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市民ライターどんどん
地球を見つめて〜なんちゃって
  ……かざりえみこ
コラム ★ライターズ・バトル★
  《おれのコラムが面白い!》
新登場! テーマ・コラム
  《ライター各様書き比べ》
脱サラ議員奮闘記
 …山根一男(可児市議会議員)
関西弁だば、まんづ わがんね
  ……秋田おばこ
市民ライターのキモ
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    ……吐山継彦
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◇参加レポート「行ってきました」
◇三反農家の米作りノート
   ……平田泰史
◇わが町中津を語る
  ……霊崎(たまさき)
◇お薦めメルマガ勝手に紹介
◇お薦めのこの一本
◇ショートコラム
   この○○を誉めよ!

◇講座そのほか情報
(以下はいまなお工事中です)
◇投稿
◇編集後記
これまで発行した
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市民ライター通信より
2冊の本が出版されました!





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☆★☆★
★☆★ 書く力、書く参加!
☆★
★          市民ライター通信
☆ 2006.7.20
---------------- http://www2.ocn.ne.jp/~mmwriter/ ★ 第34号★☆★
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■まいど おおきに!■

今号にご投稿いただいたのは、ご自分がかつて心の病になられた中川さんからです。これまでのご自分のことを書かれるのは、つらかったことも多く思いだ
されのではないかと思いますが、ご投稿くださった勇気に大きな拍手を送りた
いと思います。


/////////////////////■□■ も く じ ■□■///////////////////

【1】市民ライターどんどん(27)
       天山文化交流協会 …………………………………  柿崎浩子
【2】論・RON・ロン 「逃走権」について ………………………  背黒晃一
【3】地球を見つめて〜なんちゃって(34) ……………………  かざりえみこ
【4】オバチャマは市民ライター (4)
     ヒトを表すことば「器 うつわ」…………………………… オバチャマ
【5】日本国憲法について考える(その4)……………………  霊崎 信行
【6】投稿 「心ここにあり」第一回 ……………………………… 中川 忠
【7】今月のウフフフ・・・  ……………………………………………… 風
               ……………………………………………  アラシ
【8】秋田弁だば まんず おもしれー 
    まんず便利な 『まんず まんず』 ……………………  秋田おばこ
【9】投稿  詩   ………………………………………………  陣内三朗
【10】イベント情報 
   1) 「アジアハウス夏季交流セミナー2006」の案内 
   2) 「市民社会フォーラム」からの案内           
【11】編集後記

                        
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■【1】市民ライターどんどん(27)   ★彡☆彡
□                                          ☆彡
■            天山文化交流協会 柿崎浩子    ★彡
□                  
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                       

    ■シルクロードの民「ウイグル人」と友情を育てています■

中国の西の果て、新疆ウイグル自治区には、万年雪をいただく高峰が幾重にも連なる三つの大山脈が走っています。北はロシア、モンゴルとの国境をなすアルタイ山脈、中央には天山山脈、そして、広大無辺のタクラマカン沙漠を越えたはるか南にはチベットとの境界をなす崑崙(コンロン)山脈です。

 夏は、所によっては摂氏40度を越える酷暑、冬はマイナス20度を越える酷寒、年間降雨量が極めて少なく、草木も生えない土地の多い、自然環境のきわめて厳しい世界です。
 そして、ここには長安(現在の西安)とローマを結ぶ、天山北路、天山南路、西域南路の3筋のシルクロードが拓かれていました。ウルムチ、トルファン、クチャ、カシュガル、ホータンなどのオアシス都市は古来からシルクロードの要衝都市でした。

 自治区には最も人口の多いウイグル族のほかにカザフ族、キルギス族、モンゴル族、タジク族、タタール族、回族、漢族など多数の民族が暮らしています。
 区都ウルムチは高層ビルの並ぶ大都会で、漢族も多い多民族都市ですが、地方のオアシス都市へ行くと90パーセント以上がウイグル族で、ポプラ並木路をロバ車が行き交い、女性の鮮やかな色彩の民族衣装、男性のイスラム帽子、漂うシシカバブの香り・・・もうここは中国というより中央アジアのたたずまいです。
 ウルムチをはじめこうしたオアシス都市からたくさんのウイグル人留学生が日本に来ています。大学院を出て日本で就職した人たちもいます。

