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■市民ライターどんどん ☆彡
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■ フリーター兼市民ライター 本河知明 ☆彡
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■ 極私的「市民ライター」論 ■
2003年3月、大学院の博士後期課程を中退した。それまで物理の研究をしていたが、どこでどう間違えてしまったのか、今では政治や市民活動が趣味となってしまった。
博士後期課程中退ということ自体、珍しいことだと思うが、中退後にやってきたことも、なかなか普通の人には経験できないことの連続だったと思う。市民活動団体で働いたこともあったし、知人の地方議員選挙のスタッフもした。今年の参院選では公開討論会も主催したし、今は来年2月に開かれる「アジア太平洋みどりの京都会議2005」にも実行委員として関わっていたりする。
(http://www.nijitomidori.org/ap-greens/top)
一時期は、議会の議事録を読書することにはまったり、審議会を傍聴したりしたこともあったっけ。そして、この「市民ライター通信」のメルマガを始めたのも、その間のことだった。
「市民ライター」と言うと、ひょっとしたら、市民活動など何か特別なことをしないと書けないのではないかと思われる方もいるかもしれない。しかし、そんなことは決してない。
今、とある工場でバイトをしている。現代の過度な競争社会にあって、今どき労働基準法違反なんて珍しいことではないが(本当にここは民主主義国家なのか??)、うちの会社も例外ではない。一つ一つここで挙げることはしないが、私が言いたいのは、職場こそ「市民ライター」として書くべきネタの宝庫ではないか、ということ。とは言うものの、実際にはそんな文章を書く時間は奪われているし、また、下手なことを書いて、自分の生活の糧を失うようなことをしたくない、という気持ちも働く。しかし、「それが現実。仕方がない」と諦める前に、ペンの力を使って、社会的な情報発信をしてみてほしい。
上で「工場でバイトをしている」と書いたが、これは次のように言い換えられる。「工場からバイト代をもらいながら、取材/調査/フィールドワークをさせてもらっている」。こういう発想の転換ができるのは、フリーター兼市民ライターである私だけ??
《本河知明のプロフィール》
フリーター兼市民ライター(自称)。
実験性があり、かつ知的好奇心を満たしてくれるものに幅広く関心を持つ。
好きな言葉は「面白きこともなき世を面白く」。
今の一番の関心テーマは「若者と政治」で、「萌黄企画」に力を注ぐ。
詳しくはhttp://moegi2005.ameblo.jp/をご覧ください。
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