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市民ライター通信より
2冊の本が出版されました!
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☆★☆★
★☆★ 書く力、書く参加!
☆★
★ 市民ライター通信
☆ 2008.6.20
---------------- http://f-ts.bb4u.ne.jp/~writer/ ★ 第57号★☆★
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■あなたも市民ライターに!■
市民が社会に向けて情報を発信するには、書くことが不可欠です。
多くの市民活動はそこから始まっています。《書く力》を養い、
《書くことで社会参加する》市民ライターになりませんか。
========= 市民ライターのイメージ ==========
* 書くことによる社会的な発信が大切だと考えている。
* 心情吐露だけに終わらず“レポート性”のある文章がかける。
* ペンが剣よりも強い世界にしたいと思っている。
―――――――――――――――――――――――――――――――
■まいど おおきに!■
7月を迎えようとしているのに、例年になく過ごしやすいのは気候の変動の影響でしょうか?九州の大雨も気になります。なんとなく不気味です。
前号からはじまった「シラロン」、すでに様々な展開が期待できそうです。皆さまの「シラロン」もお待ちしています!!
///////////////////■□■ も く じ ■□■////////////////////
【1】市民ライターどんどん
映像発信てれれ ………………………………………… 下之坊修子
【2】わたしのシラロン(2)
私の肩書きは「市民ライター」 ………………………………… konkon
【3】地球を見つめて〜なんちゃって(57)
実のなる季節 ……………………………………… かざり えみこ
【4】オバシャマ
医薬分業(院内処方から院外処方へ)でソンをしたのは誰か
………………………………………………………… オバチャマ
【5】こんなん、いわなあかん!
自転車走行にいい環境を! …………………………… 相武 この実
【6】私のスピルチャル体験 第14回 ……………………………… 有明弥
【7】秋田弁だば まんず おもしれー
んだって ……………………………………………… 秋田おばこ
【8】<投稿> 詩
死刑制度は良い制度である …………………………… 井上 達也
【9】詩
人の成長 ……………………………………………… 陣内 三朗
【10】編集後記
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■【1】市民ライターどんどん(41) ★彡☆彡
□ ☆彡
□ 映像発信てれれ 下之坊修子
■ ★彡
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★ 日本初、市民手作りの映像をカフェで定期上映! ★
カフェ放送てれれは、カフェや市民活動センターやまちの画廊など人が集まる所で、市民から集めたショート作品を1時間に繋いで定期上映をしています。
私達が作った作品を上映する場は日本にはほとんどありません。2001年、ヨーロッパに視察に行き、パリの市民がやっていたカフェテレビを参考に日本流「カフェ放送てれれ」を始めました。今年で6年目になります。
やっていくうちに、女性、セクシュアルマイノリティーの人、障がいのある人、日本に住む外国人やほんとにいろいろな人たちが居るのに、その人達の情報がマスメディアではなかなか流れてこない。もっと自分達の情報を自分達で発信し、それを地域で受け止め、意見交換や交流できたら良いのにとの思いがつのりました。
ところが、1年経った頃には7軒あった上映店も3軒に減り、お客さんも全部で10名ぐらいになりました。続けていけるか不安でしたが、一人でも見に来てくれ、話をするととってもおもしろい。これは絶対に続けようと決心しました。
5年たった頃、NPOの人達や個人で活動している人達が映像で情報を発信する
ことはとても有効で、カフェ放送てれれで、それが可能だと気づいてくれるようになりました。
集まった作品は、小学生から80代まで年齢の巾も広く、ドキュメンタリーやアニメやドラマやアート作品など様々で、海外からも作品が集まってきています。また2004年からケーブルテレビでも放送が始まりました。
