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大阪市福祉教育語りの会 鈴木昭二 (17)
                                

                                   2010年7月20日
バス車内での暴力行為 
                         

ターミナルでバスを待ってい視覚障がい者の女性と盲導犬に対してひとりの客が「バスに乗る気か?そんな非常識なことをすると訴えてやる」と暴言とともに非難し始めた。警備員さんが「普通の犬ではなく、盲導犬だから乗車できるんです」と説明をしたが、「へりくつ言うな」と、がなりたてるばかりだった。

盲導犬とバスに乗車すると、車内にその人も乗り込んできて「ばばあ、さっさと降りやがれ。まだエゴを通すつもりか」と口汚くののしった。ほかのお客さんたちは「乗ってたらいい」と擁護したが、女性は恐怖を感じて降りることにした。(6月2日朝日新聞・ひととき欄掲載から)。これは、語りの会の会員で盲導犬使用者の受けた実際の出来ごとである。

数年前、私もよく似たことを経験した。
私の3列ほど前の座席に座っていた若者に高齢の男性が「そこの若いもん、席かわってやれや」と言ったとたん、若者は突然激怒し、「俺は腰が痛いんじゃ」と言い、「悪かった知らんかったんでな」とあやまり続ける高齢者に「おまえどこのやっちゃ」、「次のバス停で降りろ!」。あげくの果てに、「殺したろか」などと興奮し続けていた。車内はシーンと、ことの成行きを見守っていた。私は、なぜ運転手がバスを止めて、暴言をはく乗客に降車を命じたり、110番に通報しなかったのかと不信感を感じた。

こんな経験をした二人が、先日、大阪市交通局バリアフリー研修会に招かれたので、冒頭に「車内暴力に対する対処マニュアルはないんでしょうか?」と質問を投げかけたが返答はなかった。交通局は乗客の「安心・安全」を保証してほしいものである。

「大阪市福祉教育語りの会」 鈴木昭二さんの目次   

 

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