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市民ライター通信より
2冊の本が出版されました!
大阪市福祉教育語りの会 鈴木昭二 (11)
2010年1月20日
命を守る白い杖の話
私は毎日のように単独歩行で「白杖使用」をしている。何度か電車ホームの上で乗客の足に白杖をひっかけ、転倒させた経験がある。できるだけ足元だけをガードする方法「ペンホルダー」(※参照)で歩くようにしているのだが、無防備によそ見をしながら歩く乗客は意外に多く、私の前を横断した時に足を引っ掛け、転倒するのである。この時はたいへん申し訳なく思い「すいません」と詫びている。
視覚障害者が一人で歩く場合の規定「道路交通法」を調べてみると、以下のように定められている。
第14条:目が見えない者(目が見えない者に準ずる者を含む。)は、道路を通行する時は、政 令で定める杖を携え、または政令で定める盲導犬を連れていなければならない。
また、運転者に対しては
第71条:運転者は障害者が歩行している時、徐行もしくは、停止しなくてはならない、などと定 められている。だとするならば、プラットホーム上を歩く者の第一義的注意義務を負うのは 視覚障害者ではなく目の見える者にあると言える。
さて、白杖について若干の雑学であるが、材質は、強度・耐久性・重量などの点でグラスファイバーが多く使用されている。別にアルミ製・カーボン製などがある。長さは身長からマイナス40センチぐらいである。(ほぼみぞ落ちのあたりになる。)
では、杖でどれだけのことができるのだろうか?
1. 段差の確認
2. 柱や壁など物体の確認
3. 杖を白く塗って、視覚に障害があることを周囲に示す。(世界中了承されている)
白杖は人の足をひっかけ、被害を与えることもあるが、被害を受けることもある。私は、杖が車に轢かれ、石突の先端がゴルフクラブのようになったことがあった。それに、走行中の自転車のスポークにグラスファイバーの杖が入り、ポキッと折れた話は何度も聞いたことがある。私達視覚障害者の思いは安全で安心し、お互いに『思いやり』を持って歩ける街になってほしいと願うだけである。
※参照 白杖の握り方:
シェイクハンド=握手のようにグリップを握り、人差し指を杖先へ向かって伸ばす。杖先の石突は約一歩半を示している。
ペンホルダー・グリップ=ペンを握るように持ち、足元を掃くように杖を振る
「大阪市福祉教育語りの会」 鈴木昭二さんの目次
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