カフェ放送てれれは上映後、制作者や参加者で話をするということをたいせつにしています。観た学生から「知らないうちに人を傷つけていたかも」という感想やマスコミで働いていた人から「社会的なテーマの作品だけど、テレビと違って市民に寄添った作品だ」とか「今迄、ガンバル障がい者しかテレビで観なかったが、日常がおもしろく描かれているのが新鮮」など感想や意見がたくさん出て、交流が深まっています。
見に来ていた人がどんどん作り手に変わってきます。「私の方が上手に作れるかも」とか「てれれは自由な感じでなんでも受け入れてくれる」と思ってくれ、いろいろな作品が集り益々おもしろくなってきました。
今後はお店が増え、各地域で映像を楽しんでほしい。だれもが発信できるよう、てれれの事務所でも撮影・編集セミナーを行っていますが、出張セミナーも行っています。
カフェ放送てれれ7月号上映作品など詳細は<http://www.terere.jp/>
<カフェ放送てれれ7月号>
<上映プログラム>
1.『モバコミ』ちーむ・すとらっぷ 11:20
2.『カーディム 祖国を歌う』サナ・テレビ 6:45
3.『JAPAN うるし』水谷芳孝 3:00
4.『忍者』Re:c 0:30
5.『オリエンテーション』杉浦梢 7:00
6.『商店街人』チーム新世界12:24
作品合計:約42分+メッセージビデオ:約3分=全合計:約45分
●上映スケジュール
6/26(木)17:00〜 カフェ樹林
7/4(金)19:00〜 みのお市民活動センター
7/5(土)18:30〜 リ・フォープ
7/9(水)20:00〜 どるめん
7/11(金)19:00〜 天人
7/15(火)19:00〜 てれれ事務所
7/19(土)16:30〜 自由空間倶楽部
7/20(日)15:00〜 ココルーム
7/20(日)19:00〜 カフェコモンズ
7/22(火)14:00〜&19:30〜 ギャラリー・キットハウス
7/23(水)20:00〜 パンゲア
7/26(土)19:00〜 中崎町上映スペース
7/27(日)13:00〜 Mogajoga Dining枚方宿
7/28(月)19:00〜 京都三条ラジオカフェ
8/9 (土)15:00〜 cafe ROWAN
8/12(火)20:00〜 Vi−code
8/17(日)15:00〜 ココルーム*(07年7月号)*
8/21(木)18:00〜 京都府庁NPOパートナーシップセンター
8/23(土)19:00〜 中崎町上映スペース*(07年7月号)*
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□ ★彡
■【2】 わたしのシラロン(2) ☆彡
□ ◆ 私の肩書きは「市民ライター」 ◆
■ ★彡☆★
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konkon
私は「市民ライター」。名刺の肩書きにそう書いてある。名刺交換をすると、大抵「失礼ですが、市民ライターって?」と怪訝な顔で尋ねられる。「市民ライター」とは、「常に市民として問題意識をもち、公共性のある視点から、より良い社会にするために、書くことを手段として社会を動かそうとする人のこと」。この説明をする瞬間が快感なんだけど、わからないか・・・。「市民ライター」は「市民」と「ライター」をくっつけた造語。
まず「ライターって何?」
「・・・類型から外れた著述家を指すため非常に幅広く、一般にライターの仕事とは、「書きたいものを、書く」というものではなく、ある一定の書式などにしたがって書く仕事であると言って良い。そのため・・・情報の収集力や企画力、分析力があることが求められる」とある。(ウキペディアより)では「市民」って誰?これはやっかいだ。いろいろ調べても、ちょっとズレてる感じなのだ。佐伯啓思の論文「市民」とは誰か―戦後民主主義を問いなおす(PHP新書1997年)によれば、「ヨーロッパで生まれた概念だから、日本にはそだっていない。」ということになるらしい。
こうなったら手っ取り早く、市民ライターの事例を検証してみよう。(事例といえば私!)私は市民ライターとして何を書いてきたか。本好きだから書評を書く。この本は面白くない、偏っている、お金と時間の無駄などとは書かない。薦めたい本だけ取り上げる。いい本はみんなに読んで欲しいから、書いたらbk−1やアマゾンに投稿する。
社会性のあることで疑問があれば、すぐ電話やメールで訊ねてみる。インタビューや取材もする。やってみると意外なほどみんなきちんと答えてくれる。思い込みを確かな情報にする。ここが肝心。そして、この知識は役に立つとか、これはおかしいとか、変えなくちゃとか思えば、書いて世に出す。確かな情報だけを世に出して、はじめて市民ライターのしごと(有償・無償に拘らず)になる。このメルマガに書いているひとはみんな市民ライターといえる。
