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市民ライターどんどん
地球を見つめて〜なんちゃって
  ……かざりえみこ
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脱サラ議員奮闘記
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関西弁だば、まんづ わがんね
  ……秋田おばこ
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◇三反農家の米作りノート
   ……平田泰史
◇わが町中津を語る
  ……霊崎(たまさき)
◇お薦めメルマガ勝手に紹介
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◇ショートコラム
   この○○を誉めよ!

◇講座そのほか情報
(以下はいまなお工事中です)
◇投稿
◇編集後記
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市民ライター通信より
2冊の本が出版されました!





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★☆★ 書く力、書く参加!
☆★
★          市民ライター通信
☆ 2007.11.20
---------------- http://www.f-ts.bb4u.ne.jp/~writer/ ★ 第50号★☆★
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■あなたも市民ライターに!■

市民が社会に向けて情報を発信するには、書くことが不可欠です。
多くの市民活動はそこから始まっています。《書く力》を養い、
《書くことで社会参加する》市民ライターになりませんか。
                  
  ========= 市民ライターのイメージ ==========
       
* 書くことによる社会的な発信が大切だと考えている。
* 心情吐露だけに終わらず“レポート性”のある文章がかける。
* ペンが剣よりも強い世界にしたいと思っている。

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■まいど おおきに!■
 今年は、寒くならないのかと思っていたら、これまでに例をみない位急激に冷え込んできましたね。心配なのは、近年地球のあちこちで、気候変化による大型の自然災害が発生していることです。そしてもっと心配なのは、気候だけでなく、世の中なにもかもが少しずつおかしくなってきていることです。 おかしいことは、おかしいと感じ発信していくことが益々重要になってきます。みなさまも、是非ご投稿ください!!
 
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【1】論・RON・ロン
    未来を拓くコンセプト「市民自治」   ……………………… thayama
【2】地球を見つめて〜なんちゃって(50)   
    果物のおいしい季節に ………………………………  かざりえみこ
【3】オバチャマは市民ライター (18)
    「大阪市長選=総選挙の前哨戦」って変じゃない!?
        ……………………………………………………… オバチャマ
【4】この一冊 『生きながら火に焼かれて』  ……………… キャロライン
【5】「私のスピルチャル体験」(7)   ……………………………… 有明弥
【6】秋田弁だば まんず おもしれー 
    おが ……………………………………………………… 秋田おばこ
【7】ハンガリー追想(11)  ……………………………… シュー・マームラ
【8】詩    ……………………………………………………… 陣内 三朗
【9】イベントのお知らせ
 1)第4回 淀川アート見本市
 2)レクワク・シリーズ 市民プロデューサーになろう(その3)
【10】編集後記

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 読んで、感じて、そして、あなたも発信してください。    
☆書く力を養い、書くことに慣れ、書くことで社会参加していきましょう。


  「論・RON・ロン」コーナーは、個人の論を世の中に論じよ
  うというコーナーです。といっても、個人的な問題を論じる場
  ではなく、社会的問題や時事ネタを、一市民の立場で論じよう
  ではないかというコーナーなのです。多いに論じて、あなたの
  考えを世に問うてください。個人の考えを発信することには意
  味があります。ひとりの力は小さくても“うわさが力になる”
  からです。あなたの論をお寄せください。反論や賛成論も歓迎、
  ここは「議論の場」です。


  その他「この○○を誉めよ!」などいずれも800〜1000字程度   
  (締切15日必着!メールに貼り付け添付でお願いします)
  感想・投稿大歓迎!お待ちしてま〜す。
  ★投稿先  E-mail: writer@f-ts.bb4u.ne.jp ★  

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⇒http://isweb25.infoseek.co.jp/business/capnews/index.html
                     

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□                             ★彡
■【1】 論・RON・ロン ☆彡
□       ◆ 未来を拓くコンセプト「市民自治」 ◆      
■                                        ★彡☆★
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                                   by thayama

生駒市長の山下真さんを招いた第十回目の「遊学亭」を企画したことや、大阪市長選で「橋爪紳也さんを応援する勝手連」の連衆に加わったことで、あらためてこれからの日本社会に必須の基本コンセプトが「市民自治」であることを再認識した。

ご存知のとおり大阪市の財政状況は大変厳しいものだが、その程度が夕張市と同じ“財政再建団体”陥落寸前であることを知っている大阪市民は少ない。大阪市はご他聞に漏れず、ATCやWTCなどの大型開発の無駄遣いや多すぎる職員の人件費、多額の借金などでにっちもさっちも行かない財政状況なので、市民サービスを低下せざるを得ない。そして、同様の状況が全国津々浦々の地方自治体でも見られるのである。

