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★          市民ライター通信
☆ 2010.11.20
--------------- http://f-ts.bb4u.ne.jp/~writer/  ★ 第86号★☆★
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■まいど おおきに!■
 今回は、なんと「論・RON・ロン」への投稿が2件ありました。きっと普段から気になっていることがあるとか、言いたいことがあるということは、多くの人にあることだと思います。「これだけは言っておきたい」なんて思われているみなさま、是非ご投稿ください。お待ちしております。

///////////////////■□■ も く じ ■□■///////////////////

【1】論・RON・ロン
    「いただかせていただきます」 …………………………………… 風
【2】論・RON・ロン
    蘇生せよ日本の政治   …………………… ANDY TAMATYAN
【3】みどりを友だちに! (16)
    生姜(しょうが) ………………………………………  かざりえみこ
【4】自分史「大阪ベイエリア」(24) 大正区編 
    母 その3 ………………………………………………… トミ〜さん
【5】チョットかがく(23)
    LEDランプへの交換 ………………………………………… OHE
【6】福祉教育語りの会
    (1)無資格鍼灸マッサージ師撲滅の街頭アピール …… 鈴木昭二
    (2)おじいちゃんの体験した戦争」最終回  ……………… 辻秀吉
【7】爺婆(MTFトランスジェンダー)のつぶやき(12) …………… 有明弥
【8】みえない危険(2)
    車の運転 …………………………………………………… 十三夜
【9】問う病記:「悪友・岩ちゃんとの経緯」(11)………………… G・フレンド
【10】イベント案内
  (1)「これからの社会を描く!」ための市民塾
  (2)大野川緑陰道路で「タンデム自転車を楽しむ会」
【11】編集後記


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□                          ★彡
■【1】 論・RON・ロン ☆彡
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           ◆「いただかせていただきます」◆                             
                                             風

めったにテレビは見ない私だが、たまに見れば文句ばかり言っているらしい。連れ合いが「うるさい」というので、以来、口をつぐんだかわりにここに書くことをお許しあれ!

それにしても、テレビで話している人たちの多くがなんと語彙が貧しいのだろう。ひところ「ボキャ貧」ということばを聞いたが、もう流行が終わったのだろうか。その状態が当たり前になって定着? したのだろうか。最近いちばんびっくりしたのは「いただかせていただきます」である。スタジオで何かを食べようとしていた。その前に、司会らしき人が「どうぞいただいてください」ときたもんだ! それへの返事だった。

「いただく」は多くの意味を持つが、あの場面でいうなら、人に勧める尊敬語、「遠慮なく召し上がってください」だろう。そこではじめて「いただきます」の謙譲語で応じるのだ。登場人物が極度の緊張からそう発言してしまったのか、単なる無知なのか知らないが、たいしたことを言えない私でも思わず「えっ?」と聞き耳を立ててしまうではないか。

行かせていただきます、読ませていただきます、など「いただきます」をつけた簡易丁寧語で間に合わせるクセがついて、とっさの時に正しく使えなくなったのか。
    食べる・・・召し上がる・・・・いただく
    見る・・・・ごらんになる・・・拝見する
    行く・・・・いらっしゃる・・・参る

書き出せばきりがない。なんだそんなことか。「でもさ、〜〜させていただきます」が便利だから、と言われる向きも、努力くらいはしてほしい。「私が行かさせていただきます」とか「私が読まさせていただきます」、また「○○さんがいらっしゃられるから」とか「○○さんが行かれたときに」などと耳にすると癇(かん)に障る。いつだったか髪の毛をカットして帰る道で出会った人が私に言った。「あっ、頭、いかれたんですね?」それで、私は「ずいぶん前からイカレテますので」と言ってやったら、キョトンとしていた。あの人、若くもないのに・・・。

テレビの登場人物はアナウンサーも含めて、なぜあんなに話し急ぐのだろうか。ことばを理解する・させるための重大なスピード違反だ。考える暇を与えずにポンポンと言い合って、ゲラゲラと笑い合う。ついていけない者は「KY」とか「ボケ役」などに甘んじることになる。携帯メールにしても、次の語彙が待ちかまえていて、考える暇なく指を動かす者が、優れてみえるらしい。ゆっくり他人の話を聞いて、自分の意見を丁寧に整理して話す。人間だから、こういうことを幼児期から訓練させてやってほしい。間に合わなかった者は、今日からでもいい。でないと、いつかこの国は宇宙語もどきになることだろう。


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■【2】 論・RON・ロン ☆彡
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                ◆ 蘇生せよ日本の政治 ◆
                                   ANDY TAMATYAN

民主党に政権交代してはや1年。当初の期待が裏切られグジャグジャの溶融状態の体たらくには本当にがっくり。新聞、テレビ等の情報を集約してみると今回の尖閣列島問題は鳩山さんが1年前普天間基地移転問題を白紙に戻したことが原因と考えるのが妥当だと思う。

