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市民ライター通信より
2冊の本が出版されました!





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☆★☆★
★☆★ 書く力、書く参加!
☆★
★          市民ライター通信
☆ 2005.11.20
---------------- http://www2.ocn.ne.jp/~mmwriter/ ★ 第26号★☆★
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■まいど おおきに!■

 今年は、温暖化が益々進み暖かい秋だなぁと思っていたら、急激に冷え込み少々びっくりしています。気候、鳥インフルエンザだけでなく、予想さえもしなかったことが次から次からと目まぐるしく変わる世の中ですが、だからこそ日頃から自分の考えや思いなどを、書いていきませんか。ご投稿よろしく。
 「モンゴルを語る」で、これまで知らなかったモンゴルが少し身近に感じる機会になったと思いますが、残念なから今回が最終回です。また、ちょとした息抜きとして、ショートショート「今月のお話」が前号から始まったばかりですが、タイトルが「今月のウフフフ・・・」に変わりました。

/////////////////////■□■ も く じ ■□■///////////////////

【1】論・RON・ロン
   「日本国憲法について考える」 ……………………………… 霊崎 信行
【2】地球を見つめて〜なんちゃって(26)  …………………    かざりえみこ
【3】交通事故にあった!そのとき(3)
「少年を罰したい?煮るも焼くもアナタ次第」」    ……………    Konkon
【4】脱サラ議員奮闘記 (25)  …………………………………  山根 一男
【5】連載小説「はからめ」その2  ……………………………………  雅代
【6】市民ライターのキモ/その真実と技術 (22) …………………  吐山継彦
【7】モンゴルを語る (その6)   ………………………… あじかたしんいち
【8】今月のウフフフ・・・「保育園の給食」 ……………………………    風
【9】秋田弁だば まんず おもしれー …………………………  秋田おばこ
【10】商店街を歩こう(5) 「中津商店街」 ………………………………  洲崎
【11】ポエムとポリシー 「いちばん大事なこと」 …………………   小山 良弘
【12】イベントのお知らせ  
【13】編集後記

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□                             ★彡
■【1】論・RON・ロン ☆彡
□          ◆ 日本国憲法について考える ◆      
■                           ★彡☆★
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このコーナーは、まさに個人の論を世の中に論じようという「議論の場」です。

といっても、個人的な問題を論じる場ではなく、社会的問題や時事ネタを、一市民の立場で論じようではないかというコーナーなのです。大いに論じて、あなたの考えを世に問うてください。個人の考えを発信することには意味があります。ひとりの力は小さくても“うわさが力になる”からです。あなたの論をお寄せください。反論や賛成論も歓迎です。

     ========================= 
                                   
                               霊崎 信行(大阪市 北区)

 豊かで物が溢れる一方で心の荒廃が進んでいく世相のなかで、日本人は新しい心の拠り所を模索しているように思える。
 そんな中でここ数年来活発化してきた憲法改正論議が進みNHKの世論調査でも容認が80%を上回るようになってきた。
 そして先の衆議院選挙で大勝し勢いに乗った自民党が中曽根元首相の主導で改正案をまとめ、議論のまな板に乗せて きた。
 憲法改正は国会議員の2/3の賛成を経て国民投票されると知り、私もここに至り国民の一人として学生時代に読んで以来の日本国憲法に正面から取り組んでみようという気になった。

 少々長くなるがまず現日本国憲法前文を紹介し自民党の改正の考え方(前文そのものではないが)との対比を試みたい。

【日本国憲法前文】
 日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。

  そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。

 われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。
 われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
 日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。

 私は「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」の三原則の理想を掲げたこの前文は民主主義の原則が簡潔かつ的確に表現され、非の打ち所がなく感銘を覚えた。強いて改正する点をあげれば仮名遣いを現代語にするくらいであると思う。


 それに対し自民党の改正のポイントは以下のとおりです。
(http://www.jimin.jp/jimin/jimin/2004_seisaku/kenpou/より転載)

 現憲法は、「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」を三原則として、戦後日本の平和と繁栄に大きく貢献し、我が国に定着してきました。このことは高く評価すべきであり、これらの原則は、人類普遍の価値として、今後ますます維持・発展させていく必要があります。

 そして、私たちの考える新しい憲法は、国民の誰もが自ら誇りにし、国際社会から尊敬される「品格ある国家」を目指すものです。         
 また、科学技術の進歩や少子・高齢化の進展など、新たな課題に的確に対応するとともに、人間の本質である社会性が個人の尊厳を支える「器」であることを踏まえて、家族や共同体が、「公共」の基本をなすものとして位置づけられた憲法でなくてはならないものと考えます。
 歴史、伝統、文化に根ざした我が国固有の価値(すなわち「国柄」)や、日本人が元来有してきた道徳心など健全な常識を大切にし、同時に、日本国、日本人のアイデンティティを憲法の中に見いだし、憲法を通じて、国民の中に自然と「愛国心」が芽生えてくるような、そんな新しい憲法にしなければならないと考えています。 

 
 私は特に反自民という立場ではないが上記の自民党の改正のポイントにかかれている以下の2点に違和感を覚えた。

(1)「国際社会から尊敬される品格ある国家」は選民(エリート)意識が露
   見した言葉で他国を見下したような傲慢さを感じる。あえていうなら
   「国際社会から信頼される国家」ではないだろうか?