要するに、少子高齢化や経済の成熟化が進行し、高度成長時代のように潤沢な税収が不可能になったのに、過去の成功体験に惑溺した行政は、そのような外部要因に対応できないばかりか、自浄能力、内発的改革力がないため財政破綻しつつある。そして、その皺寄せが子供や高齢者、障がい者など、弱者に来ているということである。状況は国でも同じで、だからこそ、地方自治や地方分権の推進を叫んで、少しでも国庫負担を軽減したいのだ。

お金も人材もどこかから降って湧いてくるわけではないので、解決策は一つしかない。市民が「自分のことは自分で決めて実行する」以外に手はない。もちろん、行政の支出は税金、つまり元々は市民が納めたものだから、その使い方も自分たちが決めたらよい。

橋爪さんのマニフェストが画期的だったのは、40回を越えるタウンミーティングで700人以上の市民との協働によって創作し、政策提言5「協働のまちづくり」のところで、「日本一の市民自治先進都市を目指します」と宣言したことだ。その部分を下に引用しておこう。

「大阪に漂う閉塞感を打ち破るには、大阪を愛し、大阪を想う市民との協働を基本に市政運営を行なう事が基本です。/ 大阪はもともと町人文化のまちであり、町人が集まって自分たちで橋を架けるなどの自治を行ってきた伝統があります。/ こうした『なにわびと文化』を目覚めさせて、行動する市民と行政とが協働していくモデルとなるような市民自治先進都市を目指します。もちろん市長も行動します。」

そしてこのあと、マニフェストは市民と行政の協働によるまちづくりの憲法である自治基本条例を市民といっしょに創っていくことを宣言するとともに、市民政策委員会(仮称)や市民自治協議会(仮称)の設置にも言及している。

最後にマニフェストは、「行動する市民、行動する市役所、行動する市長が一丸となって、大阪を世界で一番元気なまちにしていきましょう」と結んでいる。このマニフェストが実行に移されなかったのは返す返すも残念だが、その精神は、橋爪さんとの協働でこのマニフェストを創り上げたわれわれ市民が受け継いでいかなければならないと思う。


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□                            ☆彡
■【2】 地球を見つめて〜なんちゃって(50)       ☆彡
□                           ★彡   
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              ◆ 果物のおいしい季節に ◆
                                    かざりえみこ

ナシ、ブドウに代わって、寒くなるといよいよミカンやリンゴの季節です。アルコールに弱いことへの反動なのか、私は一年を通して果物にはとくに目がありません。果物は自然の恵みそのもの。おいしさは、人工的なお菓子類の比ではありません。果物屋さんの上得意かもしれません。

今年の夏は異常な猛暑でした。これでもかというほど長引いた夏の終わりに出かけた四国の蜜柑どころでは、強すぎる日照りのために、ミカンの表皮がやけどの痕のようになっているのに出会いました。雨が多ければ実太りして水っぽいし、照れば日焼け、いずれも商品価値がぐんと下がります。自然相手の農業はたいへんです。

あの暑さの中で、今年の果物はどんなに甘くておいしいかと私はひそかに期待をしました。充分な日照時間が確保されると糖度が上がり、食味も増すからです。ここでひとつ私には気をつけなければいけないことがあります。おいしさにつられて食べ過ぎないよう、食欲にブレーキをかけることなのです。ふつうには、果物は健康に良いと言われます。抗菌作用や鉄分の吸収をよくするといわれるビタミンCや、体内のナトリウム排泄を促すカリウムが多い。動脈硬化や脳梗塞を防ぐとして一躍注目されるようになったポリフェノールを含む、など一見、いいことだらけのようですが、その甘さは肥満のもと。糖分取りすぎは中性脂肪、LDLコレステロール、血糖値などを上げる危険もあるのです。

果物は甘ければおいしいというものでもありません。糖度と酸味プラス香りや肉質のバランスが大事。たまたまおいしいのに当たるとうれしくてついつい「もうひとつ」となりがちです。一日の摂取の適量は200グラムだそうで、意外と少ないのでがっかりします。ちなみに100グラムがどれくらいかといえば、リンゴ・桃・柿なら2分の1個、ミカン・キウィなら1個、ブドウ1房、バナナ3分の2本などとなります。200グラムといえばミカンなら2個。これで今日の果物が終わり、ではわびしくて仕方がありませんね。

