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市民ライター通信より
2冊の本が出版されました!
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★☆★ 書く力、書く参加!
☆★
★ 市民ライター通信
☆ 2007.7.20
---------------- http://www2.ocn.ne.jp/~mmwriter/ ★ 第46号★☆★
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■まいど おおきに!■
学校は、もうすぐ夏休みですね。というわけではありませんが、今号は夏休
みモードで少し短めになっています。
さて、大切なお知らせがあります。市民ライター通信のホームページアドレ
スが http://www.f-ts.bb4u.ne.jp/~writer/ になります。まだ、修正箇所が
ありますので、見にくいところがあるかと思いますが、引き続きよろしくお願
いします。
/////////////////////■□■ も く じ ■□■////////////////////
【1】論・RON・ロン
自転車DEメールの若者に告ぐ! ………………………… thayama
【2】地球を見つめて〜なんちゃって(46)
桃・花と実と葉と ………………………………… かざり えみこ
【3】オバチャマは市民ライター (15)
年金問題 …………………………………………………… オバチャマ
【4】投稿:連載『人間の大地』Part3 ……………………… キャロライン
【5】秋田弁だば まんず おもしれー
アンツコト ……………………………………………… 秋田おばこ
【6】ハンガリー追想(8) ………………………………… シュー・マームラ
【7】イベントのお知らせ
イラク最新報告(7/28・土・ドーンセンター)
〜混迷をきわめるバグダッドの女性たちは今〜
【8】編集後記
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□ ★彡
■【1】 論・RON・ロン ☆彡
□ ◆ 自転車DEメールの若者に告ぐ! ◆
■ ★彡☆★
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by thayama
最近、おもに若い連中だけど、自転車に乗りながらケータイ電話で話をしているのをよく見かける。自転車に乗っているときにケータイが鳴ったので慌てて耳に当てる、というのはまだ理解できる。しかし、自転車に乗りながら相手の電話番号を押したり、メールをしているのを見ると、まずその危機意識の欠如と無鉄砲さにあきれるとともに、彼(彼女)らの機械操作技術には「感服仕る」しかない。
片手で自転車のハンドルを操作しつつ、前から来る歩行者の行動パターンにある程度注意を払い、もう一方の手であの難しい電子メールを打つのだから、彼(彼女)らの頭脳は複雑にフル回転しているはずだ。運動能力、言語能力、バランス能力、指先使用能力など、さまざまな能力を司る頭脳を若いときからこれだけ鍛えているのだから、彼(彼女)らが高齢に達したときには日本から認知症なんてなくなっているかもしれない。
自転車に乗りながらの携帯電話操作というシーンはかなり頻繁に目にするのに、ほくが感心するのは、これまでまだ一度も、自転車と歩行者もしくは他の自転車や自動車との衝突事故を目撃したことがないことである。このこと一つとっても、日本の若い世代の能力が一昔前のわれわれとは比較できないほど進化していることが分かる。
しかしそのことはさておき、彼(彼女)らが自転車に乗っているときまでもしたい行為とは何か?と考えてみると、それはまったく単純な話で、他者とのコミュニケーションだと分かる。ケータイ電話による会話も、電子メールも、その目的は他者とのコミュニケーションである。しかし今、喧伝されているのは、日本の若者の他者とのコミュニケーション不全ということではなかったのか…。
ここでおじさんは考えこむ。他者とのコミュニケーションというのは、自転車のペダルを踏みながら完遂できるようなものではないのではないか、と。相手と対峙して言葉を交すこと。また、万年筆などで文字を認め、封書にし、切手を貼って、ポストに投函し、今か今かと返事を待つ。そういう緊張感と妄想と期待感と、相手への血肉化(デジタル的ではない)した“愛”があってはじめてコミュニケーションは成立するものなのではないか……と。
日本の自転車ケータイ世代の若者に告ぐ。
自転車に乗っているときにケータイが鳴ったら、まず自転車を停めて、きちんと相手の言葉に耳を傾けよう。また、自分の気持ちを本当に相手に伝えたいのなら、自転車走行中にケータイでメールするのではなく、相手にじかに会って、目を見ながら話をしよう。そして、愛の告白を直接する勇気がないなら、せめて直筆の恋文を書こう。君の下手な手書き文字でさえも、ケータイのフォントによるコクリ・メールより、効果抜群であることをおじさんが保障してあげるからさ。
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□ ☆彡
