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掲載記事索引

◇市民ライターどんどん
◇地球を見つめて〜なんちゃって
   ……かざりえみこ
市民ライターのキモ
  その真実と技術
   ……吐山継彦
オバチャマは市民ライター ……オバチャマ
ラム 
脱サラ議員奮闘記
…山根一男(可児市議会議員)
関西弁だば、まんづ わがんね
   ……秋田おばこ
ライティング情報あれこれ
◇参加レポート「行ってきました」
◇三反農家の米作りノート
     ……平田泰史
◇わが町中津を語る
    ……霊崎(たまさき)
◇お薦めメルマガ勝手に紹介
◇お薦めのこの一本
◇ショートコラム
この○○を誉めよ!



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2冊の本が出版されました!





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★☆★ 書く力、書く参加!
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★          市民ライター通信
☆ 2009.3.20
---------------- http://f-ts.bb4u.ne.jp/~writer/  ★ 第66号★☆★
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■まいど おおきに!■
 これまで5年半65回発行してきましたが、かざりえみこさんの「地球を見つめて〜なんちゃって」は1回も休まず続いてきていました。毎回楽しみにしてくださった方も多かったと思いますが、5年半をひとつの区切りとして、残念ながら、小休止あるいはもしかすると休止されることになりました。一方、新しい連載も始まっています。引き続きご愛読よろしくお願いします。

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【1】市民ライターどんどん (47)    
    「正しい“Change”のしかた教えます!!」 
     ………………………  NPO法人SEAN事務局長 遠矢 家永子
【2】オバチャマは市民ライター (32)
    2語で事足りる現代会話  …………………………… オバチャマ
【3】自分史「大阪ベイエリア」(5) 大正区編 
    ♪アンコ椿は恋の花  ………………………………… トミ〜さん
【4】チョットかがく(4)
    飲料水飲みくらべ …………………………………………… OHE
【5】私のスピリチャル体験 第23回  …………………………… 有明弥
【6】「還暦」という生き方 
    ―NPO―(最終回) ………………………………… 山内 庸行
【7】生活に役立つ下水道豆知識 (2)………………… マンホールマン
【8】裁判員制度に視覚障害者はどうかかわるか
    …………………………… 大阪市福祉教育語りの会 鈴木昭二
【9】塀の中で講義をすると・・・
    …………………………… 大阪市福祉教育語りの会 坪岡照雄
【10】からだを散歩すると(2)
    目 …………………………………………………… 竹藪 耶桁
【11】詩・詩 ………………………………………………… 陣内 三朗
【12】イベントのお知らせ
 (1)SEANまちづくり事業第1弾  <シリーズ>わたしと政治のつながり
   正しい“Change”のしかた教えます!!
 (2)第18回市民活動サロン「遊学亭」〜エンパワーとひらめきのために
   「東ティモールの人々に出会って〜独立・その後へのかかわり〜」
 (3)『淀川ひろば』へ 3月20日(金・祝)、21日(土)、22日(日)
【13】編集後記


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■                           ★彡☆彡
□【1】市民ライターどんどん (47)      ☆彡
■ 「正しい“Change”のしかた教えます!!」
□        遠矢 家永子 (NPO法人SEAN 事務局長)
■              ★彡
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行革懇の市民委員になって
05年度から08年度まで、私は第6次・第7次の高槻市行財政改革懇話会の市民委員を務めました。定員3名に対し応募者はたったの4名で、私以外は年配男性ばかり。専門である男女共同参画審議会への応募は2回続けて落とされた私ですが、行革懇では唯一の女性応募者であり、振るい落とされずにすんだようです。最初の頃は、事前にいただく膨大な資料を手に、何を言えばいいのかも分からずにいた私も2期目は自分なりの意見を言えるまでになり、「知る」「考える」ことの意義を改めて体験しました。