 天山文化交流協会は、シルクロードが大好きな日本人と日本在住ウイグル人との文化交流を進める会です。ウイグル人は音楽性豊かな民族で、特にダンスが大好きで、たいていの留学生がダンス用の民族衣装を持って来ています。
 昨年6月には京都でかなり大きなウイグル音楽祭を開催しました。ラワップという弦楽器の演奏、歌、ダンスで素晴らしい舞台を作ることができ、観客に大きな感動を与えました。「ウイグル料理を楽しむ会」や忘年会、トルコ系民族の春祭り「ノルーズ祭り」を毎年やっていますが、必ず音楽とダンスが始まります。日本人も見よう見まねで踊ります。
 日本ではファストフードが氾濫していますが、ウイグル人はスローフード生活を守っています。麺も、パスタも手作りしてくれます。おいしいですよ!
 日本人の若者が海外へ留学して、日本の伝統芸能や料理を外国の人に披露できる人が何人いるでしょうか。ウイグル人は民族の伝統文化を非常に大切にしています。

 天山文化交流協会はまた、「天山友情奨学金」を募って、新疆ウイグル自治区内の貧しい農村部の子どもたちへの教育支援をおこなっています。毎年8月に、この奨学金贈呈を兼ねた「シルクロードの旅」を企画しています。貧しくても、学校が大好き、勉強が大好きの子どもたちの、底抜けに明るい笑顔に出会えるのが楽しみです。日本在住のウイグル人が添乗してくれるので、現地の人々との交流もいっぱいの魅力的なツアーです。

当会のホームページをご覧下さい。「天山文化交流協会」で検索できます。
<http://web.kyoto-inet.or.jp/smorita/index.html>


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□                          ★彡
■【2】 論・RON・ロン ☆彡
□            ◆ 「逃走権」について ◆      
■                                    ★彡☆★
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                                          背黒晃一
            
 自衛権は自然権と言われている。つまり、誰か、もしくはどこかの国が攻撃してきたら、自衛のために戦うのは当然の権利である、という意味だ。自衛のためと称して、先制攻撃するというのは、自衛権を逸脱した行為であり、アフガニスタンやイラクにおけるアメリカの軍事行動はとうてい承認できない。

 ところで、ここまで読んできたあなたは、自衛権というと、暴力もしくは武力をもって闘(戦)う、という意味に解釈しておられるのではないかと思う。つまり、自衛権=反撃権というイメージなのだ。

 しかし、よく考えてみると、個人の場合、ナイフを持った暴漢が突然、襲いかかって来たとき、もしあなたが賢明な人間なら、素手またはそこらに落ちている棒でも拾って立ち向かうより、脱兎のごとくその場から逃げ去るのではないだろうか。よっぽど腕に自信のある武術の達人でもないかぎり、普通の人間(市民)なら、暴漢を相手にするより、とにかくその危険から逃げ出すことを選ぶだろう。そして、そのことを誰も責めはしないし、もし反対に立ち向かって行って大怪我でもしたら、その蛮勇は批判の対象になる。

 「ええかっこして全治3か月の重傷やて。奥さんも子どももいるのにアホやなあ」

 つまり、自衛権には反撃権と逃走権がある、というのが『誇りを持って戦争から逃げろ!』(ちくま新書)という本の著者、中山治氏の主張である。これは本当に「目からウロコ」ものの気づきだった。

 中山氏はまた、これからの日本(人)の生きる道は「武装中立」以外に考えられないという。旧社会党の「非武装中立」論は、最近ではおくびに出してさえ、「あまい!」攻撃を連発される破目に陥るていたらくである。しかし、「武装中立」というのもまた意表をつく。スイスやスゥエーデンと同じ軍隊を持った永世中立国が極東の一角に誕生したら、どういうことが起こるのだろう?