■【2】 地球を見つめて〜なんちゃって(46) ☆彡
□ ★彡
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◆ 桃・花と実と葉と ◆
かざりえみこ
桃が好きです。
春の花を見るのも、夏の実を食べるのも。
早春、花屋さんの店先には八重の花桃がならびます。強烈な「桃色」に、うれしい春のおとずれを実感します。女の子を連れたお母さんたちが、桃と菜の花の束を買い求める光景をほほえましくながめています。ピンクとか桃色といえば、性的にいやらしそうに使われますが、本来は性と豊饒のシンボルだったはずの桃です。
4月はじめ、満開の桜のボリュームに圧倒されて、あまり目につきませんが自然に咲いた桃の花はみごとです。温室育ちとの決定的違いは、花のたくましさでしょう。色も形もしっかり咲いてしっかり散ります。
濃い桃色でコロリンとした丸い桃の実は、据わりが悪いことから、馬に乗るのがヘタで鞍に尻が落ち着かないことを指して『桃尻』の語源とか。ウィキペディアに載ってました。
もともとは、秋のくだものだったようです。俳句では秋の季語ですから。
桃冷やす水しろがねにうごきけり 百合山羽公
桃の如く肥えて可愛や目口鼻 正岡子規
そういえば、近所の庭で毎春花を咲かせる桃の木には、いま、ピンポン球大の緑の実がまだ枝にしがみついています。果物屋さんには桃が出盛りになったというのに。
私が子どもの頃、病気のお見舞いにもらった桃の缶詰はカルチャーショックでした。こんなおいしいものがあるのかと驚きました。それというのも、近所のおじさんにいつももぎたての桃をもらうのですが、たしかに甘くて、さわやかで本当においしいのですが、カリカリと歯ごたえがあって、それが桃の味だと思っていたのです。もうお盆も終わった頃でした。当時はアセモやカブレに効くといって、桃の葉の煎じ汁で行水をさせられました。今でも桃の葉エキス配合のハンドクリームがあります。皮膚病に効く成分があるようです。
桃は昔から中国では仙果といわれ、不老長寿の果実、不思議な魔力を持つくだものといわれて珍重されてきたとか。中華料理で、お祝いの席に桃の形の桃饅頭が出ますね。
近年は科学的に解明されて、桃には糖尿病、高脂血症、高血圧の予防効果があるといわれて注目を集めています。食物繊維が便秘予防にもいいとか。その分、食べ過ぎると下痢をしやすいそうですからおいしくてもほどほどに!
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☆ ★彡☆彡★彡
★【3】オバチャマは市民ライター (15) ☆★彡
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■ 年金問題 ■
オバチャマ
「年金問題は私にお任せくださ〜い!早期解決できるのは私だけ〜!」(あべっち)
おお!さっきまでの罪びとがいつの間にか英雄きどりだぜい!こんだけ金を使えば、どんなボンクラにだって解決できるんちがう?「速やかに調査し、受給者、加入者である一億人のみなさますべてに年金記録を送付し、給付につとめます」だって。その費用半端じゃないよ。アナタのいいたいのはこうじゃない?
「あいつらのずさんな管理でぐちゃぐちゃになってしまった年金を、権利のあるなしに関わらず、人柄さえ良ければ(人相の良し悪し、好き嫌いとかあるし判断ミスは想定内)証拠なんかなくっても大盤振る舞いしてやろうじゃないか。その際、社保庁はじめ政府の責任はいいっこなしで、有難く受け取りなよ。
そうそう、問題解決にかかった莫大な費用は、騙しながら権力に任せて搾取している若者の年金から支出するし、それでも足りなかったら税金、これを庶民は血税とかいうようだけど、たいした額じゃないんだし、ここから出せばいいじゃないか。
金さえ注げば、なあにすぐに解決めでたしめでたし。金に名前が書いてあるわけじゃなし、誰の金を注いだってわかりゃしない。どうせ、若者が老人になったときには、年金を払える見込みなんざ毛頭ございませんだ。破綻のときのいい言い訳ができたじゃないの」
ひとのふんどしで相撲をとってるくせに、あべっちって自分の手柄のように偉そうに参院選で連呼してるよね。良家の孫に庶民の暮らしなんかわかるわけない。あべっちの周りには仲良しこよししか置かないし。
それに、名前の判別ミスなどは、どう考えてもシステム不備。システム開発を請け負って、大儲けしたのはどこのどいつだ。そのIT企業の名がどうして公表されないのか。納入先が民間だったら、絶対、名指しで非難されている。それが公表されなければ、企業との癒着だと疑われても仕方ない。今回発注した先が一番怪しい。まさか、構築ミスの責任もとらずに、再構築でも儲けちゃう気じゃないでしょうね。
全国に設けられた年金相談窓口の設備費、電話料金、延べ何万人・何十万人分の日当、職員に払われる残業手当に休日出勤手当て、一億人分の郵送料、その上、システムの再構築、その総費用、何十億になるのか想像もつかないが、領収書を添えて、国民に明らかにする責任が安倍さんにはあるんじゃなくて!私たち国民はばかじゃないのよ。この選挙でしっかり見せてやりましょう。首を洗って待ってらっしゃい!