 (2)「憲法を通じて、国民の中に自然と愛国心が芽生えてくる」には国家
   (時の為政者)が国民主権の名を借りて憲法に規定し、国民に愛国心を
   強要しようという下心が感じ取れる。
   現行憲法前文に「国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その
   権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福
   利は国民がこれを享受する。」とあるように憲法に規定しなくとも国民
   の代表たる優れた政治家がうまく国民をリードして良い国を造っていけ
   ば国民の心には国を愛する気持ちは自然に醸成されると考える。 
      
 ところで愛国心とはそもそも一体何でしょう?

 次回は愛国心について考えてみたいと思います。そしてもし許されるならば皆さんと共に憲法の第一条から順を追って勉強し、改正の論議を重ねていきたいと願っています。

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□                          ☆彡
■【2】地球を見つめて〜なんちゃって(26)    ☆彡
□                    ★彡   
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                    ◆ 冬の蚊 ◆                              
                                         かざりえみこ

 朝に台所に行くと、ガスレンジの下から蚊が飛び立ちました。追っかけましたが、叩く前に逃げられました。いつになってもすばやい敵です。
 今は11月。もう間もなく冬というのに、まだこうして蚊がいます。たしか去年も冬に蚊を見ました。テレビの裏や、煮含めておいた鍋のあたりなどで、飛んでいましたから。今年も我が家で冬越しをするつもりのようです。暖かい場所を知っているのには驚きます。「蚊の越冬」は、珍しいことではないそうです。地球温暖化のせいもあるでしょうが、家屋の暖房設備の充実が理由とか。蚊のために、寒い部屋で過ごすなんてイヤですよ。

 最近の蚊は、以前と違って一筋縄ではいかないと思いませんか?残暑が厳しかった9月の中頃のこと、自転車で走っているときに、腕に蚊がとまっているのを発見。片手で思いきり叩いて仕留めてやりましたが、もう少しで自転車ごとひっくり返るところでした。足を踏ん張って「敵」をよく見たら、なんとも小さい黒いヤツ! もしかしたらブヨ(ブユ、またはブト)かもしれませんが、つぶれているのでそれ以上の判定はできません。ヤブカ、イエカではありませんでした。

 それからがたいへん。かまれたあとが、かゆい痒い、カユーイ!!
 掻かずにクスリを塗り重ねたり、洗いなおしてアロエを擦りつけたり。夏の蚊ならそれでおさまるはずなのに、少しもかゆみが引きません。翌日になるとツベルクリン反応なら大変な陽性判定が出そうなくらい腫れてしまいました。そしてどんどん大きくなって、直径8センチの発赤。まん中に水泡ができました。どれほどかゆいか想像して下さい。

 私は小さいころからたいがいの虫には負けない体質です。それがこのていたらく!
 一体あの蚊はどんな悪いバイキンを持っていたんだ、とののしったりたたいたり。子どもだったら全身に熱を出したかも知れないくらい、腕が熱くなりました。腫れが引くのに2週間もかかりました。あれから2ヶ月たったというのに、腕に直径1センチほどの色素沈着が残っています。

 蚊もクスリに対する抵抗力ができているのかも知れません。蚊は恐ろしい伝染病のウィルスを運びます。世界には3000種あまりの蚊がいてうちの80種が病気を伝染させるそうですが、犬のフィラリアから始まってヒトならマラリア、デング熱、日本脳炎、アメリカで怖れられていて、近い将来日本にも上陸すると言われているウェストナイル熱などには用心をしないといけませんね。

 一匹の蚊は生きている間に1500匹の子孫を残すとか。
 夏でなくても、蚊と人間の知恵比べですね。  
         

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◇                       ★彡☆★     ★彡
■【3】事故にあった!そのとき(3)
◇      「少年を罰したい?煮るも焼くもアナタ次第」
■                    ☆彡
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  ★「加害者をどうしたいですか?」
   答えは三択「厳罰をのぞみます・のぞみません・お任せします」
    
                                          Konkon
   
 事故から6日目。正式に事情聴取をするからはやく出頭するようにといわれる。こっちは怪我人、要介護。
「診断書持って出頭しろ?無理に決まってんだろ」と内心毒づきながら、知人の世話になってしぶしぶ出向く。
 ドアをあけると、小さな机とイスが狭い廊下の端に並んでいて、何組かぼそぼそと取調べの真っ最中。こちらは純度100%の被害者なのに、いつの間にやら罪びと気分になっている。

