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★☆★ 書く力、書く参加!
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★ 市民ライター通信
☆ 2005.3.20
---------------- http://www2.ocn.ne.jp/~mmwriter/ ★ 第18号★☆★
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■あなたも市民ライターに!■
市民が社会に向けて情報を発信するには、書くことが不可欠です。
多くの市民活動はそこから始まっています。《書く力》を養い、
《書くことで社会参加する》市民ライターになりませんか。
========= 市民ライターのイメージ ==========
* 書くことによる社会的な発信が大切だと考えている。
* 心情吐露だけに終わらず“レポート性”のある文章がかける。
* ペンが剣よりも強い世界にしたいと思っている。
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■まいど おおきに!■
2005年に入ってから2つの新しいコーナーが始まりましたが、新たな連載も
始まることになりました。「オモシロキ・コトモナキ政治ヲ・オモシロク」で
す。高杉晋作の辞世の句と言われている「おもしろくこともなき世をおもしろ
く」を捩り、政治に関する関心を高めていこうという試みです。
また、「市民ライターどんどん」では、大学生(当時)が始めた「市民社会
フォーラム」の活動について座長の楠真次郎さんに書いていただきました。ホ
ームページには、これまでの活動が紹介されています。このメルマガの最後に
3月の「市民社会フォーラム」の案内もあげていますので、是非ともご参照く
ださい。
「脱サラ議員奮闘記」はいよいよ「再チャレンジ編」に入り佳境に入ってき
ました。ところが3月9日の名古屋高裁による一昨年の可児市の電子投票「無
効」の判決があり、『無効』確定になれば、山根さんは議員を失職することに
なるとのこと。最高裁に上告されましたので、結論は6月頃まで持ち越されそ
うだということですが、ますます目が離せなくなってきました。
////////////////■□■ も く じ ■□■/////////////////
【1】市民ライターどんどん(18)
「市民社会フォーラム」 ………………座長 楠真次郎さん
【2】オモシロキ・コトモナキ政治ヲ・オモシロク(1)…… 本河知明
【3】地球を見つめて〜なんちゃって(18) …………………… かざりえみこ
【4】脱サラ議員奮闘記(18)「再チャレンジ編1」 ……………… 山根一男
【5】スマトラ沖地震・津波緊急支援チャリティ・コンサート
「ありがとう みなさん」に参加して ……………………… Kon
【6】テーマ・コラム《「どう呼ぶ、こう呼ぶ、○○さん」その3》
《せめて犬の名は格好よく!》…………………………… ワンコパパ
《お母さん、おかあさん、オカアサン!》… どう転んでもお母さん
《おっちゃん・おばちゃん》……………………… 大阪のおばちゃん
【7】わが町中津を語る!(5) ………………………………… 霊崎(タマサキ)
【8】市民ライターのキモ/その真実と技術(16)
「読者の視点に立って伝える 」……………………… きさらぎゆう
【9】秋田弁だば まんず おもしれー (秋田おばこ編)
「寒いとサッビーのmとb」 ………………………………… 秋田おばこ
【10】フォーラム・イベント情報
(1)「市民社会フォーラム」第26回例会
(2)「市民社会フォーラム」第5回社会科学研究会
【11】編集後記
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読んで、感じて、そして、あなたも発信してください。
☆書く力を養い、書くことに慣れ、書くことで社会参加していきましょう。
「論・RON・ロン」コーナーは、個人の論を世の中に論じよ
うというコーナーです。といっても、個人的な問題を論じる場
ではなく、社会的問題や時事ネタを、一市民の立場で論じよう
ではないかというコーナーなのです。多いに論じて、あなたの
考えを世に問うてください。個人の考えを発信することには意
味があります。ひとりの力は小さくても“うわさが力になる”
からです。あなたの論をお寄せください。反論や賛成論も歓迎、
ここは「議論の場」です。
その他「この○○を誉めよ!」などいずれも800〜1000字程度
(締切15日必着!メールに貼り付け添付でお願いします)
感想・投稿大歓迎!お待ちしてま〜す。
★投稿先 E-mail: mm-writers@abelia.ocn.ne.jp ★
メルマガ「市民プロデューサー通信」の購読もよろしくお願いします。
⇒http://isweb25.infoseek.co.jp/business/capnews/index.html