“スクラップ&ビルド”と市民協働
行革懇ではこれまでの政策を見直し、新たに立て直すことを議論します。まず、“スクラップ”として少子高齢化・国際的な不況化での財政難に伴い、職員の削減・事業の見直しや廃止を推進するのですが、地方分権の流れの中、大量の職員の定年退職を目前に経験値や専門性をどう担保するのか、行政サービスをどのように維持するのか、また市民ニーズの多様化にどのように対応していくのか、具体的に業務精査や計画立案していきます。その議論の中で市民参画・協働などの推進、またそのための市民への説明責任が必要であることの確認がなされており、多少なりともその方向性に「希望」を感じました。

支出を抑えるという“スクラップ”は、効果が数字となって現れとても分かりやすい行革です。橋下府政の支持率が高いのもきっとそのせいでしょう。高槻市では、行革の流れでの「市民協働」の必要性も確認され、重点施策としてもあげられています。しかしながら、業務精査の項目の中に、これまで市民の主体性で支えられ行政と協働で取り組まれてきた「ジャズストリート」などの事業やNPOへの支援なども、サンセット方式で廃止と記載されており、重点施策としての「市民協働」とは何を指しているのかが気になるところでした。

“Change”の中身が未来を築く
人権に取り組んでいると、最終的に行き着く先は「政治」「政策」です。私が行革懇に応募した動機はそこにあります。10年ほど前、有志でカンパを募り「雨が降ってもやりが降ってもとにかく選挙に行こう!!」というビラを作って、道ゆく人や住宅街にまいたことがあります。あの頃に比べれば、政治への関心度は高くなったようにも思いますが、人気投票の様に支持率が変動し、私たち市民は本当に望む“Change”の中身について具体的イメージを持ちきれていないのではないかと懸念します。今年は衆議院選挙の年ですが、2011年には統一地方選挙も控えています。NPO法人SEANでは、シリーズ「わたしと政治のつながり」というセミナーを、あまり気負わずぼちぼちでも学習の場として提供していく予定です。

正しい“Change”は私たち市民の手で
その第1弾を4月4日(土)13:30〜16:30、高槻市立総合市民交流センター第4会議室で開催します。「正しい“Change”のしかた教えます!!」と題し、帝塚山大学法政策学部教授の中川幾郎さんをお迎えし、基調講演と私との対談を予定しています(詳しくは、SEANのHP <http://www.npo-sean.org>をご覧ください)。先日の打ち合わせで中川さんは、「『意思形成』『決定』『実行』『評価修正』のすべてにおいて、市民参画が取り組まれなければ、それは『協働』とは言えない」ときっぱり話され、とても小気味がいい思いがしました。やはり橋下府政は「市民協働」を抜きにした行革であると言わざるを得ず、少数派であればなおのこと社会的弱者や文化を愛する府民の声にも真摯に耳を傾けて欲しいものだと思います。きっと、有権者である一人ひとりのこれからの行動によって、社会状況は変わっていくのでしょう。「生きてて良かった♪」と思える日常を手に入れるために、学びとともに行動の積み重ねを!どうぞ、みなさんもご一緒に!


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☆                          ☆彡★彡
★【2】オバチャマは市民ライター (32)          ☆★彡
☆                                     ☆★☆★彡
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            ■ 2語で事足りる現代会話 ■ 
          
                                         オバチャマ

今日どう?                 
サイアク〜!!!              

最近、彼は〜?                
まあまあ。
カレシ欲しいし〜。

このマンガ好き〜!
ぜったいオモロ。
どこが〜?
キャラが。
うん、わらける。(笑える)

ゲームする?
最近買ったんだ〜。
なにを〜?
○○!
マジ〜!やる〜!

歩き〜?バス〜?
チャリ。

現代の子供たちは究極のエコを実践している。凄いでしょう。ここまで省略できるんだから。日本語ってエコ語だったんですね。「て・に・を・は」って何?って感じでしょう。ちなみに最初のはテストのあとのクラスメートの会話。しいて言いなおせば……。

「今日のテストはどうだった?答えは全部書けたの?」
「テスト勉強するつもりだったのに夜は寝ちゃってさ、時間が足りなくて全然だめ。隣のやつはスラスラ書くし頭にきちゃう。テストは難しいしヤマは外れたし全然書けなかったよ。ぜったい点数は最低だわ。また親に怒られて、小遣い減らされるよ」