 事故後一週間以内が原則らしく、加害者の事情聴取は既に終わっていたようだ。担当の警官が、質問しながら書類に書き込むのだが、形式的な確認作業という風であった。事故の原因を聞かれたので、「横断歩道を歩行中に、バイクが逆走してきてぶつかった」というと、「横断歩道の一旦停止をおこたった」と記入している。こちらとしては、「進入禁止に侵入するという違反もアイツはしたんだ!」と逆走にこだわったが、「どちらから走ってこようと、一旦停止をすれば事故は起きへんかったんやから同じや」と取り合ってくれない。
 ひとつ交通違反をしたのと二つしたのとでは違うんちゃうの?といいたいが、善良な市民は気が弱い。空気に呑まれてことばも飲み込んでしまった。

「一方通行なの知らんかったんやて。トロトロ走とったのに、進入禁止の標識がみえへんかったと謝っとったわ。うん、確かに見えにくい」
 納得するなって!トロトロ走ってきた原チャで、7メートルも人間が吹っ飛ぶ?心中穏やかではないのに、気後れして声にはならない。

「この診断書のコピーね、預かっとくから原本持って来てな。誰でもいいから」
「はい」コピーを持って行けと言ったのは夫。(これは、賢明な選択になった!)
「全治2週間かあ、よかった!素直な子やし、退学にでもなったらかわいそうやし……」と少年への優しいことばが続く。
 こんなに親身で寛容なのは、加害者と何か関係でもあるのかと疑いたくなる。
そりゃあ少年の方がオバチャンより可愛いだろうよとやっかみ半分、憂鬱なまま事情聴取は最後の質問になった。
「加害者をどうしたいですか?アナタの気持ち次第だから」心の準備なしの三択問題。
「厳罰をのぞみますか?」
「いえ、別に。そんなことは…」私も人の親である。  
「それじゃあ、のぞみません?」
「はあ、でも事故おこしたんだし…罪は罪で」
「じゃあ、普通でいいね?」
「はあ〜」絶句。もう、どうでもいいやって感じだ。
「まだ高校生で将来があるしな。じゃあ、普通っにってことで」
「お任せします」に丸がつけられ、署名、捺印を求められる。右手が利かない
ので署名はできないというと、何でもいいからと歪んだ線を書くはめになった。
こうして腑に落ちないまま、押し切られた感で事情聴取は終わった。
「なんで簡単に署名なんかしたん?アンタらしくない」と知人の一言。

 起きてしまったことだし、どうせ煮ても焼いても食えないからと、善良な被害者はそう考える。でも、情けをかけたばかりに窮地に立たされることだってあるのだ。チョットでも胡散臭さを感じたら、考えたいからと一旦返事を保留しよう。トイレに立つだけでも冷静になれる。情けをかけるか容赦なく斬るか。
善人よりも賢者であれ!人が良いだけでは渡れない。そんな実例を知ったのは、すぐあとのことだった。(詳細は次号で) 病院は帰路の途中にあるので、指定の診察日より一日早かったが、ついでに寄ることにした。                 ……つづく

       次号は「天と地の2週間と4週間」の予定です

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□【4】脱サラ議員奮闘記 (25)             ◇◆◇◆◇
■         山根 一男(岐阜県可児市議:48歳)
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                 《再チャレンジ編6》

 生まれて二度目の選挙。これが本番ともいえる選挙戦も終盤を迎えつつあった。あと一歩の手ごたえを求めて、初めての個人演説会を開くことになった。はたしてどれくらいの人が来てくれるだろうか…うまくしゃべれるだろうか…妨害するような発言は出ないだろうか…いっぱい不安がよぎる。

 会場となる公民館はまちはずれにあって歩きでは来にくいところにある。わざわざ来てもらう方に生半可な話では叱られてしまいそうだ。ことばを飾るより、心の底から話すようにしよう。

 よくある選挙風景なら、土下座して涙ながらに訴えるような場面である。しかし、市民派選挙を進めていくことを標榜している立場としては、そこまではしたくはないし、女房を人前に立たせたりすることもしたくない。

 だいたい日本の選挙はウェット過ぎる。もっとドライに政策本位にやるべきだ。…と、思ってはいるが、やはり選挙は勝たなければ意味がない。勢い日本的な選挙の要素も取り入れていかなければならないことは多々ある。

 かくして山根一男にとって初めての個人演説会が始まった。来てくれたのは三十数人。顔見知りがほとんどだ。近所の方や子どもつながりのお母さんたち、少ないといえば少ないが、最低限の人数は確保できた。

 会場は畳の間である。所属する無党派・市民派自治体議員と市民のネットワークから代表の方と、お隣の美濃加茂市ですでに市民派議員として活動している方がそれぞれ応援演説を引き受けてくださった。