自民党が20年がかりでアメリカと地元沖縄の合意を取り付けた移転案を鳩山さんはいとも簡単に白紙に戻したことに唖然とした。(他に年金・健保等山ほどやることがあるのに)余程成算があった上での発言と思っていたらその後の展開を見ていると迷走に次ぐ迷走。自身と小沢幹事長のお金の問題も露見し、自ら墓穴を掘って退陣に追い込まれてしまった。結局アメリカ離れが進んだだけで補完する対策もなく中国とロシアが領土問題で攻勢をかける絶好の機会を与えてしまった。

後を引き継いだ菅さんにいたっては輪をかけてひどい。もともと総理の器ではないと思っていた代打役の菅さんが総裁選まで出てくるとは予想外。その後は昨今のニュースで紹介されている通り仙石官房長官と心中状態。目はオドオドと存在感の無いことおびただしい。まさに末期的状況、失点続きの民主党の中で唯一のヒットであった事業仕分けも官僚に説明員として担ぎ出された政府側の政務官(国会議員)が自分の省の予算獲得を主張して仕分け人と対立、内輪もめの様相を呈している有様。そもそも国家予算は税収入の40兆円に対して100兆円。不足の60兆円は借金(国債)。驚くべきは公務員の人件費だけで税収40兆円にほぼ匹敵することである。家庭で言えば主人の年収が400万円しかないのに600万円借金して毎年1000万円使って贅沢しているような生活である。誰も止める人はおらんのかいな!

平成になった時、明治以来大きく時代が変わると平成維新が叫ばれたが特に大きな変化はなく、20年以上たってやっと本格的な政権交代が起こり、時期をあわせたように昨年からNHKの大河ドラマで「坂の上の雲」と「龍馬伝」が放映されている。

司馬遼太郎原作の「坂の上の雲」では欧米の列強に対抗するため当時の日本国民はよく耐乏生活に甘んじたことが描かれている。今の日本人は予算の時期になると補助金よこせの大合唱。いっそのこと補助金を全てなくしてはどうか。そして公務員の人件費を民間並みに2割カットするだけで8兆円節約できる。日本には株式会社が約115万社(内資本金3億以下の株式会社が約113万社、上場企業約2500社)あるそうな。そのうち税金を納めている会社は1/3に満たないそうである。公務員が身を切り、法人税を厳しく取り立てて、個人は国民総背番号制を導入して隠し金をあぶり出してはどうか。浮いたお金をセイフティネットをしっかりしながら本当に大事なことに重点投資。これくらい大胆なことをやらないと待った無しの日本の財政再建はおぼつかないと思う。

なのに政治の世界はあいかわらず与野党の足の引っ張り合いで不毛な論争に明け暮れ停滞が続く。「龍馬伝」では敵対関係にある長州と薩摩に坂本龍馬は「外国が日本を狙っている国難の時代に日本人同士が争ってはいかんぜよ」と同盟を結ばせ、幕府に大政奉還させることで無血革命への道筋を開いた。その結果日本は大規模な内戦を回避、国力を温存し外国の侵略を防いだ。

座右の書に「坂の上の雲」や「龍馬が行く」をあげる政治家が多い。命をかけて実際の行動で体現する政治家が出て欲しいものである。また国民の側も一人一人が怒りの声を上げるとともに政党が選んだ見も知らぬ当てがい扶持の候補ではなく自分たちが選んだ候補者を送り出そうではないか。


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■【3】みどりを友だちに! (16) ☆彡
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                ◆ 生姜(しょうが) ◆
                                       かざりえみこ

5月に植えた生姜を11月も半ばすぎにようやく掘りおこしました。
生姜の栽培は私には初めての体験です。大きなプランターに植えて家の前におきました。夏の間、通りすがりの人に「これはミョウガ? ショウガ? どっち? 両方?」という質問をなんどもいただきましたが、実はミョウガのプランターと並べて置いていたのです。ミョウガはひと月前にかれたのに、生姜はずっと緑色をしていました。この秋が暖かかったので、掘りおこすのが気の毒なくらいでした。思い切って土を掘ったところ、親生姜の横から子生姜(新生姜)がズラリと十数個もつながっています。ゴツイ形ながら、ぷりぷりしたそのみごとさには、思わず「子孫繁栄」ということばを連想してしまいました。

私も子どもの時分から、生姜に関しては体を温める、毒消し、食欲増進などということを周りの大人から聞いて知っていました。風邪を引いたらおろし生姜に蜂蜜を入れて熱湯を注いで飲めば汗をかいて風邪が早く治る……。イカの刺身には生姜醤油が必需品……。なんでも「耳学問」でした。今は、ウェブ上で検索すれば、なるほどというほど、生姜の薬効について瞬時にたくさんのことを知ることができます。