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■【1】市民ライターどんどん(18) ☆彡
□ ★彡
■ 楠 真次郎 (市民社会フォーラム座長)
□ ★彡☆彡
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■ 新たなネットワークが社会をつくる−市民社会フォーラムが目指すもの ■
市民社会フォーラム(以下、フォーラム)は、「分野を越えた学習・交流と社
会への問題発信をしよう」と意気投合し当時大学生だった3人が集まり、2002
年3月に誕生しました。以来、文字通り分野を超えた幅広い活動を行い、現在
では毎月の例会に十数名もの方々に参加していただいています。
フォーラムは、社会人から学生、研究者、NPO・運動団体関係者など多種
多様な個人のネットワークです。様々な社会問題をめぐる学習や各分野での経
験交流、情報の交換を目的に、思想的・政治的立場の多様性を前提にして、よ
り多くの、とりわけ若い世代の人たちとのネットワークづくりを目指していま
す。学問と運動ならびに市民との接点を提供する触媒的役割を担う、「社会学
習運動」といえるでしょう。
現在の活動スタイルは、毎月開催される例会と社会科学研究会(社会科学文
献講読や理論報告など)、MLやHP上での情報交換です。これまでの例会テ
ーマは「グローバリゼーションと地域経済」「イラク戦争後の反戦・平和運動」
「日本社会の労働・生活実態」「若者の政治参加を考える」など多彩です。テ
ーマに精通する方を話題提供者に、「講演会」ではない参加者相互の交流を重
視してきました。最近の例会では、神戸空港視察など開催地域や例会のテーマ
に関するフィールドワークを学習会に加え実施。机上での知識習得だけでない、
五感をフル活用した体験型企画で好評を得ています。
参加者の多くはメールやHPなどで案内を見た「一見さん」。例会は特定の
人の閉鎖的つどいにはなりません。多様な個人による超組織・分野的なネット
ワークをつくっていきます。あるテーマに特化しないフォーラムが「触媒的機
能を目的とした社会学習運動」という理由がここにあります。「組織」という
よりも、つながりの輪を増やしていくことを目指す「媒体」といえるのではな
いでしょうか。
例会、研究会のテーマ設定などに関わる運営はMLで行い、MLも目的別に
文節化されています。HPでは、各分野に携わる方々からの論文や評論、書評
などを掲載しています。直近の例会案内から当日のレジメ、これまでの履歴も
アップしているため、例会に参加できない方もHPを通じて情報を入手できる
よう工夫しています。また、過去に例会などで知り合った方や報告者、寄稿い
ただいた方々らのリンクも随時更新しています。
当初は数名の集まりに過ぎなかったフォーラムも、インターネットやメール
といったIT媒体を活用することで、より多くの方々に「つながりの場」とし
て利用していただいています。表面的な匿名のつながりではなく、社会問題を
浮き彫りにした例会のテーマ設定と体験型の企画のもと、出会った参加者らの
顔を合わせた真面目で楽しい中身の濃い意見交換が実現しています。そこに、
わたしたちはフォーラムの独自性と存在意義を見出しています。
かつて日本政治思想家の丸山真男が日本を評して「タコツボ社会」と表現し
たことがありましたが、現在は変わりつつあるのではないでしょうか。わたし
たち若い世代は各々に魅力ある活動をしています。それらは今、接触し刺激し
合いながら、多様でありながら大きな運動へと進む可能性があります。格差と
疎外を生み出す現代社会のなか、フォーラムは潜在化しているものを顕在化さ
せ、「もうひとつの豊かなネットワーク」をつくり出す場を提供し続けること
ができると思います。
市民社会フォーラムHP http://homepage3.nifty.com/civilsocietyforum/
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□ ☆彡
■【2】オモシロキ・コトモナキ政治ヲ・オモシロク(1) ☆彡
□ ★彡
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韓国2030世代からの挑戦状
本河知明
日本に限らず、お隣の国・韓国でも政治家のイメージは悪いらしい。韓国の
笑い話。「政治家、赤ちゃん、女性が川に落ちた。誰を助ける?」「政治家。
川が汚れるから」。
先月11日から13日にかけて、アジア太平洋地域でいわゆる「緑の党」や
緑の政治運動に関わっている議員や市民、NGOが京都議定書締結の地に集ま
り、「アジア太平洋みどりの京都会議2005」が行われた。冒頭の話は、そ
のプレイベント「萌黄之座」(2月5日)で、「日韓市民スクエア」の孫明修
さんが紹介されたもの。
韓国のNGO活動はとても活発なように映る。日本でも政策提言型のNGO
が育ってきているが、政策を実現する最終段階で、政治の世界にインパクトを
