≪実感!吉野川とつながっている喜び≫
持ったよ【吉野川カード】
川友
「ガソリン満タン。カードでお願いします。」こういって【吉野川カード】を渡すと、相手はあれっという顔をする。カードなんて巷に溢れているけれど、これは一味違う。なんといってもおしゃれなのだ。目も覚めるようなきれいな青、スイミ―みたいなちっちゃな魚。控えめにそっと佇む吉野川というロゴもかわいい。洗練されたデザインに思わず顔がほころぶ。このカードを眺めているだけで、このカードを使うだけで、私は吉野川とつながっている。吉野川をまもるために手を貸しているのだ。
私は、徳島から遠く離れた大阪在のごくごくフツーの市民だ。清流を守る活動に直接参加なんてとても無理。カンパできるほど家計にゆとりもない。まあ、あったとしても振込みや送金なんて煩わしくってできっこないけど。でも、【吉野川カード】なら大丈夫。
このカードを手にするきっかけとなったのは、このメルマガ「市民ライター通信5号」に載った住友達也氏の「スイミーになろう!大きな魚に負けない市民」である。
「……住民運動の弱点である資金源を少しでも補完するために、これは有効な手だてです。……「強制」ではなく「共生」していくために考えられた【吉野川カード】をみんなで楽しく育てていきませんか?詳しくはhttp://www.daiju.ne.jp/まで。全国からの申込みをお待ちしています。」
清流に思い入れがあった私は、すぐさまホームページを開き隅から隅まで読んだ。「吉野川みんなの会」が未来を考え、明確なビジョンもって活動しているのがびんびん伝わってきた。 文面からは川を守る誇りと喜びとが溢れている。一緒に活動したい!感動し共感して、即、申し込んだ。
こういうカードを「社会貢献カード」と呼ぶのだそうだ。日々の生活の中で使っているガソリン代や携帯電話の支払いなどを、この【吉野川カード】で払うだけで、その一部(0.5%)が「吉野川みんなの会」の活動資金になる。 しかも、このお金はカード会社から寄付されるもので、私の懐はちっともいたまない。入会時にも500円が寄付される。とてもいい仕組みだとおもう。
少しづつ「社会貢献カード」が増えてきている。手軽で、カンパ目的がはっきりしているので、つながっている実感がわくのがいい。住民運動やNPOの弱点である資金源を補完する有効な手だてだと言う面だけではない。カードをもつと意識が変わる。啓蒙の効用も大きいと思う。スイミ―の一員になった気分とでもいおうか。
普段から気になっているなにかと、ちょっとつながってみることをお薦めしたい。盲導犬に思いがあれば「パピーウォーカーカード」、自然保護や野鳥に興味があれば「日本野鳥の会カード」、エイズに関心があれば「STOP AIDS CARD」、動物好きなら「日本動物愛護協会カード」、富士山の環境保全活動を支援する「ふじさんカード」など、他にもいろいろある。 私は、【吉野川カード】を渡すとき、いつも吉野川を思い出す。そして、少し誇らしい気持ちになる。役に立っているんだ、たとえほんのちょっとでも。
カードで思いをかたちにしてみよう。人生が少し変わるかもしれない。私は得をしたと思っている。ヤッタねという感じだ。なんといっても、家計の負担ゼロのカンパで、吉野川を守っているのだから、凄い!
(川友)
【吉野川カード】 http://www.daiju.ne.jp (吉野川みんなの会)
その他社会貢献カードについて
http://www.orico.co.jp/online/cards.htmlなど
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