すべての果物について、買うときの理想としては産地が明らかで、低(無)農薬、ノーワックス。もちろん低価格もそうですが輸入品ではポストハーベスト農薬もチェック項目となります。見かけよりも健康志向。好きなものからまずは賢い消費者になりたいと願っています。    


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☆                                 ★彡☆彡★彡
★【3】オバチャマは市民ライター (18)        ☆★彡
☆                             ☆★☆★彡
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    ■ なんか変!大阪市長選が総選挙の前哨戦だって!? ■ 
                 
                                      オバチャマ

11月18日大阪市長選が終わった。投票率は前回の出直し選挙を9.69ポイント上回る43.61%だったとか。盛り上がりに欠けるいつもの大阪市長選に比べれば、よかったというのだろう。でもこの選挙、オバチャマはあと味の悪い変な選挙だったなって思う。市長選なのに市民の選挙じゃなくて、政党にジャックされ利用された選挙だったのだ。地元じゃない東京の各政党のお偉いさんたちが、「総選挙の前哨戦」と位置づけ、総力挙げて大物や資金を投入し、「自公と民主の戦い」と報道され、最後まで「政党対市民の闘い」にもならなかった選挙。市民自治はどこへ?

結果、民主が勝った。政党のバックがない市民派はやっぱり勝てなかった!オバチャマは不思議なのね。大阪市民260万人は、なんで自分達の選挙を利用されて怒らなかったのかな。大阪人って気がいいの?36万人もの大阪市民が、自らの運命をど素人に委ね、31万人が、大阪をだめにした責任者のひとりである現職にいれちゃうなんてね。

関さんは支援ほしさにマニフェストを変え、平松さんは市長になりたさにマニフェストを書いてもらった。橋爪さんが落選して、最高のマニフェストは使われることなく消える。ほんとに残念!40回を超えるタウンミーティングを開き、700人を越える市民と直接対話をしながら市民と協働で作り上げた20ページに渡るマニフェスト。市民の血が通った公約だった。政党の人間は政党のために、組織の人間は組織のために働く。しがらみのない市長だったらとつい思ってしまう。できることがいっぱいあったのにね。

初の民間出の新市長は民主党に寄り添って、素人であることを印籠のように振りかざす。新市長に望むこと、まず、橋爪さんのように大阪市内を隅から隅まで歩いて、市民の台所である商店街や団地や公園、あらゆる場所で、市民に声をかけ市民の声を聞いて下さい。一刻も早く民主党から離れ自立して、「大阪市民の、市民による市民のための政治」を肝に銘じ、市民の方を向いて下さい。
市民の中にいるのが市長じゃないのかな。

▽大阪市長選開票結果 2007年   
当367058平松 邦夫 無新
 317429関  淳一 無現
 113201姫野  浄 無新
  89843橋爪 紳也 無新
   8199藤井 永悟 無新
         (選管最終)


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■                            ☆★☆彡
□【4】この一冊 『生きながら火に焼かれて』    ☆★☆彡
■                                     ★☆彡
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                                      キャロライン

昨日前々から読みたかった本を借りることができた。(『生きながら火に焼か
れて』スアド(Souad)著:松本 百合子訳 2004年ソニーマガジンズ)
寝る前に読み始めたら止まらなくなって、一晩かけて完読した。

シスヨルダン出身の女性の半生を綴った自伝。男に全ての権限があり、女は奴
隷として扱われる彼女の村では、婚姻前の恋愛は家族の恥。家族の手によって
殺されることは当たり前のこと。これが かの有名な“名誉の殺人”。

全ては男の視点から。全ては男の都合の良いように。

しかし、ここに書かれてある男性たちも全然幸せではなさそうだ。無知や偏見
の上に積み重ねられたガチガチの因習に囚われて、男性もしんどそうだ。だっ
て、パートナーや子どもが、日々「殺されるかもしれない」なんて恐怖を抱き
続けて生きているような家族関係で、幸せなわけがないと思う。

学校に行ったこともなく、家の中に閉じ込められて奴隷のように労働ばかりさ
せられていた筆者は、なんとか“結婚”して家を出たいと切望していた。19
歳のときに隣の家に住む男性を見かけ、“恋をする”。彼の「結婚しよう」と
いう言葉に騙され、婚姻前に関係を持つ。 殺されるかもしれない恐怖と共に・
・・。
でも彼にとってそれはただの遊びだった。彼女があっという間に妊娠したこと
が分かると、勤務していた都会に姿を消してしまう。彼女と子どもが殺される
ことを百も承知で・・・。