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□【4】投稿:連載『人間の大地』Part3 ☆★☆彡
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キャロライン
『人間の大地』 犬養道子 著 中公文庫 1992年
著者は、本書の前書きに「飽食と無関心とカネ至上が飢餓を作り出す」と書いているが、近年の我々の生活は正に「カネ・モノ至上主義」であった。実際我々は、貧困国で餓えて亡くなってゆく子どもの死亡率よりも新しい食品のニュ−ス、「第三世界」の労働者の賃金よりも有名スポーツ選手の年収の方がニュースになる社会に生きている。溢れかえる情報の波の中で、人間としての平行感覚を失ってしまいそうになるとき、本書はもういちど人間の尊厳と理想、そして大地の恵みと貴さを教えてくれる。
今回紹介するのは、「カオイダン難民キャンプ」でのエピソ−ド。難民キャンプの重傷者テントの中に、医師にサジを投げられ「あと数時間の命」と宣告された極度に栄養失調の子どものだったが・・・。
以下【ゼロと一】の章から抜粋 『愛は食にまさる』
ほぼ7万人(1979年12月19日の人数)収容のカオイダンのキャンプ第一セ
クション内の病者テント内に、ひとりの子がいた。
ひとりぽっち。親は死んだか、殺されたか、はぐれたか。兄弟姉妹はいた
のか死んだのか。一言も口にせず空をみつめたままの子。衰弱し切ったか
らだは熱帯性悪病の菌にとっての絶好の獲物であったから、その子は病気
をいくつも持っていた。
国際赤十字の医師団は、打てるだけの手を打ったのち、匙を投げた。「衰
弱して死んでゆくしかのこっていない。可哀想に・・・」
子は薬も、流動食も、てんで受け付けなかったのである。幼ごころに「こ
れ以上生きて何になる」の、絶望を深く感じていたのだろう。
ピーターと呼ばれる、アメリカのヴォランティア青年が、その子のテント
で働いていた。医者が匙を投げたそのときから、このピーターが子を抱い
て坐った。
特別の許可を得て(ヴォランティアは夕方五時半にキャンプを出る規則)
夜も抱きつづけた。子の頬を撫で、接吻し、耳もとで子守歌を歌い、二日
二晩、ピーターは用に立つまも惜しみ、全身を蚊に刺されても動かず、子
を抱きつづけた。
三日目に・・・・反応が出た。
ピーターの眼をじっと見て、その子が笑った。
「自分を愛してくれる人がいた。自分をだいじに思ってくれる人がいた。
自分はだれにとってもどうでもいい存在ではなかった・・・」この意識と
認識が、無表情の石のごとくに閉ざされていた子の顔と心を開かせた。
ピーターは泣いた。よろこびと感謝のあまりに、泣きつつ勇気づけられて、
食べ物と薬を子の口に持っていった。
子は食べた!
