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市民ライター通信より
2冊の本が出版されました!
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☆★☆★
★☆★ 書く力、書く参加!
☆★
★ 市民ライター通信
☆ 2007.10.20
-------------- http://www.f-ts.bb4u.ne.jp/~writer/ ★ 第49号★☆★
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■あなたも市民ライターに!■
市民が社会に向けて情報を発信するには、書くことが不可欠です。
多くの市民活動はそこから始まっています。《書く力》を養い、
《書くことで社会参加する》市民ライターになりませんか。
========= 市民ライターのイメージ ==========
* 書くことによる社会的な発信が大切だと考えている。
* 心情吐露だけに終わらず“レポート性”のある文章がかける。
* ペンが剣よりも強い世界にしたいと思っている。
――――――――――――――――――――――――――――――― ■まいど おおきに!■
いつまでも暑いと思っていたら、急速に涼しくなってきましたね。秋の訪れとともに、様々な行事が増え、みなさんお忙しいのか、今回原稿が少なくなってしまいました。原稿が多すぎるのではないかとのお声もよくいただきますが、やはりさびしいですね。みなさまのご投稿お待ちしています。
/////////////////////■□■ も く じ ■□■//////////////////////
【1】地球を見つめて〜なんちゃって(49)
シラミ ……………………………………………… かざり えみこ
【2】私のスピルチャル体験(7) ………………………………… 有明弥
【3】投稿:日本在住ミックスたちの一大チャリティーイベント
…………………………………… キャロライン
【4】今月のうふふ …………………………………………………… ほおずき
【5】秋田弁だば まんず おもしれー
腹つよい ……………………………………………… 秋田おばこ
【6】詩 …………………………………………………………… 陣内 三朗
【7】イベントのお知らせ
1.ミンダナオの風と音と
2.第6回 よどがわ河川敷フェスティバル
3.第10回市民活動サロン「遊学亭」
【8】編集後記
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読んで、感じて、そして、あなたも発信してください。
☆書く力を養い、書くことに慣れ、書くことで社会参加していきましょう。
「論・RON・ロン」コーナーは、個人の論を世の中に論じよ
うというコーナーです。といっても、個人的な問題を論じる場
ではなく、社会的問題や時事ネタを、一市民の立場で論じよう
ではないかというコーナーなのです。多いに論じて、あなたの
考えを世に問うてください。個人の考えを発信することには意
味があります。ひとりの力は小さくても“うわさが力になる”
からです。あなたの論をお寄せください。反論や賛成論も歓迎、
ここは「議論の場」です。
その他「この○○を誉めよ!」などいずれも800〜1000字程度
(締切15日必着!メールに貼り付け添付でお願いします)
感想・投稿大歓迎!お待ちしてま〜す。
★投稿先 E-mail: writer@f-ts.bb4u.ne.jp ★
メルマガ「市民プロデューサー通信」の購読もよろしくお願いします。
⇒http://isweb25.infoseek.co.jp/business/capnews/index.html
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□ ☆彡
■【1】 地球を見つめて〜なんちゃって(49) ☆彡
□ ★彡
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◆ シラミ ◆
かざりえみこ
最近、日本の子どもたちの間で『アタマジラミ』が増えているそうです。
ウェブ上で『シラミ』を検索してみました。団塊世代といわれるわたしたちがシラミ駆除のDDTを浴びた最後の世代であることと思い合わせて、とうに忘れていた世界に引き戻されたような錯覚を覚えてしまいます。