与える拮抗力や連帯の力という点で、韓国と比べて見劣りする。韓国女性部(
女性省)や大統領直属の国家人権委員会の設置などは、NGOが法律制定過程
から連帯しロビー活動を行った結果であり、その政治に対する姿勢は、198
7年の民主化以前の状態へ戻さないという“覚悟”の表れのように思われる。
これらの運動の中心的存在は「386世代」と呼ばれている世代。年齢30
代、80年代に大学生をし、60年代生まれの世代のこと。しかし、この下の
世代は、日本と同様、政治的無関心な層と言われていた。
386世代は、2000年4月の国会議員選挙で「落選運動」を展開。汚職
議員や、議会に出席しない議員などをリストアップし、公認しないよう政党に
働きかけた。しかし政党が応じなかったため、有権者向けの落選運動に切り替
え、NGOとしては初の生放送TV記者会見を実施。テクノの女王と呼ばれる
イ・ジヒョンも、落選運動の主題歌「パックォ(変えろ)」を歌い、運動を後
押し(「パックォ」はその年の流行語となる)。その結果、リストの89%を
落選させることに成功した。
2002年、日韓ワールドカップ。韓国チームの好成績とともに注目を集め
たのが、サポーターの「レッドデビルズ」。この世代こそが386世代の次の
世代、「2030世代」である。広場へ出て応援した150万人を仕切り、街
頭文化を創造した。ワールドカップのおかげで家族の対話が増え、政治につい
ても話題に上ったという。米軍装甲車が女子中学生を轢き殺した事件を市民が
インターネットで暴き(事件が起きたのはワールドカップが始まってすぐだっ
たが、しばらく公表されなかった)、怒った市民たちは街頭に集まった。
同年12月、大統領選挙。この選挙は2030世代がインターネットの力を
活用して盧武鉉大統領を当選に導いた、と一般的に言われている。2030世
代による「2030 Vote Festival」は同世代をターゲットに
硬軟あわせた活動を展開。キャッチコピーは「投票してから文句を言おう」。
たとえば、投票のため住民票のある実家に帰るための「合コンバスツアー」
を企画したり、大学構内で不在者投票ができるよう当局と交渉し、3校で実現
させたり(その結果、大学生の不在者投票が激増)、合コンで「私とつきあっ
たら○○します」という「個人公約」を流行らせたり…。俳優のクォン・ヘヒ
ョ(「冬ソナ」にも出演!)は大学内で「投票に行きますか?」と突撃インタ
ビューを実施した。また、若者の政策として、政治改革、大学教育、青年の失
業、文化、女性、生活、兵役など7つの分野で政策要求も行った。
これに対し、「左翼に操られている学生は、投票に行かず遊んでてほしい」
などと発言した当時の与党議員もいたという。我が国の前首相も似たようなこ
とを言ってましたっけ…。また、我が国には「投票率が上がったら困る政党も
あるから、投票率は上がりも下がりもしないほうが良い」と言った選挙管理委
員会があるとか、ないとか…。
投票率低下を、政治の「ユーザー離れ」と考えるならば、政治の世界にも経
済性を組み込んでみてはどうだろうか。たとえば、投票率と議員報酬をリンク
させ、投票率が下がれば報酬も下がり、投票率が上がれば報酬も上がる、とい
うのも一つのアイデア。そうしたら、議員も少しは真剣に投票率アップを考え
るようになるのではないだろうか。
この新コーナーでは、いまのツマラナイ政治のあり方を、どうやったらオモ
シロクすることができるか、いろいろアイデアを考えていきたい。ツマラナイ
政治の先には、ツマラナイ未来しかない。本来、政治家こそが未来社会の「デ
ザイナー」のはずなのだが、無能なデザイナーしかいないのならば、私たち市
民の手で政治を、そして未来社会をデザインしていくしかない。
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□ ☆彡
■【3】 地球を見つめて〜なんちゃって(18) ☆彡
□ ★彡
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◆ 杉と人間を見つめて ◆
かざりえみこ
杉花粉と一緒に杉花粉に関する情報も飛び回っています。みなさんは花粉症
いかがですか?
杉が育って花が咲いて花粉を出す。植物なら当たり前のこと。それを、花粉
症の原因である杉を早急に全面伐採せよとか、無花粉杉の普及こそが先だとか、
花粉症の特効薬はこれに限る、などという意見に接するたびに、人間ていろん
なことを思いつくなー、せいては事をし損じる、とつぶやいています。
私は日本3大美林と呼ばれる中のひとつ、秋田で成長し、ずいぶん杉の恩恵
をこうむった者として、杉のことを考えてみました。
2003年10月号のこの「地球を見つめて」で、ケヤキより、松より、樹
木の葉による酸素供給量は杉が最高であることに触れました。
日本の森林面積は国土の67%、そのうち杉林の面積は全国の森林の18%、
それは国土の12%に当たるそうです。そこでどれだけ大量の酸素が作られて
いるか想像してみてください。
