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市民ライターどんどん
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脱サラ議員奮闘記
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関西弁だば、まんづ わがんね
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◇投稿
◇編集後記
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市民ライター通信より
2冊の本が出版されました!





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★☆★ 書く力、書く参加!
☆★
★          市民ライター通信
☆ 2006.2.20
---------------- http://www2.ocn.ne.jp/~mmwriter/ ★ 第29号★☆★
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■まいど おおきに!■

 連日テレビで放映されている冬期オリンピックを楽しんでいらっしゃる方も多いのではないかと思います。私ほとんど観ていませし、競技についてはほとんど知識がありませんが、年々危険度が増し一種の居心地の悪さをを感じています。
 さて2月号ですが、「交通事故にあった!そのとき」が最終回となりました。いろいろと勉強になりましたね。みなさまも、こんなこと知っておいたほうがいいよというご自分の体験を是非ご投稿ください。

//////////////////■□■ も く じ ■□■///////////////////

【1】市民ライターどんどん   
     コミュニティキッチン、ほっこりや   …………………… 大森勝代
【2】地球を見つめて〜なんちゃって(29) …………………… かざりえみこ
【3】交通事故にあった!そのとき(6)  …………………………… konkon
【4】市民ライターのキモ/その真実と技術 (25) ………………… 吐山継彦
【5】連載小説「はからめ」(5) ………………………………………… 雅代
【6】日本国憲法について考える(3) …………………………… 霊崎信行
【7】今月のウフフフ・・・  ……………………………………… 風・陸の鰯 
【8】秋田弁だば まんず おもしれー ………………………… 秋田おばこ
【9】投稿  詩   ………………………………………………… 陣内三朗
【10】編集後記


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■【1】市民ライターどんどん(25)   ★彡☆彡
□    
□ コミュニティキッチン、ほっこりや代表 大森勝代   ★彡
■                  
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         ◆ 「食」を見つめて地域に関わりたい ◆         

 春が少しずつ近づいています。
 このエネルギーをいただいてこのたび私はコミュニティキッチンを開設いたします。
 食べるということは心と体をはぐくみます。
 いま、街には食べものがあふれ、手を伸ばせば何でも口に入ります。こんな環境の中で、安全な食事が強く意識されるようになっています。

 食による自立支援と介護予防の観点に立った食事サービスとしては、単にバランスのとれた食事を届け、安否確認をするだけではなく、利用者のニーズにあわせて食事を提供していきたいと考えています。
 
 子どもたちの育つ環境に目をやると、近年色々な事件が取り沙汰されています。子どもの肉体や精神の健康と「食」とは深い関係があります。犯罪にも関係があるともいわれます。地域では犯罪から子どもを守ろうと躍起になっていますが、その犯罪を起こさない子どもに育てるのも親や地域に住むおとなの役目です。
 キッチンスタジオでは子どもたちと食事作りを通して子育て支援をしながら、地域社会に順応できる子どもになってほしいと願っています。
 
 赤ちゃんが初めて出会う食事「離乳食」は、とっても大切なものです。市販の離乳食が半年から1年も賞味できるというのがふしぎではありませんか? 
赤ちゃんこそ、新鮮でかつ材料の実感できる食材でないとおかしいとは思いませんか? 
 離乳食に戸惑っているママと、安心なものを食べさせたいと思っているママのために、「コミュニティキッチン、ほっこりや」ではママと赤ちゃんのための食事をご用意します。
 
 私は長年「食」に関わってきた経験を生かし、「食の大切さ」を伝え、ささやかな場所ですが皆様に気軽に集っていただいてたのしい情報発信の場所に育てていきたいと思っています。ぜひ一度のぞいてみてください。

                コミュニテイキッチン
                〒533-0004
                大阪市東淀川区小松2−13−23


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□                          ☆彡
■【2】 地球を見つめて〜なんちゃって(28)    ☆彡
□                    ★彡   
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           ◆  鳥インフルエンザ ◆
                                       かざりえみこ