 中山氏によると、いちばん危ないのは憲法九条を変えてアメリカとの同盟関係を一層強化するという、今まさに日本が選択しようとしている方向性なのだという。否応なく、日本はアメリカの戦争に巻き込まれることになるだろう。軍産複合体があの国のメインストリームであり続けるかぎり、戦争は繰り返し起こされる。

 さて、国家の場合、自衛権の一つである逃走権を行使することができるのだろうか。国家は逃げ出すことができなくても、兵士や市民はサボタージュという方法で戦争に加担しないという選択が可能である。そしてそれがいちばん、国家権力にとってダメージの大きい方法である。当然の権利である逃走権を行使し、「誇りを持って戦争から逃げろ!」と中山治氏は叫ぶのである。


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□                          ☆彡
■【3】 地球を見つめて〜なんちゃって(34)    ☆彡
□                        ★彡   
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
         ◆ さむーいはなし 真夏の枯れ野 ◆
                              
                                         かざりえみこ
 私のふだんの移動手段は自転車です。
6月初めごろ、自転車に乗っていて得体の知れない不快な匂いを感じました。通い慣れている細道だったので、自転車を降りてあたりを眺めました。数分もしないうちに、目の前のJR線路の内側に生えていた夏草が異臭の発生源とわかりました。
5月には勢いよく伸びるヨモギの背丈に見とれて通ったところですが、それが見るからに元気がなく、立ち枯れ状態で腐敗した臭いを放っていたのです。たしか去年もこのあたりでこんな情景を目にしましたが、これほど広い面積ではありませんでした。どんなに熱湯をかけてもここまで萎れることはないはずです。私は「除草剤」と判断しました。ちょっと間違えば人を殺すこともできる薬品です。私はその方面の知識がないことをとても悔しく思いました。

 あれから一ヶ月して久しぶりに例の細道を通りました。向こう側の線路沿いは丈高い夏草が風にそよいでいました。こちら側にはかつては勢いよく繁っていたヨモギやセイタカアワダチソウ、ハルジオンなどの茎だけがまるで冬野のように続いています。いいえ、冬の野なら、自然な枯れ草色ですが、そこに立つのは真っ黒な細い棒ばかり。曲がったり折れたりしながら。
 自転車を走らせながら見つけた他の除草剤散布あとでは、取り除いた草あとに、そろそろと季節違いな新芽が伸び始めていますが、ここはいまだに草一本生えていません。

 最近は除草剤が以前より格段に安全になったとはいうものの、扱いには十分の注意が必要であることは常識です。「手袋や防毒マスクをして作業をする」と農家の人に聞きました。できれば使いたくないけれど、とも言いました。除草剤と聞くだけで、何年たってもベトナム戦争で使われた枯れ葉剤を連想します。

 あんな所にいったい誰が撒くのでしょう。ホームセンターに行けば、身分証明なしで売ってくれるものもあるとか。悪意であれ、善意であれ、後片付けの形跡もなく、かすかにまだ異臭が漂う所で暮らす人びとへの健康に害がないものでしょうか? 地中深く染みこむ雨水はどこに行くのでしょう。
 汗をかきかき、寒々しい光景を見て、私はどこに向かってに何を言えばいいか考えあぐねているのです。


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☆                     ★彡   ★彡
★【4】オバチャマは市民ライター (4)     
☆                         ☆★☆★彡  
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        ■ ヒトを表すことば「器 うつわ」 ■                    
                                          オバチャマ

よく、あのヒトは器が大きいとか、アイツは器が小さいとかいうでしょ。器が大きいってのは褒め言葉で、小さいのあんまりいい意味では使われないみたいだけど、じゃあ器は大きけりゃいいのかって言えば、そうともいえない。オバチャマはね、大きさだけじゃなくて形の概念とかプラスしてはどうかしらって思うの。
例えば、
市民1:日本のKって器は大きいかもしれないけど、形はいびつだよね。
市民2:いびつっていうより、器が軽すぎるよ。
市民3:あっちのKよりマシです。あっちは器は大きくても、はっきり穴があいてますから。
市民1:うんうん、当たってる。あのBはどう?器は大きいんじゃない?父親ゆずりで。
市民2:ダメダメ、確かに器は大きい。でも、あちこち尖っているし浅いからね。
市民1:じゃあAは?器はそれほど大きくないかもしれないけど、丸くて整ってるよ。
市民3:丸いのは人間としてはいいけど、器がちょっと角張っている方が、政治家にはいいんじゃないでしょうかねえ。
市民2:その点、Fは器は小さめかもしれないけど、でも、深いし……
市民1:ええっ、大きいとも小さいとも言えそうだし、四角か丸か三角かわかんないよ、あのひと。
市民3:タヌキってことですね。それなら政治家にぴったりじゃありませんか。
市民1、市民2:なるほど……。