 二人とも現職議員であり話が上手だ。私は決して話がうまいほうではなく、聴くほうが好きなタイプだ。議論も好きではない。それぞれの言い分を認めてしまう。客観的に見れば、およそ政治家には向いていないかもしれない。

 ただ雄弁でなければ政治家になれないということでもないと思う。私はことばよりも文書や行動で自分を表現してゆくほうが得意だ。これは千趣会の営業時代に200人からのトップセールスマンに輝いたことが裏づけになっている。

 でも、今日は個人演説会なのでとにかくしゃべった。政策的なことや市政の現状などについては、まだ多くは語れない。どうしても今までやってきた事とか、これまでに思ってきたことが多くなる。今まで人に話して来ていないようなことまで真剣に熱っぽく話した。

 畳の部屋なので座ったままお辞儀をすると、自然と土下座みたいな格好になる。とにかく来てくれた30人があと5票、回りの知り合いや親戚に頼んでもらえれば150票。それだけで当落を分けることにもなる。

 実際に、後から聞いた話だが、自治会活動で知り合ったある男性は、この時の私の話を聴いてから15軒以上電話で友だちに頼んでくれたということだ。集まった人数が多くはなかったので、かえって危機感が生まれ、真剣に動いてくれたようだ。

 今回の選挙は、スタッフが充実しているのでいろんなことができる。司令塔は東京からわざわざ来てくれたN君だ。選挙戦を二日残すという状況の下、彼から新たな秘策が授けられた。

 「本人電話作戦」だ。デンセンと呼ばれる電話作戦は、選挙におけるきわめて有効な手段である。中でも候補者本人からの電話が一番効果があるのは確かだろう。6日目の夕暮れ時や最終日の昼間、候補者は選挙カーから降りて、ひたすら電話をかけ続けるといいうものだ。

 選挙戦終盤に候補者本人からの電話となると、一様に驚きがんばってくださいと激励してくれる。ずっと忙しすぎて、親しい方の中でも一本の電話もしていない人が多かったので、これは効き目があった。

 反面、選挙カーに候補者が乗らずに走るということが、手を振ってくれる方を欺くようで、少し心苦しく思った。500回を目標としていたスポット演説(辻立ち)もあきらめなければならなくなった。

 こうしてついに選挙戦最終日、7日目土曜日の朝を迎える。最後は地元中の地元、若葉台頂上作戦を展開するという。果たしてどのような作戦なのか、信頼する司令塔N君の指示を待った…

                                次号に続く…
        山根一男ホームページ⇒ http://www.ctk.ne.jp/~yamanet/


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★                ★彡    ★彡         
☆【5】連載小説 「はからめ」(全6話) その2  ★彡     ★彡
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前回お読みでない方は→
      http://mmwriter.seesaa.net/article/8735315.html

                                           雅代

 私はこの日高槻市にある同人誌仲間の家で、二回目の校正をすることになっていた。三人の仲間のために特別なおみやげをバッグに忍ばせてきた。部屋の中で冬越しをし、ようやく出した戸外で、初夏の光に今年の成長を始めた葉を摘んできたのだ。
 ひざの上にハンカチの包みを静かに取り出した。
 折れていないか、つぶれていないか見てみないと。どれどれ。ひとりに何枚ずつ渡せるか、数えてみよう……。

 約十年前、高校で生物部に所属していた息子が、『無性生殖』のサンプルをもらってきたでぇ、と言って五センチ長さほどのやや卵形の葉を一枚私に見せてくれた。それから押しピンで板壁に貼りつけていった。むごいことを、と思いつつ難しい年頃の彼に逆らうこともないとあきらめていた数日後、少し肉厚のその葉からおびただしい根と芽が出ていた。引き出しの奥から虫眼鏡をさがして来て確かめたものだ。

 今では大きな鉢一杯に株を増やし背丈は一メートルもある。一度だけだが黄緑色で釣り鐘型の花が咲いた時は、数週間のうちに数え切れないほど写真を撮った。ワックスで固めたような指先大の花だった。いったい、何人に葉を分けてあげたことだろう。
 この間に息子は家を離れ、いまだに大学の研究室で植物に根ができるワケとかいうものを研究していると聞いた。

 私はきっと手品師か何かのような手つきをしていたに違いない。横にすわった老人が、いつか身体を乗り出して私の手元をのぞき始めた。
 そういえば、あの息子も小さいときには、よくこんな仕草でひざにすがってきたものだ。早く開けて、早く見せて、何が出てくるの、ねえお母さん、などと言いながら。

 老人はじわりと私の肩から上腕に、その体重をあずけてくる。
 私は息を飲み、手の動きを止めた。
 まずいところに座ってしまった。肩に感じる重さをどけようか、どうしようか。次にするべき動作を考えた。包みを開けようか、バッグに戻そうか、肩を振り払おうか、と。