新生姜の甘酢漬けも、生姜の蜂蜜漬けも、生姜砂糖の作り方もありました。大阪では、関東だき(おでん)の薬味は、カラシですが、姫路では生姜醤油で食べるのが普通だそうです。これは一度試してみようと思いました。例年、新生姜が街の店頭に並ぶとどっさり買って、私は甘酢漬けを作ります。一度塩漬けをしてから、甘酢に入れます。いつまでもシャッキリしていて、暑い夏の貴重な箸休めの一品です。寿司屋さんんお「ガリ」よりもあっさりとしていて、結構評判です。寿司屋さんの「ガリ」よりも甘さを控えますので、差し上げた友人たちには好評です。

    夜の炉に僧のたしなむ生姜酒   岡安迷子
    置所変る厨の生姜かな      高浜虚子

生姜は熱帯原産の植物なので寒さには弱いと聞きます。新聞紙で包んだ上からポリ袋に入れて保存したらいいと聞きます。もっとも、保存するより、生姜酒でも作りましょうか。寒い夜のために。緑のつややかな葉っぱは、刻んで乾かしてお風呂に入れましょうか。きっとぽかぽか暖まることでしょうね。


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■【4】自分史「大阪ベイエリア」(24) 大正区編
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                〜 母 その3 〜
                                          トミ〜さん

母が亡くなり母の骨壷は長く仏壇に置かれたままであった。七回忌に骨壷は天王寺の一心寺に納骨し、新たに仏壇も買い替えた。一心寺は宗派を問わず納骨ができる。納められた骨は何年かに一度、仏像として建立される。一心寺に行けば母の骨が入った仏像を参ることができる。今は父も母も一心寺で仲良く眠っている。私たち夫婦も亡くなれば一心寺に納骨してもらう。両親のもとに早く行きたくないが、行った時は二人に思い切り愚痴をこぼしたい。

母の生い立ちを探るため、出生地の田尻町役場に出向いた。田尻町には母の戸籍は存在しなかった。戸籍を追いかけ岸和田市役所に出向いた。戸籍係りの対応も良く、母の名前が残る二通の除籍謄本を出してくれた。母は生まれも育ちも岸和田市大工町であった。ただ、昭和2年1月出生・本籍へ入籍、昭和22年7月結婚・本籍から除籍、昭和25年協議離婚・本籍編成、昭和30年3月結婚・本籍除籍の履歴が記載されていた。私の名前も、母が離婚後に編成された岸和田市大工町の戸籍に存在していた。その戸籍には、昭和26年9月出生、昭和33年4月9日養子縁組届出、養父の戸籍へ入籍・除籍と記載されていた。母の生い立ちを探ってわかったことは、祖父が和歌山県有田郡出身、祖母が岸和田市大工町出身であること。さらに、曾祖母が嘉永元年生まれであることが判明した。私の三代前が江戸時代に生きた人とは驚いた。ただ、私の戸籍には父の欄が空白であるのも現実と再認識した。

「母の好物は?」と聞かれて思い出すものは田舎饅頭しかない。母から直接聞いたわけではないが、美味しそうに食べていた母の姿が脳裏に焼き付いている。私が仏壇にお供えするものは、決まって田舎饅頭である。私が田舎饅頭を買う時は、表面の薄皮から「あんこ」が少し見えるぐらいの物を選ぶ。それ以外に思い出すものは米粒ぐらいである。母は炊く前の米粒を、雀でもないのによく食べていた。私も真似して食べたが美味しいものではない。身近に同じ習慣を持った人がいたに違いないが、あまり聞かない。

母の入院中は「あんかけうどん」が食べたいと言えば、近くの食堂に鍋持参でよく買いに行った。一番悩んだことは「冷やしあめ」が飲みたいと言った時だ。今では自販機に「あめ湯」が売っているが、当時は夏にしか購入できない飲み物であった。二人の思い出は、木津川に架かる「メガネ橋(千本松大橋)」が完成した時に何度も車で走ったことや、車で九州へドライブしたぐらいだが、帰りのフェリー乗り場で大ゲンカしたことを思い出す。

私が定時制高校時代に就職した給食会社は、母が以前勤めていた会社である。母の紹介で就職したが、誰からも好かれた母のおかげで会社のみんなから可愛がられた。「トミさん」「おトミさん」は母の呼び名だった。私のペンネームの「トミ〜さん」もここからきている。私の連れ合いも亡くなる前年に母から紹介された。連れ合いは、母が掃除のおばちゃんをしていた派遣先の会社で事務員をしていた。がむしゃらに働く私に色恋の話は無縁であるし、付き合い下手で服装など無頓着な私に女性などが寄りつく訳がない。そんな私に彼女を紹介してくれ、今では最愛の伴侶としてそばにいてくれている。この時代がなければ今の自分はない。メガネ橋の下を渡し船が通う、大好きな街「大阪ベイエリア」。