妊娠がばれた彼女は家族の手によって火あぶりにされるが、必死で逃げおおせ
て重度の火傷の中、早産。(病院では、家族の男性の許可がなければ男性医師
が女性に触れてはいけないのと、そもそも彼女は“名誉の殺人”ケースなので
全く治療されていなかった)
ヨーロッパから来たある女性支援団体の手により彼女は救出され、子どもと共
にヨーロッパに逃げおおせる。

非常に衝撃的な内容だ。でも考えてみると、昔のヨーロッパだって日本だって、
みんな同じ。そう、因習や伝統なんていくらでも変容する。現在“先進国”と
呼ばれる国が男女同権に近づいてきたといっても、戦争なんて起きればまた簡
単に逆戻りしてしまうと思う。だからやっぱり女性たちはもっと賢くならなけ
れば、またいつこんなふうに貶められるか分からない。ここまで来るのに、ど
れほどの人の努力と犠牲があったか。この本の著者も、決死の覚悟で本を出版
し、証言した。もっと歴史を知って、今の権利を「当たり前」と思わずに感謝
して、そして思いっきり活かしてほしい。私もがんばります!


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★            ☆彡             ★彡   
☆【5】「私のスピルチャル体験」 第7回  ☆彡     ★彡
★                           ☆★☆★彡
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          ◆ レインボーパレードに参加して ◆
                                        有明弥

 秋晴れの日曜日御堂筋で、性的マイノリティーのパレードが開催されました。大阪では去年に続いての開催で、東京 札幌など各地で行なわれています。

 去年は、私は何もわからないまま、参加しましたが、凄いエネルギーを感じたことを覚えています。また、沢山の人たちと知り合いになれました。あれから一年、私なりに生きてきました。
 今年は、パレードのボランティアとして、募金集めをしました。昨年はスカート姿でしたが、今年は自分でも驚きの着物姿での参加。顔は白塗り、頭は飾りでいっぱい、そんな姿で「カンパお願いしますー」と呼びかけました。道行く人たちも近づいてこられ、話をしたり写真を撮ったりと、楽しい時間を過ごしました。

 この晴れ姿になるために、何人かの手助けがありました。どうしても着物を着たくて、自宅の近くの「着付け教室しています」の看板のある着物屋に足を運んだのが去年の暮れでした。その頃はスカートをはいても一目で男と分かりましたが、スカート姿で行くことにしました。しかし、シューズを買った時とは違い、着付けは周りに女性がいる中で着替えをします。「無理、無理に決まっている」と思いながらも、私はその小さな店に行き、「自分で着物を着られるようになりたいのです」と言いました。店の人は「いいですよ 週に一回ですが、何曜日がいいですか」と、実に何事もなく対応してくれ、着付け教室に通うことになりました。

 その店で今回の晴れ姿の着付けをお願いしました。朝早くから、ご主人と奥さん(この呼び方は二人とも好きではないみたい)、それにそこで知り合った友達のN子さんが加わり、三人で3時間かって仕上げてくれました。私は、自分が変わっていくのが恥ずかしい気持ちになりましたが、同時にとても嬉しく、思わず涙が込み上げてきました。
 客なので一生懸命してもらっている、のとは違う、と感じました、「この店では私は私でいられる。店の人も、そこに来る人も、私を私として見てくれる。女のしぐさなども教えてくれる」のです。」

 たまたま、去年の暮れに「商店街の外れに着物屋があったな。そこに行けば着物を着られるのでは」と、感じました。そんな夢みたいな感覚だけで行ったところが、今では着付けを習い、着物を時々着て、自分らしさを感じています。


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■【6】「秋田弁だば まんず おもしれー」(秋田おばこ編) ☆彡
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               ■  おが ■                  
                                      秋田おばこ

「おが遊ばねで、ちゃんと勉強さねばね」
今ごろになると、受験生は耳にタコができるほど言われることばです。
「あんまりあそばないで、ちゃんと勉強をしないといけない」
という意味です。
〜さねばね、については以前にもう説明済みです。

そこのあなた、「忘年会では、おが飲まねで・・・」は、OKですね?
「お」をつよく言います。


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□                ☆彡☆彡☆彡
■【7】ハンガリー追想(11)                 ★ ☆
□                      ★彡★彡
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                                  シュー・マームラ