 立春が過ぎましたが今年はいつまでも冬が居座っています。なぜか例年ならとっくになくなっているはずのクロガネモチやナンテンの赤い実が、まだたわわに実が付いたままです。この冬はヒヨドリが食べに来ません。

まちなかの公園ではおなじみの鳥ですが、冬の間は窓を閉めているし、鳥インフルエンザをうつされたらイヤだしなどと思い、ヒヨドリをはじめとして、他の鳥にもあまり関心もなく過ごしていました。

 ある日ふと、鳥インフルエンザがただ「こわい」というイメージだけで、身近な鳥を遠ざけていた自分に気がつきました。ときどきは樹木の実がいつになったらなくなるかと見るのですが、減らない実を見て、かえって鳥インフルエンザのウィルスがまき散らされる危険がないからいい、などと思ったくらいですから。

 私の知り合いも似たようなものです。「飼っている10羽の鶏のために、金網の目を全てふさぎ、ドアの隙間も目張りをした。かわいい鶏が、スズメやムクドリの野生の鳥にインフルエンザをうつされたらたいへんだからね」と言ってました。

 要するに「こわい」が一人歩きをしてしまっているのです。先進国がタミフルを大量に買い占めるせいで、発展途上国には届かないとか、アジアから輸入する鳥は危ないとかいろんな情報が飛び込んでくることからもわかります。

この件についてたいへん興味深い内容をあつかったサイトを見つけました。
wwwsoc.nii.ac.jp/osj/japanese/materials/birdflu/birdflu_main.html

日本鳥学会で出しています。少し引用します。

 ……実験的に、野鳥から分離されたウイルスを家禽(ニワトリやウズラ)に接種してもほとんどのウイルスが増殖せず、家禽が死亡する事もない。感染当初は低病原性株であっても、H5あるいはH7の亜型ウイルスが家禽で増殖を繰り返すと、増殖性と病原性を高める突然変異を有するものが選択されて高病原性株になる。(中略)

 近代養鶏における大規模な飼育形態は、この選択的変異に影響を与えると一般に考えられているが、その程度や具体的要因は明らかにされていない。高病原性ウイルスがいったん家禽に発生すると、瞬く間に鶏舎内のニワトリ全体に感染し、また高濃度のウイルスが鶏舎に存在するため、容易に近隣の養鶏場にも伝播する。こうなると、流行は容易には終息しない。

 なるほど、そういうわけだったのか、と納得した次第です。

 他にもおすすめしたい内容を満載しています。たずねてみてください。

 私はおかげで鳥インフルエンザをずいぶん正しく理解できるようになりました。今度の休みには、窓を開けて公園の鳥を観察しようと考えています。


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◇                     ★彡☆★    ★彡
■【3】事故にあった!そのとき(6)
◇                  さいごに
■                     ☆彡
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                                           konkon

 一年以上たった今も、骨折した右手首はパソコンを打つだけですぐ痛くなるし、丸ごとのカボチャでも切ろうものならまだヒビく。靭帯を損傷した膝も、冷えたり走ったりするととてきめんに痛み出す。首だって相変わらずコキンコキン曲げるたびに音がする。泣きたくもなるよ、ホント。

 相手の保険会社からは「後遺症があるかどうか診察してもらってください。認定されれば後遺症の補償もしますから」といわれていた。でも、私は後遺症なしに決めた。
 後遺症と認定されると、ただでさえ狭き門のオバチャンの再就職が難しくなるっていうんだもの。
 そして、決め手になったのは友人のひと言「まだまだこれから大事故に遭わないとは限らんでしょ。もし大怪我しても、前の後遺症じゃないのかといわれて賠償が難しくなるって話だよ」
 これは大問題だ。おばあちゃんになって車社会を生き抜こうと思えば、今より危険度上昇に決まってるよ。耳も遠いし目もかすみ、反射神経だって鈍くなる。

