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■市民ライターどんどん ☆彡
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■ 松田昭男さん (淀川アートネット) 寄稿 ☆彡
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■ 市民の手で行動と発信を・淀川アート見本市 ■
大阪の母なる川・淀川に接する三つの地域、すなわち東淀川区、淀川区、西淀川区には、それぞれに多様な文化活動をしている人がおられることでしょう。そんな人たちが一堂に集まりお互いに知り合う、交流をはかることで、さらに大きな文化の輪を広げたい、地域のみんなと力を合わせて豊かなまちづくりにつなげたい、地域と文化・芸術が一体となって、新しい発信源となりたい……。
そんな思いでこのたびアート見本市を企画しました。
拠点は十三。ちょうど三つの地域のまん中に位置し、バスや電車で集いやすいところです。会場となるサンポードビルには、特色のある映画上映館としてしばしばマスコミなどでも取り上げられている第七藝術劇場があります。 ところで、他地域に住んでおられる方たちに、十三はどんな街に見えるでしょうか。大阪市の北部、都心からは淀川によって隔てられ、いったん電車に乗ってしまえば途中下車することもない。一度も行ったことのないとおっしゃる人がけっこう多いのです。たしかに飲み屋や風俗関係の店が多く、派手なネオンの目立つ街ですが、人なつっこい街、活気に溢れる街です。ちまちまと人々が押し合いながら暮らしているようだけど、人情があるし、目の前の川と河川敷が広い空間を作ってゆったりできる街。でっかい花火大会をやってのけるエネルギーのある街。学習塾も多い。大きな商店街があり、買い物をしやすい、人と人とが出会いやすいエトセトラで、いいところがたくさんあります。
十三の街に一面的なイメージを抱く人たちにこそ、この第1回アート見本市に集ってほしいと私たちは考えています。目で見て、手で触れて、遊んでいって、おしゃべりを交わして帰ってほしい、すなわち参加してほしいのです。その中で一人ひとりが持つ文化や芸術についてのビジョン、みんなが参加できる豊かなまちづくりのアイディア、文化の輪を広げるための今後の見本市のあり方など、たくさんの意見を遠慮無く述べていただきたいのです。
見本市では、映画・音楽・舞踊・演劇・芸能・絵画・各種ワークショップ・生涯学習・文化教室・社会活動など、とにかくみんなが参加できることを、みんなの手作りで取り組もうとしています。私たちは行動しながら発信しようとしています。
日時 11月13日・14日、午前10:00〜18:00 会場 大阪市淀川区十三本町1丁目7−27 サンポードビル 4階
(松田昭男さん寄稿)
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