森林は土砂崩壊の防止(国土保全)、水源涵養、酸素の供給、地球温暖化の
防止、レクリエーションの場を提供など、この経済効果だけでもひとつの都道
府県で年に数千億円あるとか。一方で近年、森林荒廃による災害、たとえば山
崩れや水害などの被害額もたいへんなものです。
戦前、戦中に森林が乱伐され(木材が強制的に国に供出された)、敗戦当時
は各地の美林が坊主山だったとか。そこで林野庁の指導で急遽植林された杉は、
将来、建材として使えるしカネになる希望の星だったようです。私は両親がせ
っせと山に杉を植えて、手入れをするのを見て育ちました。この木が大きくな
れば……、と幾度聞かされたでしょう。今のように車もなく、すべてが人手。
勾配のきつい山地での労働は並大抵の苦労ではなかったはずです。今でこそ、
広葉樹・落葉樹をバランス良く植林したら、という声がありますが、あの時代
に植林技術が確立されていたのは杉くらいしかなく、他に選択の余地がなかっ
たのです。
それから間もなく高度経済成長の時代になると、住宅建設に国内の木材は価
格・量とも間に合わず、輸入木材に頼ることになり、その頃から林業従事者が
激減。そこから現在に至る森林荒廃が始まります。下草刈りや枝打ち、間伐な
どの手入れがされず、密植のまま放置された杉やヒノキが、大気汚染の中での
大量の花粉飛散。私には木々が助けを求めて叫んでいるように思います。
故郷で林業に関わる人たちは言います。「売るほどに赤字になる」それでも
「日本の森林を守らなければいけない」と植林や手入れに日夜努力を重ねてい
ます。森林荒廃を少しでも改善の方向に向けるために、都会で暮らす私に出来
ることは? 考えた結果、長年住んだ住宅の改造の際に、床と壁に杉とヒノキ
の間伐材を使いました。当初の予算内でできました。
さらに私のせめてもの『がんばり』として、車を持たず、食事には野菜を欠
かさず、加工食品は避け、合成洗剤を使わず、などの暮らしで、家族一同、ど
うにか杉花粉症にはならずにすんでいます。でも、いま杉花粉症で苦しんでい
る人たちに、私は何ができるか、思いつかないのがもどかしい限りです。
(かざりえみこ)
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□【4】 脱サラ議員奮闘記 (18) ◇◆◇◆◇
■ 山根 一男(岐阜県可児市議:47歳)
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《 再チャレンジ編 1 》
いよいよ選挙が近づいてきた。市議会議員の任期満了にともなう4年に一度
の本選挙である。昨年10月の市議の補欠選挙で落選した私にとって、再チャレ
ンジではあるが、もう後はない正念場だ。
選挙は2003年7月20日、電子投票でやることが決まっている。これは可児市は
もちろん全国の自治体の中でも5例目、10万人規模の自治体としては日本で初め
ての実施となる。
果たして、この電子投票が選挙にどのような影響を及ぼすのか…まったく未
知数である。新しいことへの興味も手伝って、若い層の投票率がアップするの
ではないかという期待もある。
また、今回の選挙より議員定数が2名削減され24名になる。それと、前回の
補欠選挙から始まったとはいえ、本選挙では始めて投票日の数日前に全戸配布
で、候補者全員の経歴や政策を載せた「選挙公報」が出される。
状況はどうあろうと、私にとってはこれが最後のチャンスだと決めていた。
1年半前に会社を辞めた時の、なけなしの退職金はすでに底をつき、失業給付
期間も過ぎている。三人の子育て中であり、これに落ちたら定職につくしかな
い。
この時期、単発のバイトをしながら、ちらし配りや駅立ちなどの政治的な活
動も継続していた。ただ、PTA会長はじめいろんな役を引き受けたために、5月
・6月は猛烈に忙しくなっていた。PTA関係の会合だけで、6月に14回あった。
それもただ出席すればいいというのは少なく、予め会議の進行を考えたりレ
ジュメを用意したり、先生や役員との連絡調整など手間がかかる。しかも小学
校と中学校、高校、市子ども会協議会の4つが同時進行である。
さらに5月25日の上野千鶴子先生のNPO講演会は、なんとか成功裏に終え
たものの、この企画は、県から助成金を得て「NPO法人設立支援連続セミナ
ー」として4回連続で開催するもので6月18日が最終になっている。
これらはすべて、自分で選択してきたことで誰にも文句は言えない。合間の
時間を見つけて選挙事務所をどこにするとか、選挙ポスターの掲示責任者のお
願いだとか、選挙カーの運転手探しなども進めなければならない。
肝心の政治活動がほとんど出来ていない状態にあった。これは本末転倒だ。
一方で6月議会が終了する頃になると、現職議員は早々に事務所を開いたり、
地元のあいさつ回りを始めたという噂が耳に入ってくる。
焦った。現職議員は、定数削減もあり、それこそ必死だ。挑戦者である自分
が所用に追われ、選挙に向けた準備が進んでいかない。協力者への連絡さえま
まならない有様だ。この状況をどう乗り切れば良いのだろうか!?