 それに、いつまでも事故を引きずっているのも不甲斐ない。どこかが痛いと思っただけで、事故の後遺症かもしれないと病院に通うのでは、いつまでたっても気持ちが全快しない。

 アナタだって私だって、不運が重なれば加害者になってしまうかもしれない。事情聴取のあの三択を思い出そう。被害者に「厳罰に処して欲しい!」と叫ばれないように、加害者は全身全霊かけて誠意を示さなきゃならないんだよ。そのためにはお金がいる。それもハンパじゃない大金!保障・賠償額を考えたら、掛け金高いから保険は自賠責だけでいいやなんていえるはずがないのだ。車の運転は、人生を懸けての大仕事。自戒もこめて、

   ★気楽にハンドル握らない。 
      注意一秒、ケガ一生!備えあれば憂いなし。

 くれぐれも、読んでおいて助かったよなんて言わないでほしい。役に立たない社会こそ理想なのだから。             (おしまい)


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■【4】市民ライターのキモ/その真実と技術 (25)  ◇◆◇◆◇

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   ■ 文章にもいろいろあるが、やっぱりレポート文が基本 ■

                                        吐山 継彦

 ぼくが編集委員をしているボラ協発行の市民活動総合情報誌『Volo(ウォロ)』の目次を見ると、いちばん最初に「V時評」というページがある。これは、新聞でいうと社説にあたるもので、時どきの出来事や政治的な課題について、理事長、事務局長をはじめ、何人かで交代で担当することになっている。

内容については、書き手にまかされているが、ボラ協の公式見解のような性格もあるので、編集委員のメーリングリストで相談を投げかけることもある。文章量は見開き二頁分の二四〇〇〜二六〇〇字で、やや硬い論文調だ。

次に特集だが、扉を入れて十頁もあり、二人から四、五人で分担して執筆に当たる。手許にある二〇〇五年十二月号の特集は「アートとNPOの交差点」というタイトルで、二人の編集委員が執筆を担当した。五つのアート系NPOに取材しているので、担当した二人は本当に大変だったと思う。特集の場合、編集企画は、大体誰か一人がたたき台となる企画書を編集会議にかけ、みんなでアイデアを出し合い、取材先の人物や団体についてもアドバイスを受ける。

 その次は、「語り下ろし市民活動」というシリーズ企画で、「福祉や人権、教育、国際交流、環境、等々、さまざまな分野で展開されてきた市民活動(運動)の実相を、その活動を中心的に担った人びとの証言で綴る」ものである。これは、原則四頁分の原稿を三回にわたって続けるというもので、三〇〇〇〜四〇〇〇文字を三回続けるので、トータル一万字以上の分量となることもある。取材者が質問し、インタビュイーがそれに答える、というスタイルである。

 これに似たものが、「この人に」というコーナーで、ボランティアや市民活動に携わっている人たちにインタビューをして、四頁の原稿にまとめる。「語り下ろし市民活動」よりは“軽い”というと語弊があるが、気楽に読めて興味深い内容にしなければならないので、「V時評」のような論文調のものはいくらでも書けるが「『この人に』は苦手」という編集委員もいる。ほかにNPOやコーディネーションの「現場」からのレポート、エッセイ、お店紹介、書籍や映画の紹介、ニュースやトピックスなどがあり、それぞれ少しずつニュアンスの異なる文章を書かなければならない。

 市民ライターの場合、基本となるのはニュースやお店紹介などのレポート文である。どちらも現場に赴き、しっかりその場を観察し、取材して、見聞きしたことを飾らずありのまま書けばよい。重要なのは、自己主張するのではなく、淡々とあったこと、感じたことをストレートに書くことだ。

 市民活動関係者のなかには、「文章というものは、自己主張するために書くのであって、見たこと聞いたことをそのまま書くのは苦手」という人も多いような気がする。しかし、やっぱり基本は、起こった事実を、その場にいなかった人たちに「何があったのか」レポートすることではないかと思う。レポート文というのは絵画でいうとデッザンのようなものである。何回も訓練していないと、「伝える」という基礎がしっかりできていないから、何を伝えたいのか分からず、独りよがりの自己主張を押し付ける文章になる。そんなのは、ハタ迷惑なだけである。