 淀川の広い川を、電車は水面に轟音を反射させながら進む。その間、私と老人は無言で電車の響きに耳を澄ますかたちになった。
 音が変わり、電車が地上を走るのを確かめると老人は声を出した。
「何が出てくるのかなぁー」
 私はあわてて、首の骨が音を立てるほど振り向いて、まともにしかも間近にそのシミが浮いた顔を見つめてしまった。
 
 めがねの中の細い目が、垂れたまぶたの下でなおも垂れている。一向に悪びれるふうでもなく、笑みを浮かべ、ややしわがれた声でもう一度、
「なんだろうなぁー」と言った。
 早く見せてくれとせがんだ子どものように。
                                  ………つづく


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■【6】市民ライターのキモ/その真実と技術 (22)    ◇◆◇◆◇

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       ■ 書けるところからどんどん書いていく ■

                                       吐山 継彦

▼文章が書けない、という人がいる。口頭で司会をさせたり、ちょっとしたスピーチはとても上手なのだが、いざ「何か書いて」と頼むと、原稿用紙二枚ぐらいの分量でも四苦八苦して、やっぱり書けない。本人も心苦しく思うらしく、何度頼んでも、「私には文章は書けないから……」と諦めてしまう。

▼実は書けるのである。しかし、本人が書けないと思い込んでしまっている。書ける内容は持っているし、書きたい、とも考えているのだが…。その人が何気なくEメールに書いてくる活動報告などを読むと、「この人は書ける人だ」と確信が持てるし、書いてみれば絶対に書けると思うのに、本人が「書けない」と思い込んでいるから始末に悪い。こんな人は、何事もうまくやりたい、という意識が強すぎるのかも知れない。うまく書こう、うまく書こう、とすれはするほど書けなくなる。書くことについて、大げさに考えすぎるのだ。

▼書けないもう一つのタイプは、文章というものは最初のセンテンスから最後の一文まで、順番を追って書くべきだと思っている人だ。こういう人は、出だしが書けないと次へ進めないので、結局何も書けなくなる。たとえ出だしがうまく書けても、どこか途中で挫折すると、それより前へ進めなくなるのだ。

▼このような人に言いたいのは、とにかく書けるところから書く、ということだ。もし、最後の一文が決まっているなら、それから書き出せばよい。とにかく、頭に浮かんだ言葉をパソコン画面の白いキャンバスに書いていこう。すべて箇条書きでよい。

▼箇条書きで、自分が書きたいこと、書かねばならないことを書き連ねていく。そして、その箇条書きが十とか二十とかなになれば、その一つひとつに肉付けをしていこう。例えば、「60年代後半という時代の特色」について書いているなら、当然、「カウンターカルチャー」という言葉が箇条書きの一つとして出てくるだろう。

▼それを敷衍していけば、「ヒッピー文化の隆盛」とか、「大学における全共闘の台頭」とか、「ウーマンリブからフェミニズムへ」といったキーワードが出てくると思う。そこまでくればしめたもの。それぞれの項目について、自分の知っていることを書き、知らないことは調べて書けばよい。

▼そして最後に、それら文章のブロックを、編集していけばよいのである。「ヒッピー文化の隆盛」は、「ウーマンリブからフェミニズムへ」より、後に置くべきなのか先に置くべきなのか…。つまり、文章も映画と同じで、撮れる(書ける)ところ、撮って(書いて)いけるとことからどんどん先に撮って(書いて)いくのだ。そして、後からそのラッシュを見て、切ったり貼ったりの編集作業を行う。つまり、文章も映画も結局は「編集」なのだ。


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□                               ★彡
◆【7】モンゴルを語る (その6)              
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                                   あじかた しんいち

今回で最終回になるのですが、文章ぎらいの私が、よく6回も続いたな〜なんて思うこの頃です。お付き合い頂きありがとう。

モンゴル人の顔つきや体形は日本人に実によく似ています。歴史的視点にたてば日本人がモンゴル人に似ている、と言った方が正解でしょう。

モンゴルに行く度に「あなたはモンゴル人」なんて言われます。地元の人に平然と道を聞かれること幾度か・・

中国や韓国では、そんなことは無かったです。もっともペルー人に間違えられたことはあるけれど・・オレって何人?