…次号につづく
山根 一男のホームページ→ http://www.ctk.ne.jp/~yamanet/
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□ ◇◆◇
◆【5】 スマトラ沖地震・津波緊急支援チャリティ・コンサート
◇ 「ありがとう みなさん」に参加して
◆
□ ◇◆□◆◇
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Kon
スマトラ沖地震・津波緊急支援チャリティ・コンサート「ありがとう みな
さん」が枚方市民会館大ホール(3月6日)で開かれました。「関西に住んでい
るインドネシア人は5085人」といわれた時、一瞬会場がざわめきましたが、多
いのか少ないのか、私には判断できませんでした。恥かしい話ですが、インド
ネシアについても日本との関係についてもほとんど知らなかったのです。(全
国では約23000人、在留邦人は13000人)
このイベントは、一般の在日インドネシア人の間で自然発生的にうまれ、FM
Cocoloのインドネシア語放送DJアキさんとリアさんが呼びかけ・企画し、IMM
Japan(財)中小企業国際人材育成事業団など、多くのサポートで実現にいたり
ました。名称は、インドネシアへの支援物資や義援金を寄付した日本人の善意
への感謝と、同時に、チャリティでえられる収益を義援金として災害地に送る
ことを目的としたところから付けられたそうです。
プログラムは多彩で、舞踊や人気アーティストの歌などそれぞれに見応えが
ありました。でも、それ以上に私を魅了したのは、アチェ州出身の京都大学生
ウィナさんの朗読したご自身の詩でした。
インドネシア語が響いたとき、ざわついていた会場は水を打ったように静ま
りました。インドネシア語のわかる日本人はそういないと思われたのに、涙を
拭うひとや鼻を啜る音が聞こえてきました。被災したアチェへの思いが切々と
伝わってきたのです。この詩は、あとで日本語で語られたのですが、インドネ
シア語から感じた内容とほとんどいっしょでした。心をこめて話しかければ、
異言語のひとにでも思いは通じる、ことばの持つ力を実感させられたできごと
でした。
イベントは成功し、基金として約200万円が集まり、インドネシア総領事
館を通じ被災地へ送られる予定だそうです。また「インドネシアがすごく身近
に感じられるようになった」「一緒に何かしたい」という声が多く聞かれたこ
とも、大きな成果といえるでしょう。
スマトラの津波・地震を話題にしながら、いままで、私は何も知らなかった
し、知ろうともしませんでした。ウィナさんの詩「もし、あなたが私をゆるし
てくれるなら(Kalau kau mau memaafkanku)」「月のプロローグ(Prolog
Bulan )」は、故郷アチェの悲惨な今を映し出して、心に迫りました。刺激さ
れて、私は、インドネシア、アチェについて聞いたり調べたりしました。
震災でアチェの65%が破壊され、死者・行方不明者は24万人(人口400万
人)。それなのに、救援物資は軍用飛行場に積まれたままで、被災者には届き
ません。何故? アチェは天然ガスの宝庫なので、インドネシア軍の軍事作戦
下にあるからです。国軍にとっては救援よりも天然ガスなのでしょう。その大
部分は日本に輸出されるのですから、天然ガスや電気を使用する私たちだって、
無関係とはいえません。
一市民の私にできること、その最初の一歩がこうして書くことでした。
私にできることを考えていきたいと思います。
インドネシアは1700以上の島々からなり、面積は日本の5倍。人口は約2.15億
人、イスラム教87%(13世紀までは仏教王国)。政情が不安定で避難民は何万
人にも日本は、インドネシアの最大の輸出入国であって、主要援助国(46.3%)
参考HP
インドネシア共和国<http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/indonesia/data.html>
インドネシア民主化支援ネットワーク<http://www.nindja.com/>
在大阪インドネシア共和国総領事館
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★【6】テーマ・コラム《「どう呼ぶ、こう呼ぶ、○○さん」その3》
☆ ★ ☆彡
☆ 《せめて犬の名は格好よく!》……………………………ワンコパパ
★ 《お母さん、おかあさん、オカアサン!》…どう転んでもお母さん
☆ 《おっちゃん・おばちゃん》………………………大阪のおばちゃん
★
★ ☆★☆★☆彡
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《 せめて犬の名は格好よく! 》
☆ワンコパパ☆
8年前に犬を飼い始めて、地域の犬好きの人たちと公園での交流が始まった。
それはとっても不思議な世界で、人を識別するのに、みなさんが飼い犬の名前
を基準にする。初めて出会ったワンコ連れの人と話しをする時は、まずワンコ
の名前を聞き、年齢や性別を確かめる。犬を一緒に遊ばせながら、それなりの
時間を一緒に公園で過ごして世間話もするが、よほどの必要性がない限り当人
の名前や住まいなどは聞かない。
何度も同じ人に会い、同じ公園で出会う他の人の噂話も出るが、なぜか何の
不都合もない。例えば犬のハッピーちゃんを連れて公園に来るオジサンは「ハ
ッピーちゃんのお父さん」と呼ばれ、若い女性が連れてくると「ハッピーちゃ
んのお姉ちゃん」、オバサンだと「ハッピーちゃんのお母さん」と呼ばれる。
愛犬ミルクを連れた若い夫婦だと、自然と「ミルク・パパ」と「ミルク・ママ」
という呼称が公園仲間に行き渡る。そこで人どおしのコミュニケーションをも
っとはかりたいと思う人は、犬の名刺を作って公園に持参してたりもする。そ