大きさにプラスして言うと、イメージがかなりはっきりしてくるでしょ。それに、器の大きさだけで言われるよりは、的確な表現ができてひとを傷つけない。
オバチャマ? 器は小さい、でも輝いている。ひび割れは入ってるけど。
まあ、大きさだけが勝負じゃないってことよね。
KとかBとかというのは実在の人物ではありません。念のため。

                    
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◆【5】日本国憲法について考える(その4)              
□                       ★彡☆★  ☆彡
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                                霊崎 信行(大阪市 北区)
                               
 前回は第一章「天皇」(1条〜8条)の1条「天皇の地位・国民主権」の象徴天皇について触れ、天皇を国家元首にという一部の改正論に対し国民主権という立場から明治憲法に逆戻りすることから改正すべきでないという意見を述べさせてもらいました。
 今回は第二章「戦争放棄」について私見を述べさせていただきたいと思います。

第九条【戦争放棄、軍備及び交戦権の否認】
1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の
   発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決す
   る手段としては、永久にこれを放棄する。
2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
   国の交戦権は、これを認めない。

日本国憲法が公布された当初は2項にうたわれたとおり軍備をもたなかったことから、今日自衛隊は違憲であるという立場をとる共産党の当時議長であった野坂参三氏が「軍備を持たずして国が守れるのか」と国会で与党を追及したほど理想に近い状態でスタートしましたが、その後東西冷戦のなかアメリカの方針転換もあり、専守防衛の名のもと警察予備隊として発足し、現在の自衛隊という実質的な軍事力の保有に至っています。
 このため自衛隊が実質的な軍事力の保有であるがゆえに2項との矛盾が絶えず指摘され、憲法の理想と現実のギャップの狭間で多くの論議を呼んでいます。

 以来今日まで自衛隊を追認し矛盾をなくしたい現実重視の9条改憲派と理想憲法の改悪だとする護憲派の議論が延々と続いています。困ったことはマスコミを通じてわれわれが見聞きする改憲派と護憲派の論争が感情的な相手の批判に終始し互いに一歩も譲らず、一向に議論が深まらないことです。
 お互いの立場から一歩も歩み寄ろうとしない進展のない議論は聞いている側の国民にとってはストレスがたまるばかりで辟易します。

 先日ある会合で年配の婦人が“子供を戦争に取られてもいいでしょうか”と主張されているのを聞きました。
 その方は戦時中教師をされていて教え子たちを連れて学童疎開されたそうです。その経験から戦争の悲惨さを次の世代に伝えたいと思い反戦運動(憲法9条を守る活動)を続けられています。
 お話を聞いていて私は「戦争は誰もしたくない。誰も自分の子供を戦地へ送りたいと思う人はいない。」その御婦人の意見には誰も反論できないと思いました。戦争より平和がいいにきまっている。そのことには異論はないけれど世界のあちこちで戦争が起こっている現状はどうするんだ。護憲派の人達は現状をどう理想へ近づけていくのか具体的な方法、手順を示しているのか聞きたくなりました。
 そこで会合が終わってからその御婦人を訪ねて次のような質問をしました。


1.民主化の進んでいない独裁者が支配している国が国際法を無視して暴走
  し攻撃してきた場合(現実に日本は北朝鮮のミサイルの脅威にさらされ
  ています)日本はどのように対応するのか。
2.軍備を持たないとすれば現在の自衛隊はどうするのか。
3.護憲派の方たちも一歩踏み出して現実をどのように改善していくか方途
  を示す必要があるのではないか。

御婦人はそれに対する答えは持っておられず、そういうことはいままであまり考えたことがなかったといわれ、これから勉強していくと謙虚に答えられました。

以上のことから私は以下の3点を盛り込んだ内容で9条の改正はしたほうがよいと考えます。

1.戦争放棄及び軍備を持たないという理念は今後も積極的に追求しつづけ到達目標としてかかげる。
2.現実の国際情勢にあわせ、自衛隊は防衛に特化した軍隊として認知する。
3.世界平和、世界各国の軍縮に積極的に貢献する。