校庭で一列に並び、先生から頭に白い粉をまぶされ、持っていった手拭いで頭をぐるりとしばりました。今日はこのまま寝ること。洗うのは明日。シラミを持っていると、血が吸われるだけではなく、発疹チフスという病気になるぞ。頭をくっつけて遊ぶ子どもは、すぐ他の人からシラミをもらってしまうから、こうしてクスリをかけている。こんなことを1年生だった私は、クスリでまっ白になった頭の中にしっかりと刻み込みました。男の子はクリクリの坊主頭。そんな子はノーマークです。対象は坊ちゃん刈りの男の子と女の子だけ。当時の女の子はおかっぱ。それもワカメちゃんのように刈り上げていました。
シラミのうち、コロモジラミは路上生活者などに発生しやすいとのこと。不潔にしていると爆発的に増えるようです。アタマジラミは長髪の人に多いとのこと。最近は子どもも大人もロングヘアが流行しています。また、いつ櫛を入れたか疑うようなモジャモジャヘアスタイルがはやっているのには、なにをかいわんやです。ケジラミは不特定多数との性行為でうつりやすいと聞けば、これも思わず眉をひそめます。
アタマジラミはシャンプーしたくらいでは、駆除できません。それどころか家の中でドライヤーをかけると、そこら中に飛ぶ可能性があるので、できれば外で乾かした方がいいそうです。アタマにシラミがわいたくらいでは発疹チフスにはなりません。DDT世代が言うのですから、半分は本当です。日なたでシラミとりをして貰ったものです。当時は多くの子どもがシラミを持っていたので、学校で嫌われたりいじめられたりということはありませんでした。ただ、シラミに噛まれると猛烈にかゆいので、いつもボリボリと頭を掻きむしっていました。授業中に集中力が損なわれるのはまちがいないところです。
さて、いまどき、シラミ駆除のために髪の毛を短くしたり、特別なシャンプーを使ったりすれば、シラミがいることを宣言するようなもの。きっと仲間はずれにされてしまう。そう考える人が多数派らしいのです。そのために、率先して予防しようとか駆除しようということにはならないらしいのです。これには驚きとともに考えてしまいます。シラミやシラミの卵からいじめの図式へ移行するのもあり得ると思われるだけに、なんとも悲しいことです。
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★ ☆彡 ★彡
☆【2】「私のスピルチャル体験」 第6回 ☆彡 ★彡
★ ☆★☆★彡
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有明弥
前回私の過去の経験を振り返り、当事者の人がどんな思いでいたのか、今になって初めてわかるようになったと書きました。
今、私は当事者として経験をしながら、つらい思いもしています。私の女装をすんなり受け入れてくれた人が、だんだんと「あなたは男性としてのほうがかっこいい」とか「そんなにむりしなくていいのに」などと言ってくるようになりました。それも巧妙に、「あなたのために言ってあげているのよ」みたいな感じで攻めてきました。その人との付き合いは終わってしまいましたが、最後のほうは平気で「おじさん」と呼んできました。その人は、悪気はなく私のために言っているのよと思っていたのでしょう。しかし、私にとっては自分の価値観だけで動いていると感じられました。三十年前の喫茶店の人も、自分の価値観だけで動いたのでしょう。
私は、そんな人々を攻める気はありません。ただ、社会の中にマイノリティーは確かに存在しています。それも多様な人が、それぞれに違うものを背負いながら生きているのです。そんな社会で、偏見や差別(目に見えるもの、耳に聞こえること以外に、人の心に染みついている感情)をなくすためには、自分をしっかりと受け入れて、そこに立つこと、そして「私はこの様な生きかたをしています」と明確にしていくことだと思っています。私の場合には、現在のジェンダーにおいて、女性のジェンダーに近い生き方がしたい、そしてその手段として女装しているのです。
多様な当事者や関わる人々が、自分の立ち位置にしっかり立って生きてきたから、言葉だけではなく30年前の状況から少しずつ人々の意識が変わってきたのだと思います。私も自分の立ち位置のこだわり、自分を信じ、周りの人々を信じて生きていきたいと思います。