絶望が希望に取って代わられたとき、子は食べた。
薬も飲んだ。
そして子は生きたのである。
回復が確実なものとなった朝、私はセクション主任と一緒にその子を見に
行った。
「愛は食に優る。愛は薬に優る」主任は子を撫でつつ深い声で言った。
「愛こそは最上の薬なのだ、食なのだ・・・・この人々の求めるものはそ
れなのだ・・・・。」
朝まだき、とうに四十度に暑気が達し、山のかなたからは銃声が聞こえ、
土埃のもうもうと吹きまくっていたカオイダンのあのときを、私は生涯忘
れることがないだろう。
抜粋終わり
著者は「愛は食に優る。愛は薬に優る。人々が本当に求めているものはこれである」と締めくくっている。人が生きていくには、満たさなければならない基本的な欲求があるが、その中で最も重要なのが「誰かに愛される」という欲求なのだ。いくらモノがあふれていても、この欲求が満たされなければ人は身体と心を病んでしまう。
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■【5】「秋田弁だば まんず おもしれー」(秋田おばこ編) ☆彡
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■ アンツコト ■
秋田おばこ
むかし、おばあさんに「試験、受かるべか、アンツコトだ」
と何度も言われたとき、なんだか「受からない」ような
気がしてきて、とってもイヤな気分でした。
心配よりも、もっと心配するときが、アンツコト、です。
心配な、の比較級のようなものです。その証拠に
『しんぴゃぁ』とは、使い分けてましたから。
今でも秋田では生きていることばですが、若い人は
使わないようです。
ちなみに広辞苑を見ました。
『案じごと』として、心配 とあります。
案じる、は計画する、考える、の他に心配するという
意味もありますから、アンツコトは、案じごとなんです。
考えたこともなかったですねえ。
それにしても、アンツコトも案じごともなく、心配にはただ
『心配』しか使わない私の語彙力が、よっぽどアンツコトだね。
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■【6】ハンガリー追想(8) ★ ☆
□ ★彡★彡
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シュー・マームラ
中越沖地震、またもや悲惨な天災に見舞われた。日本や海外でも、阪神・淡路大震災以降大規模な地震が数多く発生している印象があるだけに、なんだか不気味だ。
ハンガリーでは地震はほとんどなく、仕事仲間のゴビさんは、40歳すぎまで地震を経験したことがなかったらしい。日本訪問時に初めて地震を経験することになったのだが、それが阪神・淡路大震災であったのだから、驚きと恐怖は相当のものだった。
実は、ハンガリーは世界有数の温泉国だ。全国で約140箇所温泉が湧き出し、ブダペストだけでも約100か所浴場があるそうだ。私は、南西部の地方の小さな町か、ブダペストでは事務所の中で多くの時間を過ごしていたため、観光地もざっと回ったか車で横切った程度で詳しくなく、温泉にも行ったことはない。ハンガリーに毎年5−6回行っていた同僚は、顧客の接待も兼ねブダペストのGellertホテル内の温泉や、ハンガリー有数のリゾート地のバラトン湖での温泉を楽しんだそうだ。水着を着用するため、混浴というか男女の区別をしていないところが多かったようだ。
温泉事情は、ネットで調べていただくとして、コビさんの日本での地震体験について少し書いてみたい。
彼女は、1月15日から大阪に滞在していたと思うが、17日も朝早く私が大阪中之島のリーガロイヤルホテルに迎えに行く予定だった。地震直後、家の中の状況にもかかわらず、彼女のことが真っ先に頭に浮かんだ。地震の情報がまだ何もないまま午前6時には、「今日行けないかもしれないけど、明日には行けると思う」と電話をかけた。幸運にも阪急神戸線の西宮北口から梅田間が翌日には運行されたので、ホテルに飛んで行った。
高層階に宿泊していたため部屋のテレビが飛び、異国の地で何が起こったのか把握できず、生きた心地はしなかったそうだ。その後、ホテルの従業員が安全のためと誘導してくれロビーに降り、海外の宿泊客が集まり輪になったとのこと。夜になりホテル側は、もう大丈夫だからと低層階に部屋を準備したそうだが、怖くて皆でそのままロビーで夜を明かしたそうだ。自分の行動を冗談を交えて話しをしてくれたので、私は安堵した。
その1−2年後、大阪に彼女が再び来た。日本に行くことを考える度に、恐怖体験を思いだし大決断の末の来日だった。宿泊先は、前回のホテルは避けて、心斎橋のホテル日航にした。ホテルのフロントデスクが2階にあるにも関わらず、チェックインカウンターで彼女は言った「すみません、宿泊階は1階にしてください」。
日航ホテルは、3階からレストランや宴会場が位置し、確か8階から宿泊階になる。普段は他の人をなだめ、無理を言わない彼女が「地震が怖いので、どうしても1階で泊まりたい」とごてた。私たちは、二度とあんな大きな地震は来ないと思っており、かなり鈍感になっていたようだ。今更ながら、ごめんなさい。
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■【7】イベントのお知らせ ☆
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イラク最新報告(7/28・土・ドーンセンター)
〜混迷をきわめるバグダッドの女性たちは今〜
転送大歓迎!