赤ちゃんの時のお尻にできる「青アザ」ってありますよね。これは日本人とモンゴル人だけだそうです。これを「モウコはん」すなわち蒙古(モンゴル)からきている。もっとも最近ではアフリカの一部の部族にも見つかったとか・・
黒い肌でなかなか見つけられなかったそうな・・
ホントかな?
モンゴルの唄にオルティンドウ(長唄)があります。日本の追分に似ています。
こぶしのまわし具合なんか本当にそっくりです。機会があったらぜひお聴きください。
ちなみに「北国の春」という曲はモンゴルでも人気の曲で、モンゴルに旅してこの曲を歌ったあなたは、すぐに友達として迎えられます。

あの司馬遼太郎氏もモンゴルにはまってしまった一人ですが、彼の著書「草原を行く」は私のバイブルです。騎馬民族と農耕民族の鬩ぎ合いの歴史を見事に語ってくれます。
人種的類似性と風土の違いによる異質性、人も環境に即した生き物だな〜なんてつくづく思います。モンゴル草原に立ったら、なをのこと実感するでしょう。


異質なものを排除するのではなく、同化するのでもなく、異なることを認め合う。異なるからこそ面白い。そして、人として必ずある同じところを探し当てる。
異文化交流・多文化共生とかいうものの原点です。

これにて、おしまい。


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▼【8】今月のウフフフ・・・ 「保育園の給食」      ☆彡
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                                              風
           
 「せんせー、コンニャク食べないの?」

 となりに座った3歳のカンナちゃんのお箸が私のお皿に伸びて一瞬のうちに、筑前煮のこんにゃくの一切れが彼女の口へ。

 「カンナちゃんは、コンニャクだいすきなの。せんせーは、きらい?」

 勝手にとってから、きらい? はないでしょう。そこへクチャクチャご飯粒まみれのコンニャクがお口から出てきました。
「かわいいかわいいコンニャクちゃん」と節を付けて歌いながら、ひとしきりお手々でコネコネするのです。それから給食のトレーの隅にその大事なコンニャクを置くと、少しのあいだ他のおかずを食べて、またそのコンニャクを口へ。
いい笑顔です。そしてまたまた出てきたのはご飯粒まみれで、少し角の取れた「かわいいコンニャクちゃん……」

口のまわりも手もベトベト。その手で「ねえ、せんせー……」と、もたれてくれるかわいいカンナちゃん。給食はとっても幸せなひとときなのです。


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■【9】「秋田弁だば まんず おもしれー」(秋田おばこ編) ☆彡
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           ■ 嘘はバシ  ■
                            
                                      秋田おばこ

秋田弁の「バシ」は「ウソ」です。これ、ほんとうです。
 ウソを言うことを「バシ コグ」と言います。「コグ」は「こく」がなまったものですが、バシの語源はわかりません。
 ふつう、ウソをつく人に向かって「ウソつけー」と言えば、それは「あなたの言っていることはウソだから、ウソを言うな」と指摘しているのですね。
「ウソ言え」となることもあるようです。この場合、言え=言うな、です。
 秋田では「バシコゲー」は、聞きませんでした。

 「ウソ」を「つく」――→「うそつき」=「ウソをつく人」
 「ホラ」を「ふく」――→「ほらふき」=「ホラをふく人」
 「バシ」を「コグ」――→「バシコギ」=「バシをコグ人」
 「ウソ」を「コク」――→「うそこき」=「ウソをこく人」
 秋田県でも若い人たちは「ウソコク」というようになりました。

 広辞苑で「こく」を見ると(【放く】(1)体外に出す。はなつ。ひる。(2)ものを言うことを卑しめていう語。ぬかす。「嘘をこきやがれ」とありました。

 「こく」が意外にしっかりとした動詞なのに驚きました。 


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▼【10】商店街を歩こう(5) 「中津商店街」  ☆彡
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                                           洲崎

洲崎です、来月1月にピエロハーバーでお芝居に出ることが決まりました。ピエロハーバーのある中津の商店街をレポートします。今回は商店街の街角の風景を楽天広場というブログサービスを利用して見ることができます。
http://plaza.rakuten.co.jp/komariko/ キョトちゃん−よろしく−
この商店街レポートと一緒にパソコンから写真を見ていただきますと、より中津の魅力が伝わると思います。

◆日々の生活の一部
中津商店街は店舗の上の階は住居になっている昔の商店街のスタイルで、脇道に入るとすぐに路地に向かい合って小さな家が何件も続いて並び、すっかり住宅街の中に溶け込んでいます。
阪急電車の中津駅前には公園に駐輪場、集会所などが固まってある以外はマンションと飲食店、小売店が散らばる昼も夜も静かな町で、300メートルほど離れただけの御堂筋沿いに大きなビルが並ぶ地下鉄中津とは全然イメージが異なります。梅田に近く家賃も安いので人気の住宅地なのでしょう。

◆小さな商店街
中津商店街は南北にお店と住宅も混じりながら続く50件ほどの小さな商店街です。
阪急中津駅の改札から階段を降り目の前の公園を北へ抜けると中津商店街ですが、細くアーケードの入り口も3メートルほどなので端の店が閉まっていると気が付かないほど。お店の数もどうしても少ないので、周辺の住民の中では安いスーパーへ車で買い出しに行くひとも多いようです。店の少なさをカバーするためか八百屋で雑貨も置いていたりと1つのお店でいくつかの役割を兼ねていたりしますが、値段や品数はやはり大きなスーパーに軍配があがります。それでも中津商店街には買い物する人が毎日行き来し、顔馴染みのお店で世間話をしたりと近隣の住民の生活に密着しています。