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■【5】チョットかがく(23)       ☆彡
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               ■ LEDランプへの交換  ■
                                            OHE

もうLEDランプに取り替えられましたか。すでに、発熱電球の生産をやめたメーカーもあり、いずれは照明器具は蛍光灯かLEDランプ、どちらかの選択になる日か来るであろう。さらにLEDランプが蛍光灯よりもコスト面で優位になれば、蛍光灯の選択肢が狭まるのもそう遠くはないと思われる。一方、白熱電球、蛍光灯、LEDランプは、それぞれ他の照明器具にはない特徴があることから、3者が将来的にも併存する可能性も考えられる。さて、どのようなものか現状のLEDランプを検証し、他の照明器具と比較してみたい。

いま、LEDランプはエコで炭酸ガス排出量が少なく、長寿命であることが強調され、初期投資が高額である事以外はもっとも優れた照明であるかのように宣伝されている。照明器具を比較する上で電気代(=エコ)や長寿命は大切であるが、それ以外に考慮すべき点は幾つかある。

電気店で60W相当のLEDランプあるいは60W相当のボール形蛍光灯と60Wの白色電球を並べてディスプレーされているのを見かけることがある。照明器具直下の明るさは三者とも似通っているが、天井部分や周辺部分の明るさはLEDランプが暗いように感じられる。光の量は、その明るさルクス(照度)で表される。この場合の"相当"は器具直下のルクスの事であろう。これで、三者を同等の明るさとしてエコ度を比較されてはたまらない。

照明器具の明るさを比較するには、ルクスよりも全光束を用いるのが適切である。これは照明器具から全ての方向に発される光の総量のことで、ルーメンの単位で示される。このルーメンを消費電力で割ると、発光効率が求められる。今のところ、LEDランプの発光効率は100ルーメン/Wを越えている新式蛍光灯の発光効率に達していない。LEDランプの発光効率が新式蛍光灯を上回わっていない状況でLEDランプをことさらエコと呼ぶには違和感を覚えざるをえない。照明器具のエコ化は、発光効率が蛍光灯の20%程度である白熱電球を止めて、LEDランプよりむしろ新式蛍光灯に変えることにより達成すべきである。

照明器具の種類により、物の色は違って見える。その点、太陽光と白熱電球で物を見ると、人物の顔であればややピンクがかった肌の色に、赤身の牛肉であればきれいな赤色に、というように、対象物の色を違和感なく感じらることが出来る。一方、蛍光灯やLEDランプでは、たとえば病的な青白い肌色に、黒味がかった牛肉にと、見違えることがある。太陽光や白色電球のように色を正しく再現させる照明を"演色性"が高いという。光を直視したとき、同じ白色光や暖色系の照明であっても、演色性が違えば、対象物を照らしたときの色の見え方は大きく異なる。

今、主流となっているLEDランプは青色LED素子が用いられ、それから出る光が当たると励起光として黄色発光する蛍光物質を組み合わせて、青色と黄色の光を混色し、見た目が白の光に見えるようにしている。太陽光をプリズムで分光すると、紫色から赤色までの色をまんべんなく含んでいることが分かる。また白熱電球の光も紫色から赤色へと強くなるが、それでも連続したすべての色を持っている。それに比べて、白色ランプや蛍光灯の演色性は低い。LEDランプはその仕組みからも分かるように、その光は青色と黄色の2色を含んでいるに過ぎない。蛍光灯は放出された紫外線が複数の蛍光物質に当たり幾つかの色を発光するようになっているが、色の連続性は白熱電球にかなわない。演色性を高めるには、照明器具が発光する光の色が紫色から赤色まですべての色を含み、できるだけ連続したものにしなければならない。そうしないと、例えば、LEDランプのように赤色領域の光がなければ、赤いものを照らしたときの色合い
がやや灰色味を帯びて色あせてしまう。

LEDランプの演色性を高める工夫は幾つか考えられている。可視光で最も短波長の紫色LED素子が発する光で、赤色、緑色、青色(RGB)を発光する3種類の蛍光体を励起し、RGBそれぞれの光を混色し白色光を得る方法や、あるいはRGB3種類のLED素子を用い、それらから出る光を混色する方法などである。しかし、今主流となっている、青色LED素子+黄色励起光のLEDランプに比べこれらのRGB光を混色するLEDランプの発光効率は悪く、実用化はしばらく遅くなると思われる。照明用途として、他の照明器具からLEDランプへの変更はまだ時期尚早と結論としなくてはならない。