 未熟な私見ではありますが大事なことなので問題提起させて頂き広く読者の皆さんのご意見をお伺いしたいと考えます。 


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★                   ☆彡        ★彡         
☆【6】投稿  「心ここにあり」第一回     ☆彡       ★彡
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                                          中川 忠

 私は15歳より統合失調症にかかり、二十代の頃は精神の地獄を見て、三十歳の年に精神病院に入院し、それから徐々に回復の段階に入り、46歳になる現在はかなり通常の人の精神に似通ったものになるまでになった者です。

 ほぼ三十年にわたる苦闘から私の得たものを一つ一つ書いて行きたいと考えます。

 統合失調症になる人の共通の傾向は、単なる推論を現実だと断定してしまうことです。

 たとえば会社である人とすれ違った時に、その人が少し冷たい顔をして自分を見たとします。

 私の場合、何の理由もないのにその人が自分のことを嫌っていると断定してしまいました。推論であったのはほんのわずかの間で、あっという間に断定してしまって何日も苦しみます。

 それは生活のあらゆる場面で適用される思考方法となり、私は瞬く間に生きることが困難になりました。

 自分で自分を追い詰めるこの思考方法がある限り、病気が軽くなることはありません。

 私は30代半ば頃にこの事実に気がつき、それからは『はっきり目に現われた現実だけを見る』という言葉をモットーに生きることに決めました。するとだんだんと生きるのが楽になってきたのです。

 誰かが自分のことを嫌っていると思ったとしても、その人が直接自分に向かって「嫌い」だと表明しない限りそれは現実ではないと考えるようにしたのです。

 もし「嫌い」だと誰かが自分に表明したならば、その時に初めて考えればいい。何も先回りして人の気持ちなど考える必要はないのだ。自分はそこまで暇じゃないと。

 そして「嫌い」だと表明した人を自分も嫌いだったら、決して恐れずに「嫌い」だと表明すればいい。

 かなり辛口の考え方ですが、私のように何かとくよくよ気にする人間は、それくらいの割り切りがなければこの汚れた世の中に適応することは出来ないのです。   
                                        (つづく)
                                
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□                         ☆彡
▼【7】今月のウフフフ・・・               ☆彡
□                       ☆彡       ★彡
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 ■ かわいいホステス ■ 
                                              風

絵本を読みに行った保育園のクラスで、かわいいみんなと一緒にお昼の給食をいただくことになりました。

「お手々をぱっちん、いただきま〜す」と少し遅れて私もごあいさつをしたら、そばに座った5才の女の子が、
「おいしくもない、つまらんおかずやけどね、まあ、どうぞ」
と返事をしてくれました。

あとで、厨房の職員に報告? をしたら、
「なぬーっ……」と絶叫していました。   



 ■ 流行にブレーキかける方法 ■
                                           アラシ

街を行く若い女性たちのボディー露出ファッションは、暑くなるほどにエスカレートしているようです。

満員電車では、どこに視線をおけばいいか迷うこともしばしば。
あの流行をストップさせる方法はないものかと、おばちゃまたちが話しているのを聞いた若い男性がポツリ。

「全部のおばちゃんたちが真似しだしたら、数日で終わるね」  


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■【8】「秋田弁だば まんず おもしれー」(秋田おばこ編) ☆彡
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            ■  「のぎなー」  ■

                                         秋田おばこ 
カンカン照りの下を、汗を滴らせながら歩くときの挨拶は、
「のぎなー」
「のぎしてえがったなー」
意味は、「暑いね」「暑くてよかったね」です。

「のぎ」は「ぬくい」の転訛です。
農村の人にとっては、涼しい夏はたいへんなこと。

宮沢賢治は岩手の人ですが、「……寒さの夏はおろおろ歩き……」というのが東北に住む人にとって今も変わらぬ気持ちでしょう。

「のぎなー、ええ穂が出るべ」と言い交わして野良道を行く人の姿を思い出します。

暑さを祝福し合うのは、コメ作りにいのちをかけているからです。
どんなに機械化されても、減反が推進されても、暑い夏はありがたいのです。


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□                ☆彡     ☆彡
■【9】投稿 ・・・詩                 
□                    ☆彡★彡
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                              陣内 三朗 
     ◆  受けとめて ◆