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★                ★彡  ★彡         
☆【5】連載小説はからめ(全6話) その5  ★彡     ★彡
★                        ☆★☆★彡
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前回お読みでない方は→
      http://mmwriter.seesaa.net/article/11570692.html
                                           雅代

 「ほー、これがセイロンベンケイ草ね。はじめてみましたよ」
しっかりとした葉脈が見える葉をゆるゆると返し、めがねをずらしたり戻したりして、裏表、また裏を点検する。なんの変哲もないやや肉厚の葉だ。自分から八十六歳と言ったこの老人が、発芽を待つ数日間、日になんども手にとっては葉を眺める。老人の奥さんは、おそらく無視するだろう。もし健在ならば、だが。

きっと、息子の嫁サンという人は言うだろう。いや、言うに決まっている。おじいちゃま、知らない人にからかわれたんですよ、と。
『若い人』と言われたけれど私は、老人の歳の半分より七歳も多いのだ。息子の嫁サンも多分私くらいの年代かもしれない。それなら、そのくらいは言うにちがいない。 
 すると老人は、
 いいや、そんなことはない、たしかにそう教えてくれた。人を疑うものではない、などと私のためにムキになってくれるだろうか。よその家の茶の間の光景を想像してみる。
 私はバッグからA4の紙一枚を取りだした。
 昨夜、仲間のために大急ぎで打ち込んで、数枚プリントしてきたものだ。

「セイロンベンケイ草」(ハカラメ)
1.葉っぱをあまり乾燥しないところに放置する
2.水はとくに要らない(気になるのであれば、数日に一回、水に濡らす)
3.最初に根、つぎに芽が出てくる
4.芽が育つ
5.二センチくらいになったら、一芽ずつ葉をつけて切り分け、鉢に植える
6.条件がいいと(水・太陽・肥料)一年で五十センチも伸びる
7.冬の寒さは厳禁 十月末までには部屋の中に入れる
 
 私はプリントの空いたところに『葉から芽』、そして『MOTHER LEAF』と書き添えた。
 またも肩にもたれてアルファベットをのぞき込んでいた老人は、ははははは、と笑った。細い首ののど仏が揺れ、無防備に開いた口の中で、奥の入れ歯をはずしてしまったであろう歯の空席が目についた。それから『マ』に強勢を置いて、「マザーリーフね」と二度繰り返した。しっかりとした英語の発音だった。

 紙を受け取ると、ふところに手を差し入れて、めがねケースを出した。取り出した縁なしのめがねを掛け替えて読み直すと、紙を目の高さまで押し頂いてから、また元の蔓の黒いめがねに戻った。そうして紙を二つ折りに畳んだ手がするりと動いたと見えた瞬間、それを灰色がかった藍の着物のふところに納めてしまった。取りだしたはずのめがねケースも、既にひざの上にはなかった。

 車内放送が高槻市駅の名を繰り返し、電車は速度を落とし始めた。
 老人はひざの上で黒い巾着袋を開けて覗いている。

 私は今しがた手渡した大きめの葉二枚を、駅前でもらったティッシュペーパーの封を切って、その中に差し込んであげた。すると老人はその包みを袖口に隠し、たもとを二、三度揺すってから手を出した。
 たもととふところ、外から見えない隠し場所を持つ和服に、私は強く興味を抱いてしまった。他には何が入っているのかナー。一瞬だが、降りる間際になって今度は私が肩にもたれていって尋ねてみたい衝動に駆られた。

                           ....つづく


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◆【6】日本国憲法について考える(その3)              
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                              霊崎 信行(大阪市 北区)

前回は憲法前文について自民党憲法調査会が提出した「改正のポイント」に対して反論を書きました。次に現行憲法の第1条から順を追って学びながら改正の是非を考えて いきたいと思います。