私が市民ライター通信に連載したものに、「交通事故にあった!そのとき」というのがある。自分が交通事故の当事者になってみたら知らないことばかり。世の現状や不公平にも気付いた。そこで、転ばぬ先の杖にと役に立つ情報を提供し、不合理なことは明らかにして被害者が救済される社会にしたいと思ったのだ。体験者や警察、複数の保険会社に電話取材もした。過去の事例も調べた。
確かな情報になったところで世に出した。
記事を世に出す媒体を持っているととっても便利。私には、この市民ライター通信のメルマガとHPとブログ、個人ブログと紙媒体がある。新聞・雑誌への投稿は時間がかかるし、掲載される確率が極端に低いので期待できない。パソコンの普及なくして市民ライターは語れない。
市民ライターって、時代の流れや政治・社会の変化に柔軟に敏速に対応する個々のライターではないだろうか。下手に定義づけなんかして、範囲を狭くしてがんじがらめになっちゃったら、そりゃあもう元も子もない。こうして既に勝手に歩き出しているんだし、グダグダ定義づけてもしょうないやんというところだ。
もし、あなたが市民ライターと名刺に書きたいと思ったら、このメルマガ「市民ライター通信」にご一報ください。
市民ライターの産みの親「thayama」氏の認定コードをつけてもらえるかもしれませんよ。No1は私、konkonです。悪しからず。但し、市民ライターは職業には向きませんよ。ゆめゆめ生活費をこれで稼ごうと思ってはなりません。個人の利に走って公共を忘れるから。いえいえお金にならないから。だから、二足のわらじを推奨します。市民ライターも霞を食っては生きられないでしょ。
参考:
公共性に関する文献一覧(石田英敬 研究室)
http://www.nulptyx.com/pub_publicness.html
佐伯啓思の論文「市民」とは誰か―戦後民主主義を問いなおす
(PHP新書1997年)
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■【3】 地球を見つめて〜なんちゃって(57) ☆彡
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◆ 実のなる季節 ◆
かざりえみこ
6月に入るとユスラウメが赤く色づきました。懐かしさに思わず手が伸びてしまいます。小指の先ほどの小さな実で、桃の形をし、梅のように酸っぱく、花は桜そのものです。辞書によれば『梅桃』または『山桜桃』と書いてユスラウメ。たのしい木です。
雨の中に、黄色に熟したビワが目立ちます。そういえば去年もそこでしばらく立ち止まり、北原白秋の『ゆりかごの唄』を口ずさみながら帰ったことを思い出しました。私の育った雪国にはビワの木などありませんから、たまに、ひとり1個を食べたら終わりという貴重品でした。見たことのないビワの木にあこがれ、『ゆりかごの唄』の歌詞をそらんじたものでした。
大阪でサクランボの大きな木がある家を知っています。先日その下を通って見上げた枝には小鳥がついばんだ形跡のある赤い実ばかりが目につきました。ねらっているのは多分、ヒヨドリでしょう。葉の間から複数の鳴き声が聞こえていました。
そういえば、グミもこの季節です。
私が絵本を読みに行ってる保育園にはビックリグミの木があります。数年前の改築の際に、進呈した一鉢が、地植えにしてもらったおかげでたくさん実がつきます。先日、園児さんたちに「グミ、食べた?」と聞いたら「食べてもいいの?」と逆に聞かれました。「とって食べてみて」と言うと「洗わなくても食べていいの?」とまた質問。どうぞ、と言おうかどうしようかと迷いつつ「先生に聞いてからね」と答えてしまいました。何でも口に入れる癖をつけたらいけないかなと案じたローバ心(?)からでした。
梅雨どきといえば梅の季節。早くも出盛っています。無傷の青梅は梅酒に、黄ばんでくると梅干しにしますが、漬けて終わりではなく、梅干しは水が上がるまで当分の間は気を抜けません。砂糖漬けも梅酒もたまに振ってやるとよいそうで、毎日観察するのも私の楽しみなのです。
この年齢になってもこうして季節の木の実が私の生活を彩ってくれるのは、幼い頃に「木と親しくしていた」からでしょう。周囲の大人たちが、やれ食べるなとか、さあ食べてもいいとか教えてくれました。いま、地域のコミュニケーション力をつけるためにも、街なかに実のなる樹木を植えてほしいと要望したこともあるのですが、大阪ではなぜかコブシやハナミズキばっかりがズラリと目につきます。どうしてでしょうね?