ブダペストと、ハンガリー南西部のルーマニア国境に近い工場間の移動は、主に車を利用した。1980年代には高速道路はなく、道路もあまり整備されていなかったが、まだ交通量が少ないこともあり、ドアツードアで3時間足らずだった。一方、鉄道を利用すると、最寄りの駅からでも車で1時間かかった。そのため、トータルの所要時間や利便性を考え車での移動が優先された。

しかし、時折利用した広大なハンガリー平原を走る鉄道の旅は、とても単調だが心休まるものがあった。まだ新幹線が走っていなかった子どもの頃、大阪から名古屋までの急行列車の窓から、田んぼが続く風景をあきることなく眺めていたことを思いださせてくれた。

ブダペストから目的地の最寄りの駅までの乗車時間は、2時間足らず。運賃は円が強い時代だったこともあるが特急の一等車で800円。支払いの時に、普通車の間違いだろうと窓口で2度聞き返したので、よく覚えている。

私は1970年代に、ヨーロッパ10ヶ国をユーレイルパスを利用して一等車で廻った。車両は通常6人用のコンパートメント(個室)に仕切られていて、周りの雑音に邪魔されることなく、ゆっくりできる。また、同じコンパートメントに居合わせた人たちとも親しくなり、会話も弾む。運賃は驚くほど安いが、ルーマニアの首都ブカレストまで走る国際列車だ。はじめて利用することになった時には、当時を思いだして期待は高まった。

しかし、乗り込んだ車両は、確かに席は広いが、全体的に古びて、ほこりっぽい。座ってみると、シートのところどころに穴があいている。中のクッションが剥き出しになっているところもある。一緒にいたゴビさんは、何度も鉄道を利用しているので間違えるはずもないのに、「私たちは一等車の切符を買ったけど、車両を間違えていない?」と思わず確認してしまった。

その後、何度か鉄道を利用することになったが、年々車両はきれいになっていった。コンパートメントの車両も導入されるようになった。当初、飲み物のサービスも何もなかったが、その後はサービスも徐々に充実していった。なのに、その頃になって私は一抹のさびしさを感じていた。列車だけでなく、ブダペストの繁華街などなど、どんどん見かけがきれいになり、物も充実していったが、人々が求めいたのは、見かけの美しさだったのだろうか。人からサービスされることだったのだろうか。旧西ヨーロッパの生活水準に追いつくことだったのだろうか。

『ALWAYS続三丁目の夕日』が、また話題になっている。きっと求めていたものは、今の私たちが手に入れたものとは、何かが違っていたよなぁとどこかで再確認したいのではないのだろうか。鉄道の話から全然関係のないところに話がずれてしまったが、急激に西欧化していったハンガリーで、私の中でくすぶっていたことが少しわかってきたように思う。


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□                ☆彡     ☆彡
■【8】詩                 
□                    ☆彡★彡
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                      陣内 三朗 
 
「ありがとう」


「ありがとう」と素直に言えたら
幸せだね
何も大きなことでなく
身近にある小さなことに
「ありがとう」と言えたら
素敵だね

耳を澄ませてごらん
心の耳を
きっと見つかるはずだよ
小さな幸せが
いっぱい いっぱい
見つかるよ

朝陽がとてもきれいだね
「ありがとう」
ご飯おいしいね
「ありがとう」

その時心がふわ〜っと
暖かくなって
幸せな気持ちになれるよ
それを「感謝の思い」と言うのかな

それが回りに広がって
回りも暖かくなってくよ
きっときっと
そうなるよ


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□                  ☆彡     
■【9】イベントのお知らせ         ☆  
□                       ★彡★彡 ☆彡
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1)第4回 淀川アート見本市
2)レクワク・シリーズ 市民プロデューサーになろう(その3)

1)第4回 淀川アート見本市

2007年 12月9日(日曜日)
11:00〜16:30
淀川区民センター
  (大阪市淀川区野中南2−1−5)
  (電話 06-6304-9120) 
共催  淀川アート見本市実行委員会
   (財)淀川区コミュニティ協会
淀川区・東淀川区・西淀川区の三つの地域を軸として、多様な文化活動を行っている人たちの交流の場・見本市を今年も開催します。「それぞれ」から「みんな」につながる催しにしたいと思っています。さて、今年はなにが出るやら来てみてのお楽しみ!!