こにはもちろん飼い主の名も犬の住所の一部としてさりげなく記載されている。
犬の名刺を作って渡しておくと、後ろから大声で「○○ちゃんのオトーサー
ン!」と呼び止められるリスクは少しは軽減しそうに思えるが、実際にはさし
て効果はないようだ。やはり犬の名で呼ばれている。そうなると、多少の違和
感はあっても愛犬の遊び場確保のためには慣れるしかない。慣れて親しくなれ
ば、電話番号を聞くついでに名前を聞けるし、電話を掛ける時でも「○○とこ
の××ですが..」と犬の名さえ先に名乗れば、すぐに誰だか判ってくれる。
今回のテーマは「そこにいるその人をどう呼ぶか」だが、日本では本当に難
しい。道ばたや公園で出会って話しをするのに、のっけから名を聞くと奇異に
思われるし、聞かれもしないのに名乗るのも「何だこいつは?」と思われそう
で気が引ける。名前を知らない目の前の人を呼ぶ適当な代名詞もない。公園で
のワンコ仲間も日本の社会の縮図か、赤の他人に突然「オトウサン」と呼ばれ
たりすると戸惑うが、かと言って、気の利いた代案も浮かばない。そんな訳で、
これから犬を飼う人は、人前で呼ばれても自分が恥ずかしくないように、格好
よい名を付けてあげよう。
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《 お母さん、おかあさん、オカアサン! 》
☆どう転んでもお母さん☆
先日、原付バイクにはねられてふっとびました。ほどなく救急車が到着し、
路上にへたばっているわたしに救急隊員が言いました。
「オカアサン大丈夫? 災難やったな」
わたしの息子は救急隊員……まさか!彼は中年男性、アカの他人です。
その後も
「オカアサン、どこが痛い?」
「オカアサン、家族に連絡しよか」とオカアサンの大安売り。
「なんであんたにおかあさんって呼ばれなあかんの」ともう少しでツッコミそ
うでしたが、命が大事とここはガマンガマン。
続いて車内での事情聴取、警察官が開口一番いったのは、
「オカアサン、横断歩道あるいとったんやな?」
おいおい、つぎは警察官の息子かい。家族構成も言ってないのに、オカアサン
の決め手って何? どうも、オネエサンと呼べる若さ(20代、いや10代か
も)はなく、オバアチャンにはちょとはやい女性は一律オカアサンらしい。実
年令ではなく見かけがです。
そういえば、他人で「オカアサン」と呼んでくるのはおとなだけ。子連れで
もないのに市場や店で、「オカアサン、まけとくよ」とか声をかけられます。
それってわたしだけ? ひょっとしてこの「オカアサン」は関西仕様?
「おかあさんとは、子どもが自分の母親を呼ぶ語、また、母親が自分をいう場
合、子どもを持つ女性を親しんで呼ぶ、置屋や茶屋の女主人を敬って呼ぶ語(
大辞林、大辞泉)」とある。「子どもを持つ女性を親しんで」がこの場合一番
近い。
でもね、結婚しているしていないとか、子どもがいるとかいないとかって、
みかけや年令に関係ないことだし、傷つくひとだっています。勝手に親しまれ
てもどうなのって感じで、どうも好きになれません。「オカアサン」「オバサ
ン」「オバチャン」とわざわざ呼称つけないと困るのかな? どうしてもとい
うなら「あの〜」とか「すみませんが〜」でもいいんじゃないでしょうか?
子どもは、自分の母親でもない女性を「おかあさん」とは呼びません。若い
人もそのようです。アカの他人の中年、熟年のおとなから「オカアサン」なん
て呼ばれたら、「おかあさんはね、他人からオカアサンって呼ばれるのは嫌な
の」と怒鳴ってしまうかもしれません。息子にキモイ(気持ちワルイ)といわ
れる可能性大だなあ。
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《 おっちゃん・おばちゃん 》
☆大阪のおばちゃん☆
いなかから出てきてお世話になったオジサンとオバサン。もう二人ともこの
世にいません。
アパートに住んで約半年がたったころ、オバサンに言われました。
「もう、エエカゲン、そのオバサンはやめてくれへんか? オジサンもそうや。
なんや、とっしょり(年寄り)臭うてかなんわ」
「どう呼んだらいいですか?」
「ふつうに、おっちゃん、おばちゃん、でええねん。可愛らしやろ」
私には、オジサン、オバサンがふつうの呼び方でした。とっても不思議な気
がしたものです。
この逆のこともありました。
子どもたちが小学生のころ、冬休みに実家に連れて行きました。暮れにお正
月の餅つきが始まりました。一年生の次男が、
「おっちゃん、がんばってー。おばちゃん、気をつけてー」と声援を送ってい
ました。何度目かの時に、ついに餅つきの手を休めて、おっちゃんが言いまし
た。
「その、おっちゃんは止めてくれよ。おかしくて手が笑って餅つきが出来ない」
次男がすかさず「どない呼んだらええのん」と問うと、こたえは、
「ふつうに、オジサンでいいんだよ」
東京の甥が私に言いました。
「オバサン、いい時計してるじゃん!」
安物の時計を、ほめてくれたのはいいとして、その瞬間、「オバサンはない
やろ」と思った私でした。何十年前かのおばちゃん同様、とっしょり臭い、と
思っていました。
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■【7】わが町中津を語る!(5) ☆彡
□ 霊崎(タマサキ・大阪市北区) ★彡☆彡
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■ 「BMT」(ブロードウェイ ミュージカル シアター) ■
大阪市北区の霊崎(タマサキ)といいます。
前4回に続き「通り過ぎる町」「開発の手垢のついていない町」「八百八ガ
ードの町」中津に新しい動きが起こってきたお話です。
咋年の5月中旬、第一回中津まつり(わが町中津第3回で紹介)を終えた翌
週、行きつけの阪急中津駅ガード下のいこい食堂(改札を出て階段を下りてす