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★【4】オバチャマは市民ライター (24) ☆★彡
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■ 医薬分業(院内処方から院外処方へ)でソンをしたのは誰か ■
オバチャマ
この前、新設の大学病院に付き添いで行った。病院は最新システム導入で、患者は、受付で呼び出し用のPHSを渡されているから、院内ならどこにいても連絡がはいる。ほんと便利になったもんだ。検査や診察も終わり、会計を済ませて処方箋をもらった。あとは、薬だ。ところが、カフェやレストラン、コンビ二もあるのに・・・薬局が無い!
これが医薬分業か。診察を受けた医院で交付された処方箋を持って、保険調剤薬局に行き、薬と引き換えにお金を払うあのシステム。外は土砂降り。一番近い調剤薬局は・・・「階段を登って歩道橋を歩くもよし、横断歩道を渡るもよし、3分とかかりません」ああ、バリアフリーの院内とはわけが違う。この雨の中、若いママが子どもの手を引き、意を決して歩き出す。例え長時間薬待ちをしても、院内なら車イスもベビーカーもそのままでいいのに。
なぜ、一番弱者の患者が不便を強いられるのか。何故、二度手間を強要され、(しかもその薬局に在庫がなければ再来店)、薬の支払いがこんなに高いのだろう。なぜ、保険調剤薬局が駅前一等地に林立し、あっという間に院内処方が消えたのか。もちろんそこにはあなたの知らないマジックがある。
薬が高額になったのは、物価高だからだけじゃない。知らないうちに私たちの負担だけが増えた。薬は同じなのに払う名目もお金もこれだけ増えた。
院内処方 670円 院外処方 2410円
(慢性・急性に関わらず一律) (急性疾患3日分投薬の場合)
外来処方料 420 (医院側へ)処方箋料 690
内服調剤料 90 (薬局側へ)調剤技術料
外用調剤料 60 調剤基本料 490
薬剤情報提供料100 調剤料(内服) 300
(外用) 100
(頓服) 210
薬剤服用歴管理指導料
普通指導料 170
特別指導加算 300
薬剤情報提供料 150
つまり、2410円―670円=1740円 院内処方の3倍のお金を患者が負担していることになる。投薬日数が増えればもっと差は大きくなる。損なのは患者だけで、薬局はぼろもうけだからどんどん開業する。医院も、リスクは減って薬剤師も在庫管理も無いのに、収入が増える。ばかばかしくて院内処方なんてやってられないでしょ。だから、あっという間に普及した。これは、悪政のたまもの、小泉内閣の医療行政の失敗のひとつだとオバチャマは思う。
患者の利点は、待ち時間が減るとか、掛かりつけ薬局を決めれば薬の管理がスムーズとか。でもね、そんなの別に利点じゃないよ。一般の診療所で薬待ちなんかほとんどなかったし、わざわざ薬局に寄るなんて手間がかかって面倒じゃない、病気なんだから。しかも、お金は二ヶ所、別々に払わなきゃならないし、その上金額が3倍だなんて、いい加減にしてよでしょ。弱者に負担を強いながら本当のことを知らせない。こんな政策をすすめた政府の責任を問わないなんて、国民をなめるんじゃないですわよ!ソンをしたのは患者だけでした。
もっと詳しく制度や現状を知りたい方は→医薬分業と院内処方
<http://www.asahi-net.or.jp/~MF4N-NMR/iyakubungyou.html>
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■【5】こんなん、いわなあかん! ☆彡
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◆ 自転車走行にいい環境を! ◆
相武 この実
1週間程前のNHKの朝のニュースの中で、ニューヨーク市が路上の自転車専用レーンの大幅な増設を進めていることが報じられていました。ガソリン代の高騰も一因のようですが、路上における自転車利用者の交通事故による死亡者数の増加を憂慮し、昨年の秋から3年間で総延長200マイルに及ぶ新たな自転車専用レーンの整備を、市内全域にわたって計画しているようです。
一方日本においても、道路交通法の一部改正が6月1日より施行されました。後部座席シートベルトの着用義務に関するタクシーの運転者と乗客間の予測されるトラブルや、後方と前方双方に幼児を乗せる「3人乗り」禁止に関しては、施行前にメディアで取りあげられました。しかし私の知る限り、自転車の車道通行については、ほとんど話題にされることはなかったようです。