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■【6】福祉教育語りの会 ☆彡

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(1)無資格鍼灸マッサージ師撲滅の街頭アピール  鈴木 昭二
(2)おじいちゃんの体験した戦争」最終回     辻 秀吉      
           
       ◆ 無資格鍼灸マッサージ師撲滅の街頭アピール ◆

                                     福祉教育語りの会
                           鈴木昭二「全盲」鍼灸マッサージ師

みなさーん。私たちは鍼灸マッサージ視覚を持った視覚障害者の団体です。この不況のなか、私たちの仲間は頑張っております。ところが現在、鍼灸マッサージの資格を持たない無資格業者が横行し、私たちの職業を圧迫しています。鍼やマッサージを受ける時、国家試験に合格した者だけが「業」として公に営業できるのです。この状態を分り易く説明すると、タクシーの運転を「業」とする場合、普通二種免許が必要です。今、街のなかに白タクと言われる無免許者が営業しているでしょうか? ほとんどいません。司法当局の取り締まりも行われていますし、一般の利用者も、白タクを探してまでも利用しないからです。

ところが、鍼灸マッサージの業界はそうではありません。具体的にはクイックマッサージ店・サウナマッサージ・カイロプラクティクなど無資格者がマッサージを業として行っています。驚くことに、クイックマッサージ店やサウナでは「一人がマッサージの免許を持っていたら他の者は無資格でも施術できる」などと詭弁を語るものまで出てきています。更に、接骨院などで行われるマッサージ行為は、骨折の後遺症・打撲・ねんざの三つしか保険は適応されないために、肩こりなどのマッサージは保険外診療となるのです。ところが、これをねんざ、打撲などと偽って保険請求しています。これは「詐欺」に当たります。

これらのことを、私たちは去る8月20日、JR環状線京橋駅と京阪京橋駅に通じる連絡道にて、《無資格者の横行により有資格者生活被害現状を社会に訴える》というデモンストレーションを行って訴えました。

私たちの法律上の正式名称は「あん摩マツサージ指圧師(一般的な呼び名は『マッサージ師』)」で、業としての内容は「あん摩、マッサージ、指圧の各手技(なでる・押す・揉む・叩くあらゆる行為)を用いて人体の変調を改善する施術者」というものであります。身体障害者の労働福祉政策上で、あん摩マッサージ指圧師国家資格を取得する過程をもうけることを制限している理由があります。それは、従来、伝統的に視覚障害者の社会参加のための方途として、政策的に視覚特別支援学校を中心に技術を習得させてきたという日本の歴史的事情があるからなのです。


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          ◆ おじいちゃんの体験した戦争」最終回 ◆

                                  福祉教育語りの会
                                        辻 秀吉

1945年3月13日夜半から14日未明の大阪大空襲のことを後から聞きますとこの夜だけでも約1万人も焼死、焼け出された人々も何十万人もいたそうです。その後、同年8月14日まで7回に及ぶ大阪大空襲が続いたのです。

1945年8月6日、長距離爆撃機B29は広島市上空に到達し、午前8時15分17秒、原子爆弾が投下されたのです。爆心地から半径500m以内では、95%以上(「約90%」とする文献もある)の人が即死したと言われているそうで、11月までに死亡した人数は、約14万人という推計があるそうです。

長崎では原子爆弾が投下され、市域の36%が破壊され、一瞬のうちに、爆死した人は7万3884人、重軽傷者7万4909人を数えたそうです。その後、たくさんの人々が長い間、原爆病と闘い苦しんでこられたのです。また、当時のソ連と日本政府の調査では大きく数字の違いがあったそうですが、約80万人の人々が抑留され、重労働の末、多くの人々が病死したり凍死したりまた、射殺されたのです。

この昭和20年6月に、私の長兄は25歳の若さで戦死。次兄は7月25日に22歳の若さで戦死したと訃報がありました。私は当時、学徒動員先の軍需工場で働いていました。昭和20年8月15日のお昼にラジオで「玉音放送」を聞きましたが、天皇陛下は「絶えがたきを耐え偲び難きを偲び国民の生命と財産を守るため、抗戦国に対し無条件降伏することを決意し受諾した」という意味の放送でした。若い私たち学生には充分理解ができなかったので、後から先生がみんなに「日本は戦争に負けて今、平和がきました」と肩を落として話されました。

終戦後、慢性的な食糧難や物資不足・水不足など数年続き、日本は大混乱の時代を迎え、私も食うや食わずのひもじい思いをして身体はガリガリに痩せ細り栄養失調となりました。これは日本国中どこでも同じで特に都会ほど食糧難でひどかったのです。この当時 あちこちの繁華街の道端の闇市で何でも売っていましたが、私たちはお金がありませんでしたので、食料を買うことができませんでした。