【憲法第1条】「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は主権の在する日本国民の総意に基づく」

第1条は天皇の地位を定義した条文で「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴」とあります。 
   
象徴とは一体どのようなことをさすのでしょうか。またどのように考えたらいいのでしょうか。「子供に天皇って何?」と問われたとき私たちはどう答えればいいのでしょうか。広辞林によると象徴とは「直接的に知覚できない概念・意味・価値などを、それを連想させる具体的事物や感覚的形象によって間接的に表現することとあります。何やら分かりにくい表現ですが例えば、ハトで平和を、王冠で王位を、白で純潔を表現する類。シンボル。」といえば理解しやすいと思います。    

象徴をシンボルと読み替えてみると「天皇は日本国のシンボルかつ日本国民統合のシンボルである」となります。天皇は日本人の始祖の血筋を2600年間継承してきた存在として国民から認められ、日本人としてまとまるためのシンボルとして憲法で位置づけられている。    

それを象徴という言葉で表現しているといってよさそうです。    
また国民を主権者であると明確に宣言することにより、明治憲法(大日本帝国憲法)で採用していた天皇主権を明確に否定するとともに天皇を日本国の象徴であると宣言することにより、天皇が政治の実質的決定権を有することはないことを明確にしていると考えられます。    

参考としてイギリスの場合を紹介してみますとウェストミンスター憲章(イギリス連邦の基本法)前文では自然人(個人的存在)としての王→King、制度としての王→Crownと使い分けており、王Crownは、かつて植民地であったイギリス連邦所属国(カナダやオーストラリァ等)の自由な連合の象徴(Symbol)であり、連合諸国は、王Crownに対する共通の忠誠によって結合されていると表現しています。    

またイギリス国王はヘンリー8世が王妃キャサリンとの離婚を認めなかったローマ法王と決別し、対抗して成立したイギリス国教会の首長でもあります。日本では制度としての天皇という呼称しかなく自然人としての呼称はありません。又宗教的には氏族の始祖を神として祀る先祖崇拝的な神道の側面から見ると天皇は日本神話に登場する天照大神の子孫であり、いわば日本民族の代表的な氏神の家系であることから、日本民族をまとめる象徴と定義されたのでしょう。
    
このことは多くの王朝の変遷の歴史のあるイギリス国王に比べ日本の朝廷は1つ(万世一系)であることから民族主義的な色彩が強くなりやすい傾向があるといえるのではないでしょうか。        

今まで述べてきたことを整理すると現行憲法では天皇の地位を以下の4つに定義しているといって良いのではないでしょうか。    
(1)日本国と日本国民の象徴   
(2)政治的な権限は一切もたない    
(3),憲法に定められた国事行為だけ行う    
(4)血族により地位を継承していく(世襲制)    

今回の改正の論議の中で天皇を国の元首と規定するよう改正すべきだという意見もあるようですが、元首という意味には    
(1)一国の首長(上に立って集団や団体を支配・統率する人。
行政組織の長。   内閣総理大臣や、地方公共団体の長。)    
(2)国際法上、外部に向かって国家を代表する資格をもつ国家機関。
君主国   では君主、共和国では大統領。日本では旧憲法下の
天皇、現行憲法には規定がない。 

とあり、天皇に政治的な権力を持たせようとすることになり時代に逆行して明治憲法に戻るような流れになってしまうと考えます。従って私は現行憲法の方が今 の日本にふさわしく改正の必要はないと考えます。


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▼【7】今月のウフフフ・・・            ☆彡
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■ 赤ちゃん売り場とイヌ売り場 ■ 
                             風 
          
スーパーで通りがかりの人が「ちょっとイヌ売り場に寄るから」と連れに言ってました。
いつからこのスーパーにペット売り場ができたのかしら? と思ってひそかにあとを付けてみると、ペットフード売り場に来ました。ばかばかしいと思ったのも一瞬。そういえば私も、かつては「赤ちゃん売り場」に赤ちゃん用品を買いに行ってましたっけ。  
                               