警視庁のホームページ(http://www.npa.go.jp/bicycle/index.htm)によると、「自転車が関連する交通事故は全事故の2割を占めています」とのこと。自転車事故が、そんなに多いとは知りませんでした。また、自転車が無秩序に歩道を通行するなど、ルールを守らない利用実態も目立っているようです。
無灯火の自転車や、車道の右側通行をする自転車については、他者に危害を及ぼす可能性があるだけに、今回の改正を機に是非とも徹底してほしいと思っています。ところが、初めが肝心なはずなのに、具体的な指導は実施されていないようで、一体何のための改正だったのか不思議でなりません。
自動車走行については、道路交通法上では、歩道と車道の区別があるところでは車道の左端を通行するのが原則。しかし、「自転車通行許可の道路標識のあるところ」や「車道を通行する危険が大きい」場合には、歩道も通行は認められています。私の家から2,3キロの範囲では、ほとんどの車道の左側は、水の排水のために傾斜していて、危険で利用することができません。走行可能な十分な幅を持つ自動車専用レーンが設けられているのは、ごくわずかしかありません。そのため、ほとんどの歩道には、自転車通行許可の道路標識があり、結局これまで通り歩道を走行することになります。ところが、歩道は狭かったり、段差や凸凹がひどかったり、ふらふらと左右に揺れて歩く歩行者もいます。一方、歩道を走行する自転車は、歩行者にとっても迷惑な存在であるままです。
環境のことを考えても、近場ならば出来る限り自動車ではなく自転車を利用すべきだと思っていますが、そのためには、ニューヨーク市のようにとはいかなくても快適な自動車走行のできる環境を整備してほしいものです。
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☆【6】私のスピルチャル体験 第14回 ☆彡 ★彡
★ ☆★☆★彡
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有明弥
「私は何がしたいのか?」「人間としていかに生きていくのか」。自分に大きな変化が訪れた時から、ずっと自問自答してきました。考えすぎかとさえ感じ、押しつぶされそうになったこともありました。ただ、現代社会で、男の強さとか、男の傲慢さについていけなかったことは初めから変わっていません。
何かがわかってきたように思います。私は女性になりたいのではなく、現代社会で男が背負っているジンェンダー(女を支配する、女より強い、男優位)に耐えられなかったのです。私の中では、男は「女性を力で犯す。何事においても強さをだす。お金で女性を買う。男が偉いと思っている」存在なのです。そして、私にはこのようなことが、できなかったのです。
子供のころから、他人と同じことをすることに、抵抗感がありました。でも、周りの波に押し流され、男子は強くなければだめの世界をがんばってきました。私も男として、買春も結婚も経験しました。しかし、なんの快楽も、なんの楽しみもありませんでした。そこに自分はいませんでした。
私は病気なのかもしれません。男として失格なのではと考えてしまいます。そんな人間が、男がいやで女装しているのは、病的であるのかもしれません。でもおかげさまで私は生きています。私は、女装することで逃げたのかもしれません。自殺することがいけないのなら、逃げることは悪いことではないかと。
こんな人間が生きていくために、私はもっと精神的に強くなりたいと願わずにいられません。性的マイノリテーからは詐害していると言われ、一般社会からは軽蔑されているかもしれません。でも「自分は現代社会に生きている男とは違うんだ」と大声で叫びたいのです。私は、まだまだ揺れています。
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■【7】「秋田弁だば まんず おもしれー」(秋田おばこ編) ☆彡
□
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■ んだって ■
秋田おばこ
「口ごたえ」しないのがよい子の条件だった時代がありました。
なんでも「はい」と言うように教えられているのに
「んだって・・・」と自己主張をする子はニラマレたりして。
大阪なら「そやかて」「せやけど」でしょうか?