日本は有史以来初めて戦争に負けて、そのお陰で現在の平和をやっと築くことができたのです。では戦死したり空襲で死んだり、ソ連などで抑留されて凍死や病死した人はどうなるのでしょうか? 死に損ではないでしょうか! そうした大きな犠牲の上に現在の平和と幸せがあると思うとき、あの戦争を起こしたのは誰なのか? 二度と戦争が起こらないように偉い政治家の先生も国民も優しい平和の精神で生きて行かねば、死んだ多くの人々に申し訳ないと思うのです。数多くの戦死した人々を偲び、また多くの犠牲の上に立って現在の幸福
と平和があることを思うとき、うかうか生きていては申し訳ないと思うのです。
更に、まだまだこの地球上では戦争の絶え間がなく、大勢の子ども達や人々が
悩み苦しんでいることを思うとき、私は二度と戦争はして欲しくないし、一日
も早く真の世界平和の実現を待ち望んでいる一人です。   
                                       終り。 


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◇                                    彡彡☆★彡
◆【7】爺婆(MTFトランスジェンダー)のつぶやき(12)
◇                                        ☆彡 ★彡
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                                           有明弥

父の法事があり、約5年ぶりに実家に帰りました。兄との約束があったので、男の上下黒の服に身を包み、髪はできるだけ普通の男のスタイル見えるように、ジェルで固めました。

「そこまでして帰る理由があるのか」「自分は何がしたいのか」、車を運転しながら自問しました。もちろん答えは簡単に出るはずもなく、複雑な思いが絡みあいました。「今は我慢。何時か分かってくれるのを待つしかない」「母の反応を確かめたい」「自分はどこまで耐えられるのだろうか」。どれも素直な自分の思いでした。到着して男らしくあろうと努めましたが。昼食を終える時間には、周りがおかしく感じないように男を演じるはもう無理な限界まで来ていて、早々にその場から去りました。

私は、セクシャルマイノリティに対して差別的な発言や行動に対して、訴える活動をしています。ドキュメンタリーの映画の被写体になったり、セクシャルマイノリティをよく知らない人たちに啓蒙をしたり、様々な場に参加し自分の考えを発してきました。しかし、まだ自分を十分に表現できず、また自分の中に矛盾も抱えている状態です。誰でも生きていく中で矛盾を抱え、妥協もしていることは分かっていますが、私にとっては、自分の本当の姿や振る舞いを隠して別の人格を演じなければならないことは、社会の望む価値観に妥協をするだけでは済まないのです。

たとえば、戸籍が大きく左右される今の日本の中では、私には社会的認知がありません。戸籍上の性別記載変更ができれば、ある意味で認知されると思います。しかし、私のように戸籍変更がほぼ不可能な人、戸籍の性記載変更を考えていない人、自分の性が分からない人などなど多様な存在がいることを考えると、性別記載変更が可能になったことは、戸籍上で「男」「女」のみを認める縛りにもなり、反対に障害になり兼ねません。

確かに、テレビで肯定的に取り上げられたり、セクシャルマイノリティを職業にしている人がいたり、一部では認められる状況も生まれてきました。きっとあなたの近くにセクシャルマイノリティがいるはずです。しかし、彼らは働く
場や普段の生活の場で、自分の本当の姿を隠していると私は思っています。


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◇                              彡☆彡
◆【8】みえない危険(2)            彡★彡
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                  〜 車の運転 〜
                                            十三夜

今日の車社会では、車を運転する者が交通法規を守り、安全運転に心がけることが大切である。ドライバーは自分の技量と適正を把握して運転すべきである。私の場合、信号機や交通標識が見えない時があり、本来は運転してはいけない。特に夜間の視力は極端に悪くなり、動体視力はゼロに近い状態であった。白内障の友人は昼間の運転に支障が出ると言う。いずれの場合も車の運転には十分な注意を払う必要がある。

私は数年前まで車を運転したいたが、いつの頃からかハンドルを握らなくなった。運転できないと判断したのは、二度のチャレンジが失敗に終わったことにある。一度は「高速道路なら大丈夫であろう」と思い運転したが、左側壁が襲いかかるような錯覚症状が現れた。二度目は「家の近くなら大丈夫だろう」と思い車庫から車を出したが、少し走行した時点で道路幅が狭まる症状が現れた。いずれの場合も数分で運転は取りやめたが、同乗の家族は怖かっただろうと思う。

車は一つ間違えば走る凶器と化す。これまでも、ブレーキとアクセルを間違う事故が各地で発生している。自分だけが犠牲になるのであればまだしも、他人を巻き添えにした事故は決して許されるものではない。私の場合も、幸いに大事故につながらなかっただけである。今年は運転免許証の切り替えの年であった。「ダメもと」で近くの警察署に出かけたが、やはり視野検査で再検査が必要と判断され門真運転試験場で再検査を受けた。どうにか検査に合格し免許証は更新されたが、二度と車を運転しないであろう。次回更新時には、運転免許証を返上するつもりである。今後は自分の身を車から守るだけだが、目が悪い私には自信はない。