■ 10年日記 ■
                             陸の鰯

たまにしか書いてなかった10年日記を使い終り、迷った末に、新しい10年日記2006ー2016年版を取り寄せた。立派な箱にまかれた赤帯のキャッチコピーがすばらしい。

「一生も数冊で整理できます。」
 
10年日記ってこれです → http://www.isihara-kk.co.jp/diary1005.htm


■ スカイマーク(1) ■
                             陸の鰯
                       
課長: 神戸空港が開港して、東京まで10,000円らしいぞ。規制緩和の恩恵やなぁ。
課員A:49日前に予約すると5,000円ですって! 出張には無理ですけどね。
課員B:でも、そんなに安くて大丈夫なんですか? 安全! 
課員C:もし落ちたら、それから法令違反を探して処罰するんですよ、きっと。


■ スカイマーク(2) ■
                             陸の鰯

課員A:49日前の予約って、ほんと使えないですね。
課員B:どうせ自由化するなら、航空貨物みたいに体重別の運賃に
したらいいのにね。軽い人だけが飛行機、重い人は列車か
夜行バスに乗ったら、CO2削減につながる。
課員C:そうなったら、課長は船便ですね?


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■【8】「秋田弁だば まんず おもしれー」(秋田おばこ編) ☆彡
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             ■ 『仕方ね』 ■
                                        秋田おばこ
                          
 都会から秋田に転勤してきてまだ土地の言葉に不慣れな者が最初に面食らう単語の一つにこの「仕方ね」があります。
 歩いているところへ自転車が突っ込んできて、乗っていた女性が「あれー、仕方ねー」といったそうです。
 痛い目をした当人がカンカンになってあとで私に報告しました。
「ぶつかっておいて、仕方ないは、ないだろう」と。
 違うんです。仕方ない、というのは「申し訳ない」「お気の毒に」という意味で、標準語の「どうにもならない。運命だからそうなるしかない」というニュアンスでは決してありません。
 電車に乗り遅れて、「あれ、仕方ね」といって口惜しがりますし、火事にあった人にも「仕方ねーな」といって同情しますから。
 覚えていれば、心を通わすには便利な言葉ですよ。
 

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□             ☆彡  ★彡  
■【9】投稿 ・・・詩                ☆彡   
□                ☆彡  ★彡☆彡
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                           陣内 三朗 
   『普通のことが』

普通のことが大切なこと
そのことに気づけることが
大切なこと
普通の中にある幸せ
普通の中の幸せに気づける幸せ
幸せの答えは身近な所にある
普通にある空気
普通に昇る太陽
普通のことが普通にある
ありがたさ
感謝の思いがわいてくる


  『普通はとても大切なこと』

普通のことが 普通にできる
それは とてもすごいこと
それでも やっぱりふつうのこと

普通に自然に挨拶できる
普通に自然に親切できる
普通に自然に感謝できる
これは とても幸せなこと

  結局 大切な
  普通のことが 普通にできる
  普通をひろげて
  みんなが普通になれば
  もっと住みよい町になる


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★【10】 編集後記                ★☆★
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 歯の詰め物がとれてしまいました。自宅の近くでは平日の夜に行くのは難しいだろうと思い、働き場所の近くで歯医者を探すことにしました。ネットで調べてみると事務所から利用している駅の間に複数ありましたが、自分には関係ないと思っていたからなのか、前を通っていても全く気づいていなかったことがわかりました。また、実はビジネス街では、多くが9時からで18時に終了することが多く、一方住宅地では20時まで開けているのには驚きでした。それにしても、喫茶店、理髪店、歯医者と、昼間に事務所を自由に出られる人って結構多いんですね。                (スー)
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■書く力、書く参加!『市民ライター通信』■
    編集:市民ライター通信編集委員会
    編集者:近藤鞠子   発行者:吐山継彦
URL: http://www2.ocn.ne.jp/~mmwriter/
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       E-mail: mm-writers@abelia.ocn.ne.jp

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