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☆ オバチャマは市民ライター
                                   オバチャマ
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☆  (25) 受付にもロビーにも花がいっぱい。シアワセ〜?!
                     
 
                               2008年7月20日

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オバチャマの近くの生涯学習センターには、いつも大小3つも4つもの花瓶が机の上や棚の上に所狭しと置かれ、たくさんの季節の花が溢れんばかりに挿してある。美しさを誇っていても、花の命は短いもの。冷暖房の影響もあって花はすぐに萎れ、葉っぱも枯れたり腐ったり。職員の女性が、花の水を替え丈を切り詰め、傷んだ花を取り、机の上の花びらや花粉を掃除したりと世話に余念が無い。「お花の世話も大変ですね」と声をかけると、そのひとは眉間に皺を寄せ、こう呟いた。「そうなんです。困ってるんです」

アルバイトできているおばさんが花好きで、ひろ〜い庭で育てた花が満開になると、山ほど抱えて持ってくる。上司は、何でか知らんけどおべんちゃらをいうから、本人はいい気なもんで後から後から運んでくる。冗談じゃ無いわ。ここに飾るなら1輪差しくらいがいいのよ。机の上にはパソコンに書類、案内チラシや申請書と、とにかく書類だらけの受付で花瓶でもひっくり返してみい、怒られるのはこっち。

市民がたくさん来るんよ。(心が癒されていいんちゃうの?)みんなが花がすきとは限らないでしょ。(ごもっとも)わたしだって花粉症やし、いい加減にして欲しいわ。こんな大輪のバラもつわけないじゃない。自分は週末しか来ないんだよ。その間、誰が水やって切り詰めて花粉を拭いて・・・世話してると思ってるんや。「花を持ってきてもいいですか?お世話かけます」その一言も言えんのか。気―つかへんのやわ。鈍感やから。みんながどれだけ迷惑してるか。

彼女の憤懣はどんどんエスカレート。でも、彼女の怒り分かる気もするなあ。。自分が好きならみんなが好きだと思い込む、自分勝手さ。でも、人それぞれ。花の匂いが苦手とか、花粉症だってあるし、種類や色の取り合わせなんていう好みだっていろいろ。花は大嫌いという人も。イイコトをしていると、疑うことのないその鈍感さ。他人への配慮もないだろうね。良かれと思っても、自分の行動をちょっと疑って、人の気持ちになってみる。勝手な思い込みに気をつけなくちゃね。おばさま族って、余計なお節介が多いらしいよ。自戒しなくっちゃ。

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