                                     (続く)


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■【9】 問う病記:「悪友・岩ちゃんとの経緯」(11)
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                                         G・フレンド

10月27日に第8クール2回目の点滴を行うことになっていた。朝、通院して血液検査を済ませ、主治医の診察を待っていると、看護婦さんが来て「診察の前に先生がお話があるそうです」とのこと。この前のCT検査ではがんの進行はなく症状は安定している、ということだったのに一体何の話だろう……と内心ちょっと不安を感じながら診察室へ。

診察室に入ると、「お話が二つあります」とのこと。一つは今後の治療方針をどうするか、もう一つはK大学医学部付属病院で、ある治療法を実行しているから話を聞いてみてはどうか……ということだった。

今後の治療方針のほうは、現在の3剤併用の化学療法は効いてはいるが、やがて効かなくなるのは目に見えているので、今のうちに次の手を考えておいたほうがいい。それもできるだけいろんな可能性を検討しておくべきだと思う、という話だった。実は今の3剤併用療法で8クールも続くのは極めて稀で、ふつうは3〜4クールでアレルギーが出て続けられなくなるそうである。主治医の経験では、13クールまで行った人が最長で、そこで強いアレルギーが出て中止したとのことだった。

相談のあと、しばらく待合いスペースで待っているとやがて名前がコールされたので再び診察室へ。その日の血液検査の結果、抗がん剤の影響で白血球が減っている。最近何回かの血液検査でもずっと減っているから、今回の点滴は中止しますとのこと。それで、11月10日に1回目の点滴、2回目をその1週間後の、CT検査が予定されている17日にすることになった。

そして、11月2日にはK大医学部付属病院へ行き、"ある治療法"について話を聞いた。それは、腹腔内投薬(治療)というもので、抗がん剤を点滴で血管の中に入れるのではなく、腹部に小さな穴を開けて、直接患部に注入するという方法らしい。ところが、この治療法を実施しているのは日本ではK大病院を含めて3ケ所ほどで、その効果もよく効く人と効かない人に分かれるそうである。

K大病院の医師によると、ぼくの場合、非常によく抗がん剤が効いており、腫瘍はかなり小さくはなっているが、血管に薬を入れるという現在の治療法がいつまで有効か分からないので、次の手として腹腔内治療の可能性はある。もし同療法の結果、目覚しい効果があり、胃がんが小さくなるだけでなく、周辺の播種がなくなれば、手術をして胃を全摘することも可能性としてはあるとのことだった。ただ、腹腔内治療をするにしても手術をするにしても、現在の詳しい病状を把握する必要があり、腹腔内を直接見るため、腹部に小穴を開けるちょっとした手術が必要になるという。その日は「主治医ともよく相談してみます」と言ってK大病院を辞した。

それで、11月17日の第2回目の点滴とCT検査の日に主治医にK大病院の医師との会談について報告し、相談した。その結果、主治医の上司は現時点で手術をすることには懸念を示しておられるようで、もし手術をすると、食欲も減退して体重も10キロ程度は落ちるし、手術は成功しても、後になってがんが再発する恐れもあるとのことで、"完治"は保障できない、ということのようだった。

ぼくとしては、"岩ちゃん"との完全な決別は有り得ないかも…との感じもあり、どちらかというと、悪友とは共生・共存の方向で上手く付き合っていくほうが性に合っているという思いもある。というのは、ぼくの悪友岩ちゃんはそもそも初期の付き合いの段階ではなく、かなり進んでいたので、いまさら無下に別れるというのもツレない感じがしないでもないからだ(笑)。そんなわけで、"次の一手"についてはしばらく保留とし、12月8日にCT検査の結果も分かるので、年をあらためてから主治医とも再度よく相談して決めることにした。
                                        (つづく)


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◆【10】イベント案内                彡☆彡
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(1)「これからの社会を描く!」ための市民塾
(2)大野川緑陰道路で「タンデム自転車を楽しむ会」

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          ━━【転送歓迎】━━
(1)平成22年度大阪市生涯学習ネットワーク事業
  「これからの社会を描く!」ための市民塾
  http://dankaiaction.jp/lectures/2010.html
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 自分たちの住むコミュニティや社会をよりよくするために、「市民」の果たす役割はますます大きくなってきています。また、最近では「市民参加の新たな公共」という言葉も盛んに言われ、市民活動に対する社会の期待は以前にも増して高まっています。しかし、市民活動を活発化させることによって、私たちはどのような社会を作り上げたいのでしょうか。
 この市民塾では、「公共性」や「多文化共生」、「開かれたコミュニティづくり」「新しい社会運動」について学びながら、「これからの社会像」について話し合い、理論から行動に移すための議論を深めていきたいと思っています。