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2)団塊世代の皆さま、そして市民活動関係者の皆さまへ

文化、芸術、スポーツ、読書、食欲など、様々な楽しみが多くなる秋になりました。そこにもう一つ「地域参加」「社会参加」を加え、新しい可能性を発見してみませんか。

団塊アクションネットワークでは、そんな皆さんのために、社会参加、地域参加のきっかけ作りのための連続講座を設けました。

以下 ≪転載大歓迎!!≫
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■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
┃   平成19年度大阪市生涯学習ネットワーク事業
┃   行動する団塊世代のための社会参加きっかけづくり講座
┃◆ ……………………………………………………………………………
┃ レクワク・シリーズ 市民プロデューサーになろう(その3)(全5回)
┃   『企業戦士、シナリオのない魅力!?の世界へ!』 
□ ==========================================================
┃   *レクワクとは、レクチャー(座学)とワークショップを行う講座
┃   *市民プロデューサーとは、自分で提案でき、仲間を作り、
┃    行動をプロデュースする人のことです。
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
┏┓ 人生、お金と健康だけじゃない。。。。。。
┗■ 私たちには、まだまだ「アクション!」というかけ声が似合う


対象者: 団塊世代 (1943-53年生まれ)

日 時: 2007年11月24日 土曜日 13時 〜17時

講座内容:「企業戦士、シナリオのない魅力!?の世界へ!」
永年、企業の目的と経済効率のため働いてきた団塊世代の企業人。いつしか個人と企業の価値観の境界線が曖昧となってきた人も。命令することも、されることもない新たな世界へ入る時、期待と戸惑いの交差が・・。講師自ら戸惑いの連続だった体験を通じて、参加者と新たな世界の魅力と課題について話し合います。

講 師:河西 実氏 ベンチャー企業社長・NPO法人理事
20年以上に渡り大手総合商社に勤務し、7年のニューヨーク暮らし、37カ国への出張経験を持つ。退職後、大阪ボランティア協会で働き、米国のベビーブーマー世代の市民活動への参加について調査を行う。3年前より京都を拠点として、ベンチャー企業の社長を務める傍ら、NPO法人「アクセス-共生社会をめざす地球市民の会」で理事として活動する。

場 所:大阪市立総合生涯学習センター(大阪駅前第二ビル)
 大阪市北区梅田1-2-2(大阪駅前第二ビル5階)
 電話:06-6345-5000 (場所がわからない時のみにご利用ください。
 講座については、下記にお問い合わせください。)
 最寄り駅:JR東西線北新地駅、JR大阪駅、地下鉄・西梅田・梅田・東梅田

参加費: 500円

定 員: 20名(先着順)

お問合せ・申込み:
「お名前」・「連絡先あるいはメールアドレス」(必須)を下記のいずれかの方法でご連絡ください。「期待されること」や「参加動機」などもお書きください。
●メール     :info@dankaiaction.jp
●ホームページ   :http://dankaiaction.jp
●電話・ファックス:06-6428-1402(担当:今村)
ご連絡いただきました個人情報は、主催者および講師以外の第三者に提供することはありません。

*4〜5回目の内容はhttp://dankaiaction.jp/lectures/series.html
をご覧ください。こちらもぜひご参加ください。
2〜4回は、事例から共に考え、5回目は今後の行動を考えます。

☆その4: 一歩踏み出せば、活動はひろがる! 
日時: 12月15日(土) 13時〜17時
場所: 大阪市立総合生涯学習センター研修室(大阪駅前第二ビル5階)
講師: 錺栄美子氏  なにわ語り部の会

☆その5: 自分で「活動」を創るプロデューサーになろう!
日時: 1月19日(土) 13時〜17時
場所: 大阪市立総合生涯学習センター研修室(大阪駅前第二ビル5階)
講師: 吐山継彦氏 言葉工房主宰、市民活動総合情報誌「Volo」編集委員長

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以上


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★【10】 編集後記                     ★☆★
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 今年は、高齢の家族3人が体調を崩し、付き添いで8つの病院に行った。私は、歯医者を除けば病院に行くことはまれなので、どの病院も誰もがとても親切なので正直驚いた。しかし、規模が大きくなればなるほど、分業になっていくため、高齢者もあちらに、こちらにと広い病院の中をぐるぐる回らなければならないし、説明を受けるために待つことも多い。先日は診察で3時間近く待たされた。病院に行くには、体力をつけなければならないのだろうか(スー)
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