私がこの冬楽しみにしているものがあります。
南から商店街に入っていくと沢山の果物のカゴをせりだして置いている丸繁青果店。夜にひどく冷え込むようになってくると店先に干し芋が並びます。その干し芋はまっ白い糖分が表面を覆っていて、焼かずに食べても粘りがあって軟らかくとってもおいしいのです。
丸繁のおじさんは、寒い時に手作りしてるからおいしくできるのだと言っていました。ビニール袋に10枚くらい入って200円で、毎晩劇団の稽古の前に買って食べるのが楽しみです。干し芋の時期の間、丸繁青果は私にとってなくてはならないお店です。

◆少し変わり始めた中津
中津商店街の店は呉服や鮨など何十年もずっと続いているお店があり、そこでで働く人の年齢も高めです。中津駅から近い南側だけですが、空いた場所にはに若い人向けのお店が入って来ています。
古着とリサイクル品の販売カフェが一つになったミトア、インターネットを使ったラジオ番組を収録している中津ナノステーション、アーティスト達が作りだしたオリジナルのCDを置いているハワイレコードが斜め向かい同士であり、中津探検の1スポットになっているようです。

これらの店や中津商店街から徒歩3分以内に芸術文化村ピエロハーバー、ライブハウスVi−code、アート発信の場アートカクテルなど狭い範囲にこれだけ自己表現の場ができています。中津deまつりなど様々な世代が交流できる機会も増え、これから阪急中津駅・中津商店街はどう変わっていくのでしょうか


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▼【11】ポエムとポリシー              ☆彡
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日常生活の身近な題材をセンチメンタルとロマンチズムとリズムを大事にしながら作ったものです。

     ◇  「いちばん大事なこと」 ◇  

                      小山良弘
    
     いちばん大事なこと
     それはがんばって
     がんばって生きること
     
     心の中は強さと優しさが大事
     できるだけ日々充実した生活を
     
     いい映画をみたら
     どきどきわくわくする感じ
     いい芝居をみたら
     うれしくなって 元気をもらう
     いい本を読んだら
     心が素直に 前向きに
     もっとポエムを
     もっとポリシーを
     
     いちばん大事なこと
     それはその時その時の
     何かを大切に
     心の中は情熱と思いやりが大事
     できるだけ年何回か旅に出る
     風景をみて 人をみて
     風を感じて 好きな歌を
     好きな言葉をつぶやきながら
     わが家に帰ってほっとして
     思い出ができる
     もっと高尚に
     もっと優雅に


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■【12】イベントのお知らせ            ☆彡     
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    ■第2回淀川アート見本市  http://www.yodogawa.info/ ■

12月11日(日)12:00〜16:30

淀川区民センターにて
 大阪市淀川区野中南2−1−5
 阪急十三駅西口 北へ7分国道沿い
 電話 06−6304−9120
入場無料 500アーツ(500円の金券です)


東淀川・淀川区・西淀川区、淀川流域、淀川支流流域に住む人びとが「つながって やろや」を合い言葉に個人や団体がもっている「アート」を一堂にあつめて見たり楽しんだり。
おもしろい催しや展示がいっぱいです。ワイワイとやるのが好きな人なら大歓迎。どうぞ覗きに来てください。

11月いっぱいは、ブースイベントでの参加者も募集しています。
詳しくはメールでお問い合わせ下さい。 info@yodogawa.info 

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    ■ ピエロハーバーからのお知らせ ■


フリーペーパー『HEY YOU!』創刊
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学生によるアート、コラム、情報発信のフリーペーパー『HEY YOU!』が11月13日に創刊され、ピエロハーバー内で配布中です。
関西学生プロデュース協会が中津芸術文化村を拠点に活動し、ついにフリーペーパーの発行にこぎつけました。
関西にある大学のサークルや個人で構成されていて、各自の活動(映像作品作り・ラジオ製作&インターネットでの放送・写真、イラストなどアート作品・イベント企画)をし、毎月第一月曜日の午後7時からピエロハーバーに集まってミーティングをしています。
ピエロハーバーでは8月に「エンド オブ サマー 映像フェスティバル」を催し各地から観客がやってきました。
配布場所はピエロハーバー内カフェ『ロメオ&ジュリエット』の入り口スクリーンの脇、参加者の大学などです。
毎月13日発行 次は12月13日(火)です。