ぐ右の地域のオアシスのような居酒屋さん)で飲んでいると隣のラウンジ「ケ
ーブ」のマスターの幸ちゃんが「霊崎さん。紹介したい人がいる!」といって
きました。
一体誰を紹介してくれるんやろ、と言われるままに付いて行くとそこで紹介
されたのが佐藤さん、舞台監督をやっておられ、聞けば中津のガード下(中津
駅から野田方面へ下る道路の下)の倉庫跡を借りてミュージカルのダンススタ
ジオを近々オープンすると言うではありませんか。
ピエロハーバー(第2回で紹介)からVi-Code(第3回で紹介)、オリエント
楽友ホール(第4回で紹介)に続き今度はミュージカルです。ますます面白く
なってきました。
その後何度かお会いした後、翌6月11日にスタジオがオープンしました。
パーティに呼んでいただいたのでタウン誌「ザ・大阪」編集長のMさんに声を
かけ一緒に参加しました。
オーナーでありプロデューサーの高野英子さんと本場ブロードウェイの数多
くのミュージカルに出演後来日、ダンス講師(演出・振付家)として15年前
から高野さんを支えてきたジムクラークさんが報道関係者の前で会見、日本人
それも大阪からブロードウェイのミュージカルダンサーを輩出したいと熱い思
いを語ってくれました。
鉄骨むき出しの天井に板張りの床、壁の一面は全て鏡、流れる音楽は大ヒッ
トしたミュージカルナンバー、黒のレオタードに身を包んだダンサーたちがの
びのびと踊っています。まるでニューヨークのダンススタジオのようです。
BMTではこれまでスペースワールド(北九州市)のミュージカルショーを
手がけるなど多くの舞台を成功させてきたそうです。
高野さんは「宝塚にあこがれてこの道に入ったが、ニューヨークでブロード
ウェイミュージカルを見て考えが変わった。日本でも向こうから舞台を持って
きてるけど、歌やダンスの迫力はぜんぜん違う。日本も真似事よりも本物を目
指した方がいい。うちもブロードウェイの名前を使っている限り、その名の通
りにならないと・・」といつも語っておられます。
また昨年6月まで本場ブロードウェイでミュージカル「シカゴ」に出演して
いたジャン・ミネオ氏が今年1月来日、BMTの専属講師(演出・振付家)と
して加わりジムさんと2枚看板となりました。
ジャン・ミネオさんは「シカゴ」や「キャバレー」などの作品で知られるボ
ブ・フォッシーの直弟子であり、「コーラスライン」「ウェストサイド・スト
ーリー」など20作品に出演しています。
本場ブロードウェイの一流ダンサーから直接指導を受けられるスタジオは日
本ではBMTだけといっても過言ではないといえます。
日本でオリジナルのミュージカル作品を制作してブロードウェイに持ってい
く。高野さんは5年後の夢をこう語っています。
中津にまた一つ自慢できるスポットができました。
次回は「ショー・コスギ塾」をご紹介します。請うご期待!
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■【8】 市民ライターのキモ/その真実と技術(16) ◇◆◇◆◇
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■ 読者の視点に立って伝える ■
「NPOについてちょっと教えてほしい」と、某地方議員から電話を受けた。
「特活という組織ってどんなところなのか」という問い合わせ。「特活という
のは、株式会社を(株)と略したり有限会社を(有)と略したりするのと同じ
で、NPO、つまり特定非営利活動法人を縮めていう時に使う言葉なので、そ
れがどんな組織かと聞かれても…」と考えあぐねた。あれこれ話しているうち
に、ようやく事情が判明した。
ある団体から公開フォーラムの参加者募集が届いたので、催しの主催者がど
んな立場なのかを知りたいと考えて、NPOというキーワードから心当たりに
問い合わせをしたということらしい。案内文には「主催(特活)○○センター」
と団体名が明記されていたが、問い合わせの主は特定非営利活動法人が特活と
表現されることを知らなかったので、どこからが固有名詞なのかはっきりわか
らず、要領を得ない話になってしまった。
別の場面でのこと。ある団体で広報担当の市民向けの研修会の打ち合わせを
している時、「参加しているボランティアの方たちは、主にどんな方ですか?」
とたずねると、「あ、ボランティアとは違うんです」。研修会に参加する広報
担当者たちはもちろん無償のボランティアとしてその活動に取り組んでいるが、
組織の中では「地区役員」や「広報担当理事」などといった位置付けになって
おり、「ボランティア」というと、対人サービスにかかわる別の人たちのこと
を指すのだと説明を受けた。
専門用語や固有名詞に注釈をつけるなどの配慮をすることはもちろん大切だ
が、一般的な用語でもある特別の意味で使われているなど、組織や団体で当た
り前に使っている言葉が、読み手である第三者には理解できないケースはまま
ある。会員向けや内部限定の原稿はさておき、不特定多数の読者が想定される
時は、読み手がどのように受け取るのかを意識して書くように心がけたいもの
だ。
(きさらぎゆう)
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■【9】 「秋田弁だば まんず おもしれー」(秋田おばこ編) ☆彡
■
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■ 寒いとサッビーのmとb ■
秋田では、8月のお盆が過ぎて、ひと月もしないうちに朝夕はストーブが必
要になります。秋から冬、春、そして、梅雨が終わるまで、人びとはストーブ
に手をかざすのです。そんなときに一番多く用いる言葉は「サッビー」すなわ
ち「寒い」かもしれません。
丁寧語なら、「サッビーなんしぃー」
すなわち、「お寒うございます」かな?
