と担当者が答えていた。リポビタンが効いていたわけじゃないのだ。思い込み!
人間の錯覚をうまく突いている。リズム感があり、シンプルで元気がでる。いまどき珍しいほどの直球コピーだ。(まぁ)

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□【10】お薦めメルマガ!勝手に紹介             
■                       ◇◆◇◆◇
□       「ひきこもり情報MMHP」
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   ■メルマガタイトル:「ひきこもり情報MMHP」■


実は、お薦めメルマガというより、私自身が関係しているメルマガの紹介をさせていただきたい。内容は、タイトルから見ての通り「ひきこもり」に関する情報が中心となっている。

タイトルに「ひきこもり」ということばを入れることには、抵抗はあった。メルマガにかかわらず、不登校やひきこもりの当事者に向けて呼びかけたい時には、いつも悩む。当事者の居場所づくりをしているフリースクールや自立支援センターのスタッフから、「当事者たちが傷つくこともありますから」と言われたこともある。しかし、当事者や家族などに情報を届けるためには、このことばを外すことができないと考え、ストレートな命名となった。

創刊号発行は2月2日で、まだ2回しか発行していない。さらに、このメルマガ読者のほとんどの人たちは、自分たちには関係ないとか、掲載している情報は必要ではないと思われるだろう。しかし、何故ここで紹介したいのかと言えば、このメルマガの中にひきこもりあるいはそうであったことをなんとなく引きずっている若者たちが、コラム欄で、繊細で感受性豊かな文章を書いているので彼らの一面に触れてほしいと思ったからだ。

今や「ひきこもり」の数は、100万人とも140万人とも言われている。近年メディアでしばしば取り上げられることで、彼らのイメージはなんとなくステレオタイプ化しているように思うが、このメルマガで紹介しているような文章を書く若者たちもいることを知って欲しい。

●配信形式 :ノーマルテキスト
●発行周期 :隔週刊
●BN :http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000125095
●登録 : [まぐまぐ] http://www.mag2.com/m/0000125095.htm
●発 行:プロジェクト<ひきこもりMMHP>チーム 
●URL:http://www.hope.soj.jp
●連絡先:hope@soj.jp            (今村)
                        
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□【11】講座情報 
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■第24期初心者のためのボランティアことはじめ講座
   
   3月3日―3月24日の水曜、午後6時45分〜8時45分
   3月14日(日) 体験ボランティア 終日 
   主催:大阪ボランティア協会 市民エンパワメントセンター
   大阪市北区同心1-5-27
   電話:06(6357)5741  ファックス:06(6358)2892
 参加費:4,000円(会員・学生3,500円)
  体験ボランティアの費用は別途。
   定員:約40名。
《プログラム》
 3月3日:ボランティアってなんだろう
        講師:飯田 真友美 大阪ボランティア協会 主任
 3月10日:ボランティア、親しくなるにも礼儀あり
        講師:中田 喜子、小山 智弘、山本 隆志
(知的障害者ピアカンウンセラー)
   園部 さやか(大阪知的障害者育成会)  
 3月14日:体験ボランティア〜あなたの第一歩〜
      実施場所:知的障害者社会福祉施設
      費用:交通費、食費は参加者負担
 3月17日:現場の声をお届けします!
 3月24日:さあ、扉を開くのはあなたです。

詳細はこちら⇒
http://cw1.zaq.ne.jp/osakavol/events/20040303koto.html

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★【12】 編集後記                 ★☆★
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 鳥インフルエンザだ狂牛病だと、今まで考えてもみなかった問題がでてくると、食料自給率が極端に低い日本はとても弱い。農業・水産業・林業など第1次産業について、もっと真剣に考えなくて大丈夫?ほんと、政府のお偉い方々は良い物をたらふく食べていらっしゃって危機感がないのかしらねぇ。庶民はやっか
みたくもなりますハイ。           kondo

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