今すぐ何かが、起こることはないでしょう。しかし、いつか変わる日が来ると信じています。
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□【3】投稿:日本在住ミックスたちの一大チャリティーイベント ☆★☆彡
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キャロライン
9月1日から9月30日までの丸一ヶ月、ミックスルーツのグループがユニセフ公認チャリティーイベントを行った。ミックスルーツってなんだ?と思われることでしょう。ミックスルーツグループの会員資格は、「日本以外の国とも深く関わってきた人」。主に日本在住のミックス(ハーフやクォーター)、日系人、外国人と呼ばれる人たちが集まっている。チャリティーイベントを行う趣旨は、ミックスな境遇ゆえに世界に溢れる偏見や差別や格差に人一倍敏感な人が多いからだ。“国境”を越えて生きているミックスにとって、この現状を黙って見ているわけにはいかないという思いでチャリティーイベントへとあいなった。
私がこの会を呼びかけだしたのは5年前。イギリス人の父を持つ私は、大阪で「ハーフ」と言われて育ってきた。学生時代も大人になっても同じ「ハーフ」と呼ばれる人に出逢えたことがなかった。どうしても同じ立場の友達がほしくて呼びかけだした。幸い今はインターネットの時代。インターネットを通してたくさんのミックスたちと出逢うことができた。全国各地で5名ほどの私がいた。つまりミックスルーツの呼びかけ人たちが。お互いが出逢えたことで会は全国規模になった。
そしてこの9月、日本史に新たな1ページが開かれた。それまで内なる思いを秘めていた日本在住のミックスたちが外へ向けて自分たちの存在を表現し始めたのだ。9月1日、神戸でのオープニングコンサートから始まり、30日東京でのフィナーレまで、関東・関西のメンバー一丸となって歌や写真や詩や絵画・・・それぞれの手法で自己表現をした。
私は30日のフィナーレイベント参加のために東京に出向いた。午後3時から9時まで、歌に踊りにライブペインティング(その場で絵を描ききること)に演劇・・・と、目白押しのスケジュールだった。観客は当初100人程度しか見積もっていなかったところ300人を超えて会場はさながら満員電車の様相。でも誰一人途中で帰る人はいなかった。予想をはるかに上回った1ヶ月間の収益金は無事ユニセフに寄付され、スタッフ一同感動の涙を流した。
私たちのスタートはこれからが始まり。日本社会に「人種・民族・文化の多様化」が認められるその日まで、私たちは発信し続ける。
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☆ ★彡☆彡★彡
★【4】今月のうふふふ・・・ ☆★彡
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ほおずき
振り込め詐欺が横行しています。
どんなふうにして電話してくるのかと、大阪のおばちゃんは興味津々。
そして、ついにかかってきました。
「ねえ、お母さん、ぼくだよ」
「ぼくって○○なん?」
(若い男性の声だったので、うっかり息子の名前を言ってしまったアホな母親!)
「そう、○○だよー」
「えっ? ○○? 声、違うやないの?」
「あっ、風邪ひいちゃったんだよー」
「ほんで、何の用なん?」
「あのねえ、急に大きなお金がいるんだ」
「何言うてんねん、切るでぇ」
「何いってんだよー」ガチャリ。
アホな母より、もっとアホなヤツ。
うちの息子が「ねえ、お母さん」はないのです。そして電話は常に大阪弁なん
です!
はじめっから、まことにあっけない振り込め詐欺未遂事件でした。
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■【5】「秋田弁だば まんず おもしれー」(秋田おばこ編) ☆彡
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■ 腹つよい ■
秋田おばこ
食欲の秋です。新米にリンゴ、梨、柿、キノコ、栗・・・。
東北の秋はうまいものがいっぱい。
ついつい食べ過ぎて、思わずゲップーッ!!
こんな状態を秋田では「あ〜あ、腹一杯、腹つうぇー(強い)!!」
と言います。
関西に来て、「お腹が大きい」と聞いたとき、思わず「えっ?
