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■市民ライターどんどん             ☆彡
□                          ★彡
■        楠 真次郎 (市民社会フォーラム座長)
□                         ★彡☆彡 
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■ 新たなネットワークが社会をつくる−市民社会フォーラムが目指すもの ■
        

 市民社会フォーラム(以下、フォーラム)は、「分野を越えた学習・交流と社
会への問題発信をしよう」と意気投合し当時大学生だった3人が集まり、2002
年3月に誕生しました。以来、文字通り分野を超えた幅広い活動を行い、現在
では毎月の例会に十数名もの方々に参加していただいています。

 フォーラムは、社会人から学生、研究者、NPO・運動団体関係者など多種
多様な個人のネットワークです。様々な社会問題をめぐる学習や各分野での経
験交流、情報の交換を目的に、思想的・政治的立場の多様性を前提にして、よ
り多くの、とりわけ若い世代の人たちとのネットワークづくりを目指していま
す。学問と運動ならびに市民との接点を提供する触媒的役割を担う、「社会学
習運動」といえるでしょう。

 現在の活動スタイルは、毎月開催される例会と社会科学研究会(社会科学文
献講読や理論報告など)、MLやHP上での情報交換です。これまでの例会テ
ーマは「グローバリゼーションと地域経済」「イラク戦争後の反戦・平和運動」
「日本社会の労働・生活実態」「若者の政治参加を考える」など多彩です。テ
ーマに精通する方を話題提供者に、「講演会」ではない参加者相互の交流を重
視してきました。最近の例会では、神戸空港視察など開催地域や例会のテーマ
に関するフィールドワークを学習会に加え実施。机上での知識習得だけでない、
五感をフル活用した体験型企画で好評を得ています。

 参加者の多くはメールやHPなどで案内を見た「一見さん」。例会は特定の
人の閉鎖的つどいにはなりません。多様な個人による超組織・分野的なネット
ワークをつくっていきます。あるテーマに特化しないフォーラムが「触媒的機
能を目的とした社会学習運動」という理由がここにあります。「組織」という
よりも、つながりの輪を増やしていくことを目指す「媒体」といえるのではな
いでしょうか。

 例会、研究会のテーマ設定などに関わる運営はMLで行い、MLも目的別に
文節化されています。HPでは、各分野に携わる方々からの論文や評論、書評
などを掲載しています。直近の例会案内から当日のレジメ、これまでの履歴も
アップしているため、例会に参加できない方もHPを通じて情報を入手できる
よう工夫しています。また、過去に例会などで知り合った方や報告者、寄稿い
ただいた方々らのリンクも随時更新しています。

 当初は数名の集まりに過ぎなかったフォーラムも、インターネットやメール
といったIT媒体を活用することで、より多くの方々に「つながりの場」とし
て利用していただいています。表面的な匿名のつながりではなく、社会問題を
浮き彫りにした例会のテーマ設定と体験型の企画のもと、出会った参加者らの
顔を合わせた真面目で楽しい中身の濃い意見交換が実現しています。そこに、
わたしたちはフォーラムの独自性と存在意義を見出しています。

 かつて日本政治思想家の丸山真男が日本を評して「タコツボ社会」と表現し
たことがありましたが、現在は変わりつつあるのではないでしょうか。わたし
たち若い世代は各々に魅力ある活動をしています。それらは今、接触し刺激し
合いながら、多様でありながら大きな運動へと進む可能性があります。格差と
疎外を生み出す現代社会のなか、フォーラムは潜在化しているものを顕在化さ
せ、「もうひとつの豊かなネットワーク」をつくり出す場を提供し続けること
ができると思います。

市民社会フォーラムHP http://homepage3.nifty.com/civilsocietyforum/

 

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