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 市民ライターのキモ 〜 その真実と技術
                     
                                     吐山継彦
                             

(2) 発端は大阪ボランティア協会『市民ライター養成講座』

●前回(1.市民ライターの時代がやってきた)、ホームページとメールマガジンというデジタルなメディアが膨大な数の市民ライターの群れを生み出している、と書いたが、もちろん「市民ライター」はデジタルライターだけを意味するものではない。そもそも市民ライターという言葉は、大阪ボランティア協会が主催する「市民ライター養成講座」から始まった。

●協会のボランティア・プランナーとして、最初につくった企画書の、[講座の目的]には次のように書いた。「ボランティアグループやNPOが情報発信するための様々なツール、機関紙・通信・PR誌・パンフレット・チラシ・ホームページ・メールマガジンなどの書き手を育てるとともに、大阪ボランティア協会の 文字メディアへの書き手を発掘する。また同時に、自己表現欲と知的好奇心に溢れた市民たちに、文章表現力と編集スキルを高めてもらうことによって、自己実現と社会参加の機会を提供する。"書くこと"は、表現とコミュニケーションの基本であり、市民活動の基本でもある」

●そして、講座の対象(ターゲット)については、以下のように考えていた。
  1)市民団体やNPO、生協や組合等で実際に編集業務やライティングに携わっている人。
  2)リタイア組や高齢者で自分史づくりに興味を持っている人。
  3)小論文、卒論などのため、ライティング・スキルを高めたい学生。
  4)主婦やOLで、社会的知的変身願望を持っている女性。
  5)ボランティアやNPOの分野に興味のあるライター及びライター予備軍。

●今にして思えば、4)は少しジェンダー論的に問題があるかもしれない。しかし、講座企画の直接的なきっかけが、女性だけのマーケティング会社が出しているメールマガジンのレポートだったことを知れば、納得してもらえるのではないかと思う。そのレポートには、東京の若きキャリア女性たちの間に、文章修行したい人たちが増えている、と書いてあった。その理由は、何もプロのライターになりたいからではなく、彼女たちの自己表現欲であり、自己実現欲求からだ、という趣旨だったと思う。かなり高額のライティング講座に、多くの知的、高学歴で専門職の女性たちが集まっているということだった。それを読んだとき思ったのは、「そうか、彼女たちはなにもプロになりたいわけではないのだ…」ということだった。つまり、個人(市民)として自分を成長させたいだけなのだ、と。

●ともあれ、最初にその企画をプレゼンしたのが、「月刊ボランティア(現『Volo』)編集委員会」だったのは、月ボラが恒常的にライター不足状態が続いていたことと、講師やチュ―ターとして、何人かの編集委員にはぜひ参加して欲しかったからだ。プレゼンの結果はかなり好評で、概ね「講座が成功して書き手が増えたらこんないいことはないなあ…」というような反応だったと思う。

●世間にライター講座の類は五万とある。プロのコピーライターを養成する講座など何十万円という受講料でけっこう人が集っているし、高齢者向けの自分史講座、シナリオライター養成講座、大阪文学学校のような文学系の講座、その他、エッセー講座など、本当に多彩である。しかし、これらはほとんど、どちらかというと自分探しや自己実現が目的の講座であるようだ。

●しかし、市民ライターというのは少し違う。もちろんそういう要素もあるが、それよりも社会性というか、書くことを通じて社会参加する、という意味が強い。「書く力、書く参加」という講座のキャッチフレーズに端的に表されているように、市民が書く力を獲得することによって、社会的な意思決定や社会の運営に自主的に参加する能力を高めることが目的だ。
                         

 

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