おめでた? 男が?」と、それはそれはビックリしたものでした。
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■【6】詩 ★ ☆
□ ★彡★彡
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「小さな幸せ」
陣内 三朗
身近にある小さな幸せに
気づけたとき
人は幸せを感じる
誰にでもある小さな幸せ
ご飯がとても美味しかった
道端の花がとてもきれいだった
こんな小さなことに
幸せを感じることが出来たら
いっぱい いっぱい
幸せになれる
こんなココロに育ったら
幸せがたくさんよってくる
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□ ☆彡
■【8】イベントのお知らせ ☆
□ 1.ミンダナオの風と音と
■ 2.第6回 よどがわ河川敷フェスティバル
□ 3.第10回市民活動サロン「遊学亭」
■
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1.ミンダナオの風と音と
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フィリピンのミンダナオ島から、民族音楽のクリンタンと伝統舞踊を披露しながら国際交流をするために若者たち数名が日本にやってきます。関西の数カ所で公演をします。とても珍しいもので、ぜひこの機会にたのしんでください。
10月27日 滋賀県高島市 市民会館 13:30〜15:30
10月30日 姫路市 淳心学園
11月 1日 兵庫県福崎町 福崎町立図書館 13:00〜15:00
11月 2日 大阪市東淀川区小松 水仙の家 18:30〜20:30
11月 3日 大阪市平野区 区民ホール 14:00〜16:00
全興寺境内 18:00〜19:30
11月 4日 大阪市東淀川区豊新 ワークセンター豊新
14:00〜16:00
各会場によって主催や出演は少々異なりますが、ミンダナオ子ども図書館のクリンタン演奏グループによる公演は変わりません。詳しい内容や参加費などは各会場にお問い合わせ下さい。
2.第6回 よどがわ河川敷フェスティバル
・・・暮らしに寄り添う淀川の実現を目指して・・・
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10月21日 (日) 正午〜午後4時
【小雨決行 荒天の場合28日(日)に順延】
場所 淀川河川敷公園 淀川区西中島地区
主催 淀川フォーラム実行委員会
3.第10回市民活動サロン「遊学亭」〜エンパワーとひらめきのために〜
「生駒市長 山下真(まこと)さんを招いて」
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市民活動サロン「遊学亭」では、毎回違う人が「亭主」になり、亭主自身が注目している市民活動家などをお招きし、サロンを開催します。
市民活動に必要な「ひらめき」「新しい刺激・情報」「出会い」「充電」等の機会を参加者のみなさんとともに共有できるよう、亭主自身が進行やもてなしを工夫します。
もちろん一方的なお話しだけではなく、発題の後に参加者同士の話し合いの場は毎回確保されます。開けてびっくり玉手箱のような、新鮮なサプライズと遊び心満載の仕掛けをお楽しみください。
※「亭主」とは遊学亭の主人の意味で、男性をさすものではありません。
■お 題:「私の市政改革」〜市民のための真の地方自治をめざして〜
2006年1月、ボランティア・スタッフとともに選挙戦に挑んだ山下真さん。見事に当選し、2月に生駒市長に就任。市民のための真の地方自治を目指して市政改革に取り組んでいる山下市長の熱い思いに触れ、膝を交えて、市民と政治、市民活動・NPOと政治の関わりについて語り合いませんか。
■ゲスト:山下 真(まこと)氏(生駒市長)
亭 主:吐山(はやま) 継彦(言葉工房代表)
■日 時:2007年11月4日(日)午後2時〜午後5時
■場 所:大阪NPOプラザ 3階H会議室
大阪市福島区吉野4丁目29-20 電話:06−6465−8391
■参加費:1,000円*当日お支払いください。
■定 員:70名(先着順)
■申込締切:2007年10月31日(水)
■当日の流れ:
14:00〜14:15 大阪ボランティア協会からの挨拶と山下市長の紹介
14:15〜15:30 山下市長のレクチャー
「私の市政改革〜市民のための真の地方自治をめざして〜」
15:30〜15:45 コーヒー・ブレーク(15分)
15:45〜16:45 ダイアローグ・セッション(60分)
参加者とのトーク、意見交換
16:45〜17:00 振り返り(15分)
■主 催:
市民活動プロデューサー協会
社会福祉法人 大阪ボランティア協会(http://www.osakavol.org/)
〒553-0006大阪市福島区吉野4-29-20大阪NPOプラザ100号
電話06-6465-8391 FAX06-6465-8393
Eメールnpo@osakavol.org 担当:塚本
■お問い合せ
〒553-0006大阪市福島区吉野4-29-20大阪NPOプラザ100号
電話06-6465-8391 FAX06-6465-8393
Eメールnpo@osakavol.org 担当:塚本
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★【8】 編集後記 ★☆★
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母が体調を崩し,「緊急事態時に、受け入れてもらえるために総合病院で診察を受けておいたほうがいい」との医者の助言で、総合病院で診察を受けた。初回は、予約があったが、その後予約をとる方法がないまま相談のために再訪した。予約がないと、予約している人が来る度に後ろに後ろに回され、なんと3時間も待たされた。大学病院によく行っている友だちに話をしたら、「どこでもそんな状況だから仕方がない」と言う。病院に来るのでも大変な高齢者や病人も多いのだから、仕方ないで済ませていいものだろうか。利用者の声を拾い、誰にもやさしい方法を考えることはできないのだろうか。 (スー)
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