【講座内容】 *詳しくはホームページをご覧ください。
http://dankaiaction.jp/lectures/2010.html


●第3回目:「なぎさコミュニティと市民の役割」
 12月11日(土)13時30分〜16時30分
 講師:岡本 栄一氏、大阪ボランティア協会ボランタリズム研究所所長

●第4回目:「新しい社会運動」
 1月22日(土)13時30分〜16時30分
 講師:田畑 稔氏、大阪経済大学人間科学部教授
  

会場:大阪市立総合生涯学習センター 第3研修室
 大阪市北区梅田1−2−2−500 大阪駅前第二ビル5階 
 最寄り駅:JR東西線北新地駅、JR大阪駅、地下鉄・西梅田・梅田・東梅田

参加費 :500円/1回  単発の参加も可能です
定員 :25名(先着順)  

お問合せ・申込み:次のいずれかの方法でお願いします。
 電子メール:info@dankaiaction.jp
 ホームページ:http://dankaiaction.jp

ご連絡いただきました個人情報は、主催者および講師以外の第三者に提供する
ことはありません。

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(2)大野川緑陰道路で「タンデム自転車を楽しむ会」

サイクリングが好きな方は勿論、視覚に障害のある方や脚力の弱い方でも誰でも楽しめる、二人でペダルを漕いで走れるタンデム自転車を体験してみませんか?
この度、タンデム自転車の体験会を実施いたしますので是非、ご参加ください。

◎開催日時:2010年12月12日(日)10:00〜13:00
◎集合場所:あおぞら財団ビル1階前(大野川緑陰道路横)
     参照:JR東西線「御幣島(みてじま)」駅より徒歩5分 
改札を左へ出て直進 地下道11番出口、国道2号線沿い・UFJ銀行の左手2軒隣
当日は案内スタッフが誘導します。

◎走行場所:大野川緑陰道路〜淀川堤防〜矢倉海岸
 ・Aコース:国道2号〜淀の水橋跡(往復4km程度、往復20分位)
 ・Bコース:国道2号〜淀の水橋跡〜矢倉緑地まで(往復8km程度、往復40分程度)
◎募集人数: 20名(先着順、障害のある方を優先します)
◎タンデム自転車:10台(自転車台数が限られていますので、交代で乗車いただきます)

◎参加費:500円(保険代他)

◎当日スケジュール:
9:30受付開始(御幣島駅での案内スタッフは9時20分頃より配置につきます)
10:00イベント開始
13:00イベント終了

◎注意事項
・寒さ対策をお願いします。なお、あおぞらビル内に休憩室を設け、室内で待機いただく予定です。
・帽子や飲み物など、各自でご持参ください。なお、あおぞらビル休憩室や矢倉緑地での休憩時に昼食をとっていただくことも可能です(昼食は各自でご準備ください)

・自転車に乗りやすい、動きやすい服装でお越しください。
 (軍手/ズボンの裾を止めるバンドなどあると便利です。)
・雨天中止の判断:前日の17時の時点で当日の降水確率が70%以上の場合は中止

◎共催:大阪でタンデム自転車を楽しむ会
/サイクルボランティア・ジャパン http://www.cvjapan.org/w/
/自転車文化タウンづくりの会 http://sky.geocities.jp/cycletown_osaka/
/社会福祉法人日本ライトハウス http://www.lighthouse.or.jp/
/日本サイクルスポーツ発展協力者会
/あおぞら財団 http://www.aozora.or.jp/

ブログにも掲載しています。
http://blog.goo.ne.jp/cycletown-osaka/e/365f6b6b042c356cbfafbfcc7ac8d481

◎イベントの申込み、お問合せ
事務局:あおぞら財団内(担当:藤江、北中)電話:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
メール:webmaster@aozora.or.jp


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★【11】 編集後記                     ★☆★
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今日も電車の中で、アルコールを片手にもう一方の手でつまみのスナックを口に運ぶ背広姿のおじさんを見た。数年前から何度同じ風景を見ていることか。若い女性が電車の中で化粧することに対してかつて非難の声があがったが、私はこちらのほうが非難されるべきだと思う。アルコールは匂いはかなりするし、スナックはポロポロこぼれるので近くに座ったりしていると本当に迷惑だ。また、コンビニ弁当を平然と広げて食べている人も見かけたこともある。昔サンフランシスコで地下鉄に乗り、動物や自転車を持ち込む人がいてビックリしたことを思いだしたが、実はこれは許されている。アメリカでは日本以上に歩きながら飲食している人は多いのに、乗物の中では飲食は完全に禁止されていた。日本でも考えてほしい。(スー)

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