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イラク最新報告(7/28・土・ドーンセンター)
〜混迷をきわめるバグダッドの女性たちは今〜
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イラク戦争から4年、まだ戦争は終わっていません。それどころかますます多くの人びとが殺され、生活基盤は崩壊し、国を出ようとする人びとの波は続いています。いまイラクで、とくに混迷をきわめるバグダッドで、何がおきているのでしょうか?
イラク取材を続けている玉本英子さんは、この4月、世界で最も危険だといわれ、恐怖と荒廃の街となったバグダッド、とくに宗派抗争が先鋭化している地区に入り、人びとの厳しい暮らしの現実と率直な声を映像におさめてきました。
新聞紙面やTV画面から、イラク報道は極端に減りました。米兵の死者三千人余り、イラクの死者二十数万人、昨日の自爆テロでの死者OO人、という数字以外に、私たちはほとんど実態を知ることができません。
そんな中、玉本さんは「バグダッドに残っている人びとはどんな思いで日々を生きているのか。現場に出て、できる限り人びとの声を聞くよう努力しました」とおっしゃっています。
一方、イラク北部モスル郊外のバシカ村では4月7日に17才の少女がイスラム教に改宗したという理由で、公開石打処刑されました。玉本さんは3年前、この村を訪れました。戦争とは別のこの事件についても語ってくださる予定です。
日時:2007年7月28日(土)
午後1時30分会場、2時開始(〜4時30分)
参加費:700円
場所:ドーンセンター(大阪府立女性総合センター) 5階 特別会議室
(http://www.dawncenter.or.jp/shisetsu/map.html)
(京阪天満橋駅・地下鉄谷町線 天満橋駅1番出口から東へ350m、
またはJR東西線 大阪城北詰駅2号出入口から西へ550m)
講師:玉本英子さん(アジアプレス・インターナショナル)
問い合わせ:アムネスティ大阪事務所 (TEL:06-4395-1313)
(eメール:shihaiamnesty@yahoo.co.jp)
主 催:(社)アムネスティ・インターナショナル日本
死刑廃止ネットワークセンター大阪(http://www.amnesty.or.jp/)
協 力:DAYS JAPAN関西サポーターズクラブ(http://daysjapan.jp/)
*玉本英子さんプロフィール
アジアプレス大阪事務所所属(http://asiapress.org/)。
クルディスタン、イラク、アフガニスタンなどをフィールドに、テレビ、雑誌、新聞などで発表している。2004年、ドキュメンタリー映画「ザルミーナ・公開処刑されたアフガニスタン女性を追って」を監督。共著に『アジアのビデオジャーナリストたち』(はる書房)がある。イラク治安悪化後も、毎年イラク国内に入り取材を継続する数少ないジャーナリストのひとりである。また、今回のイラク・バグダッド取材の模様はテレビ朝日の報道ステーションでも一部紹介された。
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★【8】 編集後記 ★☆★
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インターネットが発達し、多くの必要なそして時には貴重な情報が簡単に入手できるようになり、仕事のみならず生活にも不可欠のものとなっている。先日PCを修理に出したところ、なんと修理費が9万円との連絡があった。止む無くPCを買いなおしたが、金銭ならびに技術習得の機会面でも、益々格差を生み出しそうな危惧を再び持った。もっと多くのPCを公共施設などに設置し、誰でもが自由に学び使えるようにすべきだと思う。 (スー)
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このメルマガは、市民ライターの情報発信の場として、「市民ライター養成講座」(大阪ボランティア協会主催)の修了生が、講師・チューターの協力を得て運営しております。
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■書く力、書く参加!『市民ライター通信』■
編集:市民ライター通信編集委員会
編集者:今村澄子 発行者:吐山継彦
URL: http://www2.ocn.ne.jp/~mmwriter/
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E-mail: mm-writers@abelia.ocn.ne.jp
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