サッビーは、単に、サビィ、にもなります。発音のbをmにすれば分かりやす
いでしょう。交換可能です。
大阪でも、お年寄りの方は、ヒボ と発音して 紐(ひも)のことを言うよ
うですし、夏の アセモ を アセボ とも言うようですから、あらら、同じ!
! 日本語の中のこと、m と b 同じのもたのしいね。
秋田弁て、まんず、はぁー、おもしれなー。
(秋田おばこ)
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▼【10】フォーラム・イベント情報 ☆彡
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(1)「市民社会フォーラム」第26回例会のご案内
非核「神戸方式」30周年と反/非戦・平和
○日時 3月27日(日) 14〜17時
○場所 神戸市立婦人会館 4階「もくれん」
(高速神戸駅 北へ2分、JR神戸駅 北へ6分)
今年の3月は、核兵器を積載した艦艇の神戸港入港を一切拒否した非核「神戸
方式」が決議されて30周年、そして不法なイラク戦争が開戦されて2周年にな
ります。また、今年は戦後・被爆・国連60周年にあたり、核兵器も戦争もない
平和な世界実現に向けての歴史的節目となります。
今回の例会では、次代を担う若い世代を中心に、平和な神戸のまちづくりと
いう「ローカル」な話題と、1月にポルトアレグレで開催された「世界社会フ
ォーラム」という「グローバル」な流れとを結びつけ、学習交流します。
【報告テーマと要旨】
I.非核「神戸方式」30年の歴史とこれから
○報告者:梶本 修史 氏 (原水爆禁止兵庫県協議会事務局長)
II.「すべての問題はつながっている:世界社会フォーラムからのメッセージ」
○報告者:春日 匠 さん (京都社会フォーラム事務局)
〈フィールドワーク〉「非核の港」遊覧船の旅
○集合 10時、JR元町西出口 ○案内 梶本 修史 氏 ※遊覧料は\900
どなたでもご参加いただけます。学習会・フィールドワーク、いずれかだけ
の参加だけでも歓迎しますが、フィールドワークに参加される方は事前にお申
し込ください。
☆お申し込み・お問い合わせは、NQC41966@nifty.comまで☆
市民社会フォーラムHP
http://homepage3.nifty.com/civilsocietyforum/
(2)「市民社会フォーラム 」第5回社会科学研究会のご案内
○テーマ 「グローバリゼーションと貧困化する市民社会−多様性から収斂へ」
○報 告 神谷 章生さん(北海道教育大学助教授)
○日 時 3月21日(月・祝)11時〜13時
○会 場 大阪大学中之島センター 講義室1(2階)
http://www.onc.osaka-u.ac.jp/index.html
※阪神本線 福島駅より 徒歩約9分
JR東西線 新福島駅より 徒歩約9分
JR環状線 福島駅より 徒歩約12分
地下鉄四つ橋線 肥後橋駅より 徒歩約10分
住所 〒530-0005 大阪市北区中之島4-3-53 電話:06-6444-2100
お問い合わせ・お申し込みは、Eメール:NQC41966@nifty.comまで
※別団体の企画ですが、「同時多発」的な催しとして紹介します。
「『フリーター・派遣労働』を考える会」
http://homepage2.nifty.com/shiryu/kataru.html
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★【11】 編集後記 ★☆★
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いまライブドアとニッポン放送・フジテレビ論争が物議を醸している。注目
したいのは、インターネットとの融合で「テレビはなくなる」という点だ。実
際のところ、ニュースやドラマ・映画などがインターネットでオンデマンドに
よる提供がどんどん進んでいることを考えれば、今のかたちのテレビとは異な
ってくると思っている。
テレビ側としては、「なくなっては困る」といわざるを得ないだろうが、少
数意見を吸い上げる機能がある媒体だけに、メディアのあり方も変わっていく
だろう。前にも書いたが、将来のあり方の一つが「ビデオニュース・ドットコ
ムインターネット放送局」http://www.videonews.comだろう。そのサイトでは
話題になった人たちの外国特派員協会での記者会見は誰にでも無料で提供して
いる。有料サイトでの方針もおなじだが、基本的には編集しないことでメディ
アによる操作をなくすことを目指している。このようなサイトが増えてくると、
これまでのような断面的ではない大量の情報を、私たちがどう考えていくかが
問われてくるだろう。
(スー)
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