☆11月13日生まれました☆
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ピエロハーバーにやってくるお客さんに可愛がられている猫の富ちゃんが、子猫を生みました。
富ちゃんそっくりな黒い体に白い足先の2トーンカラーです。
人に慣れている富ちゃんはお客さんに赤ちゃんを見られてもあまり気にしないようなので、子猫が好きな方そっとのぞいてみてください。

ビューティフル歩行教室
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モデル・役者のために考案されたステージSS雑貨団独自の肉体訓練法『歩行(ほこう)』を一般生徒を募り開放することにしました。
呼吸の仕方と背筋を伸ばす筋肉を使うことを意識してイライラ感、体のゆがみなどを自然に改善するビューティフル歩行です。
美しい姿勢、体力アップ、脂肪を減らし適度な筋肉をつける痩身など目標にあわせて通うペースを自分で調整できるチケット制。(50分のレッスン6回分9000円)基本的に1日に7回の時間帯で、毎週月・火・水・木・金曜日に歩行レッスン時間を設けています。

休・祝日のレッスンや、グループで出張レッスンを希望される方は講師にご相談ください。

http://www2.odn.ne.jp/sugar-town/beauty-school.html
(有)ワン・ワールド・ジャパン 中津ピエロハーバー 歩行係
 TEL/06-6451-7780


イベントの予定
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11月 20日(日)13:00〜17:00 スマイルフェスタ
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参加費600円(ワンドリンク付き、ロメオ&ジュリエット通常料金でドリンク追加・食事もできます。)
ピエロハーバーを貸し切りにして映画『プロミス』の上映、各国コーナー出展アフガニスタン・イラン・ビルマ・ベトナム難民、中国帰国者の人たちと交流したり、祖国の音楽、お菓子などを楽しめます。

『プロミス』チラシより
パレスチナ・イスラエル双方の子ども達は、それぞれまったく違う家庭環境、社会環境の中で暮らしている。ほんの20分と離れていないところに住んでいるのに、お互いのことを全く知らないのだ。
監督の呼びかけで彼らは1日を一緒にすごすことになるのだが…
(2001年ロッテルダム国際映画祭観客賞) 
特定非営利活動法人NICE(日本国際ワークキャンプセンター)難民チーム
TEL/06-6576-0189

26日(土)・27日(日)12:00〜 バザーinピエロハーバー
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カフェ『ロメオ&ジュリエット』の奥にたくさんバザー品を並べます
文庫本(宮部みゆき・池波正太郎その他)漫画(聖闘士星矢の愛蔵版入りまし
た!)洋服(コート、Tシャツ、紳士ポロシャツあり)食器セットなど掘り出
し物を探してください。バザー出品も受付中!
中津芸術文化村ピエロハーバー TEL/06-6451-7780

12月 4日・11日・18日(毎週日曜日)14:00〜17:00
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座・大阪市民劇場の稽古 稽古の様子を見学できます

来春3月18日(土)19日(日)にピエロハーバー内で公演があります。
さまざまな世代の職業もばらばらなお芝居をやってみたい、仕事や学校と両立しながら舞台上での表現を楽しみたい、というような人が集まり1つの作品を創りあげる、期間限定で誰もが楽しめる演劇スタイルの劇団『座・大阪市民劇場』です。

10日(土)19:00・11日(日)13:00と17:00
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演劇集団わくわくいたづランド8th『荒野と海のHORIZON完結編』
前売2200円・当日2500円 小学生1000円
1994年5月神戸で劇団結成以来、坂本龍馬、エヴァ・ブラウン、織田信長、明智光秀、芥川龍之介、ジョン・万次郎他、歴史上の人物をいたづら(デェフォルメ)してきました演劇集団わくわくいたづランドです。
http://itadu.desu.jp/ 演劇集団わくわくいたづランド TEL/050-3048-4895


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★【13】編集後記                     ★☆★
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 いつも「脱サラ議員奮闘記」を楽しみに読んでいる。政治は自分たちのものであり、選挙は自分たちがそれを託す人を選ぶためのものなのだから、選挙のやり方も含めてその人となりを知る必要があるだろう。
 先日の朝日新聞の「窓」で「明るい選挙推進協会」の啓発映画の一作品で、カンヌ映画祭で新人監督賞に輝いた川瀬直美さんによる「主人公は君だ!」が紹介されていた。小学校の「児童会選挙」の話であるが、ホームページから見ることができる。大人が「僕は選挙には行かないけど、この選挙は自分たちのためなんだから普通の選挙と違う」という発言をする場面がある。それに対して、子どもが「それはおかしい。この選挙は、ここに参加する人たちが自分たちの学校の代表を選ぶ選挙やけど、普通の選挙にしても、大人は社会という場の一員なんやから同じなんと違うか」と反論して、その大人がたじたにになる。
 「むつかしいから、わからへん。わかっている人に任せておこう」では、例えば、近い将来自分や家族が戦場に立っている日が来るのかもしれないのだ。
                                 (スー)
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