     
   涙で前が見えなくて
   泣きながら、自転車をこいでいた
   あの頃 今も思いだします
   誰でもつらいことってあるものです
   逃げ出したくなることってあるものです
   でも、やっぱり、
   自分で受けとめるしかないのです
   自分でしっかり受けとめて、感じきって、
   そうしていると
   いつかそのつらさが
   人としての生きる力へと変化していくのです
   自分の人生ですから、
   自分が逃げ出すことはできないのです
   自分の足で 一歩 一歩
     
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□                  ☆彡     
■【10】イベントのお知らせ         ☆  
□                       ★彡★彡 ☆彡
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今回は2つのお知らせがあります。1つずつの案内が少々長いかもしれませんが、最後までご覧ください。

【1】 「アジアハウス夏季交流セミナー2006」の案内 
【2】 「市民社会フォーラム」からの案内


【1】 「アジアハウス夏季交流セミナー2006」

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   今年は日本海に近い福井県若狭町で開催!

アジア体験てんこもり…アジア留学生、日本の学生との
多文化交流合宿

  アジアハウス夏季交流セミナー2006 参加ご案内
 
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主催:NPO法人ヒューマン・ビジョンの会  
   神戸市中央区浜辺通4-1-23 ベンチャービル420 
   Tel :078-271-4666
共催:住民投票☆市民力

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▼会期:2004年8月12日(土)〜14日(月) (2泊3日)

★参加対象者:
 アジア各国からの留学生および、
 日本に生活する学生・青年で
 アジアの環境、平和、多文化交流に関心のある方

★「多文化交流」「環境」「私の研究分野」などについて
 短いスピーチができるよう、準備のうえ参加ください。

★募集人員:学生・留学生計30名程度
       (運営スタッフを含む宿泊定員45名)

★参加費:日本の小・中・高・大学生4,000円
       (※留学生とその家族は3,000円)
               一般10,000円

 ※いずれも2泊3日の宿泊、食事、
  現地までの往復交通費を含む

 ※会期中の食事は各留学生の食習慣・宗教に
  対応して調理します

★会場:かみなか農楽舎 福井県三方上中郡末野
(若狭町農村総合公園内)
http://www.nouson-kaminaka.com/index.html

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▼お楽しみプログラム

★大森和良さん(「泊の歴史を知る会」主宰) 
 お話とライブ〜「海は人をつなぐ母の如し」

☆参加留学生、日本の学生のスピーチ
 「多文化交流」「環境」「私の研究分野」などについて(1人3分程度)

★自然環境を考えるフィールドワーク
 指導:森本 規子さん
(元ドイツフライブルク市エコステーションスタッフ)

☆日本人シェフによる日本料理賞味、

★参加者交流会にて民族料理・民族舞踊・
 ゆかた着付け体験など

☆往路は琵琶湖西岸を経由、
 風光明媚なドライブが楽しめます。

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▼スケジュール(註・変更することもあります)

<12日・土>

08時 三宮集合 バスで出発
09時 西大津駅集合
12時頃 会場着
午後 セミナー(大森さん)
夜   日本料理の夕食

<13日・日>
午前 フィールドワーク
午後 観光(自由行動)
夕方 民族料理の調理
夜  民族料理の夕食
現地の若者も参加し、交流パーティー

<14日・月>
午前 ディスカッション
午後 泊の漁村訪問
夕刻 帰着・解散

===========参加申込書・ここから===================

☆★参加希望者は以下必要事項を記入のうえ、
kono6789@yahoo.co.jp
まで、メールでお送りください
受付処理後、確認のメールを返信します。
※1週間たっても確認メールが届かない場合、
ご一報ください。

☆★締切り:8月5日
(締切り後の取り消しは手数料がかかる場合があります)

▼申込・問合せ先:アジアハウス事務局 村岡
kono6789@yahoo.co.jp
Fax:06-6429-6521
Tel:090-8651-5742

<以下に記入し、返信ください>

●性別:

●氏名(ふりがな):

●出身国(留学生のみ):

●学校名、研究分野
(所属団体名or勤務先名等):

●現住所:

●連絡の取れるTel:

●趣味特技(参加者交流会で紹介できる内容):

●集合地(乗車地)
 
1.三宮駅東南、中央区役所南側
  (神戸・大阪方面の参加者) 
  ★8時集合

2.JR湖西線西大津駅前(京都方面の参加者)
  ★9時集合



【2】市民社会フォーラム
 
以下、転送転載歓迎!
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 市民社会フォーラムが宣伝協力する企画をご案内いたします。

◆Marines Go Home-辺野古・梅香里・矢臼別神戸上映会 
 7月29日(土) 神戸学生青年センターホール
◆東北アジアの平和を考える講演会
 7月30日(日) 神戸市勤労会館308号室
 講師  李鍾元(リージョンウォン)さん(立教大学教授)
◆平和への祈り〜そして、希望へ
 8月3日(木)〜8月6日(日) 神戸市立王子市民ギャラリー

各企画の詳細は下記。
また市民社会フォーラムHPも参照。
http://homepage3.nifty.com/civilsocietyforum/

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市民社会フォーラム協賛企画のご案内
Marines Go Home-辺野古・梅香里・矢臼別神戸上映会 

■開催日 7月29日(土)
■場 所 神戸学生青年センターホール(阪急六甲駅から徒歩2分)
      TEL 078-851-2760
■時 間  ☆昼の部 14:00〜16:15  ★夜の部 18:30〜20:45
■映画鑑賞券 一般1000円 中高生・障がい者800円

◇◆ゲストトークセッション◆◇
時間:16:45〜18:00 
トーク参加費:500円(茶菓代込)  
ゲスト:藤本幸久さん(監督) 影山あさ子さん(ナレーター)

映画の詳細(公式サイト)
http://www.hayaokidori.squares.net/marines_go_home/

主催:神戸YWCA平和・基盤委員会 TEL:078-231-6201
共催:神戸学生青年センター TEL:078-851-2760
参加協力団体 
市民社会フォーラム、神戸再生フォーラム、
KOBEを創りかえるわかものネット、神戸大学震災救援隊、
神戸ラブ&ピース、被災地NGO恊働センター

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市民社会フォーラム協賛企画のご案内
東北アジアの平和を考える講演会

日時  7月30日(日) 13:30〜16:30
場所  神戸市勤労会館 308号室
     (JR三宮東南歩3分ダイエー東南)
講師  李鍾元(リージョンウォン)さん(立教大学教授)
テーマ 「東北アジアの平和と日朝関係」
参加費 1000円

 現在、朝鮮民主主義人民共和国のミサイル発射実験をめぐり、日本政府は制裁を打ち出し、緊張を煽っています。
 今回の実験は、東北アジアの緊張を激化させる挑発行為であり到底認められません。しかし事の発端は、昨年9月19日に6ヶ国(日・米・露・中・韓・朝)が合意した共同声明の内容をアメリカが実施せず、金融制裁を行ったことにあります。

金融制裁の解除や6ヶ国協議の再開、共同声明で確認された朝鮮半島の非核化と日朝・米朝の国交正常化の早期実現をはかってこそ、東北アジアの平和をつくれます。
日本も協力して、在日米軍が数千発のミサイルを北朝鮮や中国に向けている事実も忘れてはなりません。

 今回講演していただく李鍾元さんは、アメリカの東アジア政策を専門とする国際政治学者です。韓国出身で、韓国の大統領諮問政策企画委員もつとめ、マスメディアにも良く紹介される方です。朝日新聞や毎日新聞で「6者協議の声明に立ち返れ」

(「朝日」7/6 )と論評され、東北アジアの平和を願う人々に希望を与えています「いまの事態をどう考えたら良いのか?」「東北アジアの平和をつくるにはどうしたらいいのか?」そういう疑問を解決するためにぜひ講演会に参加してください。
専門家としての立場から東北アジアの平和を作りだしていくための視点と市民が取り組むべき課題について講演していただきます。