んだって の 『ん』 は『ウン』ではありません。
短く小さく『ん』でなければいけないのです。
かといって『だってー』では、だめ。
んだって、これは秋田弁だものー。
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□ ☆彡 ★彡
■【8】<投稿> 詩 ☆彡 ★彡
□ ☆彡★彡
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アムネスティ大阪主催の「人権っていったいなんなんだ」で、鶴見俊輔審査員
賞を受賞された作品です。
1992年5月10日 山形市中央公民館にて、アムネスティ山形グループ主催の集会のために
井上達也
死刑制度は良い制度である
死刑制度が許されるのは
戦争が許されるのと同じだ
犠牲者とその家族を慰めるには
病巣や紛争のしかけをなくすことだ
《空にカラスがいなくなった時
ぼくらは邪悪な狩猟家になる》
《空からハトが消えた日には
きみらは嫉妬深い偽善者になる》
死刑制度は良い制度である
死刑を執行される者のことを考えてはならない
かわいそうに決まっている
死刑を実際に執行する者のことを考えてはならない
苦痛を感じない者がいるわけがない
死刑の執行を願う者のことを考えよう
死刑を執行される者や執行する者よりも
執行を願う者たちの血の叫びに耳を傾けよう
手荒にされた身体の痛み
辱めを受けた心の痛み
被害者や近親者や親近者たちの仇討ちを奪った国家は
その執念の爆発による国家秩序の混乱を未然に防ぐために
被害者や近親者や親近者たちが願うのであれば
等価以上の残虐な報復の代行義務がある
残虐な行為はしてはならないものだ
してはならない行為をした者には
管理責任の面子を潰された国家は
等価以上の残虐な厳罰で臨まなければならない
残虐な行為をしてはならないのは
道徳に反するからだけではない
国家が禁止したからだ
被害者や近親者や親近者たちが願わなくても
国家は国家に反逆した者を厳重に取り締まり
見せしめに罰するのが自己保身のためには必要だ
死刑は良い制度である
被害者や近親者や親近者の報復を
国家が代行してくれるから
死刑制度は良い制度である
受刑者への反省を促しあの世での更正を願うから
死刑制度は良い制度である
残虐な行為を行いそうな予備軍を牽制するから
死刑制度は良い制度である
国家体制の永続のために
死刑制度は良い制度である
被害者や近親者や親近者が許しても国家は許さない
あらゆる犯罪者に人権はない 国家反逆罪で取り締まれ!!
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□ ☆彡 ☆彡
■【9】詩
□ ☆彡★彡
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陣内 三朗
「人の成長」
人生色んな
間違いをして
色んな学びをして
成長して行くのですね
成功した時より
失敗した時の方が
色んな気づきがあって
人は成長できるのかもしれません
成功した時より
失敗した時の方が
人の痛みが
わかるのかもしれません
いっぱいいっぱい
つまずいて
少しづつ成長して
色んな事に涙して
色んな事に感謝して
一歩一歩
歩んで行こう
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★【10】 編集後記 ★☆★
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つい先日宮崎勤を含む3人に死刑が執行された。その少し前に映画「休暇」を観たところであった。映画は死刑反対を訴えるものではなく、薄幸な女性と結婚することになった刑務官が、彼女とその息子を幸せにしてあげたいとの願いのために、死刑執行の「支え役」を引き受け特別休暇をとり、ささやかな新婚旅行に出る話である。しかし、これまでとは異なった視点で死刑について考えさせられた。この映画に関係なく、私は絶対に死刑反対だ。 (スー)
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このメルマガは、市民ライターの情報発信の場として、「市民ライター養成講座」(大阪ボランティア協会主催)の修了生が、講師・チューターの協力を得て運営しております。 |
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