 なお、この企画は9月17日に神戸元町のメリケンパークで開催される「東北アジアに平和を!ピースフェスティバル」のプレ企画として開催されます。

主催 対話で平和を!日朝関係を考える神戸ネットワーク
お問い合わせ先 高橋TEL090−3652−8652dfadl300@kcc.zaq.ne.jp

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市民社会フォーラム協賛企画のご案内

こころを傾け、聴き、感じ、想像し、いのちに添う・・・
平和への祈り〜そして、希望へ
                
■日程 06年8月3日(木)〜8月6日(日) 4日間
     10:00〜18:00(ただし、最終日は17:30閉館)
■会場 神戸市立王子市民ギャラリー TEL078(882)2028
    (神戸市灘区王子町3−1−2 阪急王子公園駅歩5分 JR灘駅歩7分) 
■入場無料 

《内容》  
☆美術作品の展示 4日間常設
岡部昌生作品: 
 広島・宇品港の旧国鉄引込み線プラットホームにおける「被爆石」のフロッタージュ(擦りとりの技法)作品  
 最終日6日(日) 岡部昌生さんのお話を「ホピの予言2004年版」上映後に予定。

☆映画上映 
8/4(金)10:30〜12:25 
 「アレクセイと泉」 監督・本橋成一 2002年 104分 
8/5(土)10:20〜12:25 
 「六ヶ所村ラプソディ」 監督・鎌仲ひとみ 2006年120分
  上映に続いて鎌仲監督のお話を予定しています。
8/6(日)10:20〜12:10
 「ホピの予言2004年版」 ランド・アンド・ライフ制作100分

☆音楽 
8/3(木)15:30〜16:30
 岡部光行さん アイリッシュハープ演奏
8/4(金)15:30〜16:30 
 福井 幹さん 横笛、カリンバ演奏
 5日午後のタッピングタッチのワークショップでも伴奏して下さいます。
8/6(日)15:50〜17:00 (クロージングセレモニーの中で)
 Yoshie(えびはらよしえ) 歌とおはなし

☆舞踏  
8/3(木)10:30〜 オープニングセレモニー 
 ナオコ・ルクミニーさん 南インド古典舞踊(バラタ・ナティヤム)舞踊
8/6(日)15:50〜17:00 (クロージングセレモニーの中で)
 Minalu 即興・創作舞踊
   
☆ワークショップ  (サロンにて)     
 花のいのちを聴く ー花いちりん・ポストカードに描くー

8/3(木)・4(金)1:30〜2:30
 /6(日)2:00〜3:00       材料費実費 100円
  講師:立岡佐智央さん(「花いちりん描く会」主宰)
                  
☆ピースメーキング(平和を創る) 
 映像鑑賞とお話 & タッピングタッチ
8/5(土) 
・映像とお話 14:30〜16:00
 「PEACEを語るドキュメンタリー〜戦争・平和憲法・未来〜(仮称)」上映
 制作者・中川一郎さんのお話
・タッピングタッチとワークショップ 16:00〜17:00(サロンにて)
  −こころとからだの元気付けの技法ー
講師:中川一郎(タッピングタッチ考案者 ホリスティック心理教育研究所主宰)
 ファシリテーター : 梅井尚子 (カウンセラー)
 音楽伴奏 : 福井幹

☆賛同人・ボランティアスタッフ・協力団体を募っています。

賛同金のお振込み先
郵便振替口座 00130−3−651466 ランド・アンド・ライフ

主催 「平和への祈り〜そして、希望へ」を開く会
共催 ランド・アンド・ライフ
参加協力団体
神戸再生フォーラム、KOBEを創りかえるわかものネット、市民社会フォーラム、JJプロジェクト・庶民の風・ホリスティック心理教育研究所・ラミ中学校分校・MOMO

お問い合わせ先 ランド・アンド・ライフ
〒657−0817 神戸市灘区上野通1−2−35−312   
T/F 078・881・8163 landandlife@r6.dion.ne.jp


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★【11】 編集後記                     ★☆★
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 今号は、お知らせなどでかなり長くなりました。私たちの考えのベースになるのは、普段読む物や人の話を聞くことによります。好きだからと同じ人の本を読んだり、自分の考えに合うようなイベントばかりを選ぶのではなく、新たな挑戦もしてみましょう。
でも、ついつい居心地がいいので、同質のものを選んでしまうんですよね。
                                           (スー)
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    編集:市民ライター通信編集委員会
    編集者:近藤鞠子   発行者:吐山継彦
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