たった2語で成立する会話ですけれど、これくらいの意味はこめられているようです。「〜」は語尾が上がるところ。疑問文も感嘆文も平叙文もあまり違いはなさそう。それからテンポの良さ。感情を込めて音読してみると、なんだか若返った気がして嬉し恥ずかしというところです。一見冷めた会話だけれど、お互いが言外の意味を感じ取って、会話が成立しているらしいのです。関西弁だと吉本の芸人さんみたいで笑ってしまいます。思わず「漫才かい!」と突っ込みをいれたくなるほど。

日本語の未来が心配だとおっしゃるかもしれませんが、言葉は時代と共に変化していくもの。オバチャマが心配なのは、子供達の言葉・心を、私たちがいつまで理解できるかなということなのです。世代間の断絶はある程度仕方がないかもしれないけれど、会話も出来ないんじゃ寂し過ぎる。凝縮された2語で成り立つ現代会話は、忙しくて速すぎる時間の流れの中で進化した日本語とも考えられます。

2語で成立する会話は意外と感情豊か。日本語の崩壊と嘆く気持ちもわからないではないけれど、そう悲観することはなさそう。若い人たちの感性はとてもナイーブで新鮮。思い切って話しかけてみると、この短い会話の後ろにとてもたくさんの感情や考え、情報を共有している事に驚かされます。私たちの知らない新しい言語で語る新しい文化。真摯な気持ちで向き合っていけば、若い世代はちゃんと心開いて受け入れてくれます。本当に素直で優しい傷つきやすい世代なんだと思います。彼らの言葉に耳を傾けてみませんか。小説や古典と言われる文学もけっこう好きだったりして、美しい日本語といわれるものも上手に使い分けていてびっくりされるんじゃないかしら。

大人さえしっかりしていれば、未来は明るいと思います。問題は、未来を見ようとしない大人ですね。ボヤいてばかりいてもって感じだよねえ……。


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■【3】自分史「大阪ベイエリア」(5) 大正区編
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               〜♪アンコ椿は恋の花〜
                                          トミ〜さん

昭和26年生まれの私は、大正区小林(町)にて小中学生時代を過ごした。その当時、私の家庭は本当に貧しかった。仕事にさえ行けば日銭が入るにもかかわらず、親父は好き勝手に生きた。たまに仕事に行けば酒におぼれ、弱者のはけぐちを子どもたちへの暴力に向ける最低な人間だった。「いつ殺されるかわからない」子どもなりに思ったこともあった。そんな親父も平成4年9月、享年75歳で他界した。亡くなる17〜18年は、ほとんど仕事にも行かず私の扶養家族であった。はじめは大正区の病院に入院していたが、盗みの容疑で強制退院。次の病院では飲酒が発覚し強制退院。病院を転々とし最期は茨木市の病院でむかえた。葬式も人並みに営み、大正区の小林斎場で火葬した。世話のやけた親父であった。

私にはもう一人親父がいた。私は母親の連れ子として大正区の父親に入籍されている。三人兄弟の長男でありながら、戸籍上は「養子」と記載されている。もちろん戸籍上はすぐ下の弟が「長男」である。中学を卒業するときに「戸籍謄本」を見てわかったが、それ以前から知っていたような気もする。実際のことはわからないが、母親が書く年賀状の宛先に親せきでもない名前があることを知った。返事もありふれた文面だった。母が亡くなり私が続いて年賀状を出していたが返事はこなかった。そして10年ほど前に一通の手紙が届いた。「兄は西成区のY病院に入院し、あと三カ月ぐらいの命と診断されています」との文面だった。やはり私の父親である。数日後病院に行ったが私のことは覚えていない。やはり西成の日雇労働者風だった。奇遇なものだ。それ以降の消息は知らない。

小中学生時代は生活保護を受けていたおかげで教科書や文房具などは支給されていた。給食費などは払えるわけもなく、給食の楽しい思い出もない。給食の時間になれば弟と学校の外に出たことを覚えているが、何を食べたかは覚えていない。不思議に修学旅行にはいけた。遊びは野外での野球やどう馬、竹馬、べったん、ビー玉、木のぼり、いかだ乗りなどである。近くに父方の祖母と叔母たちがいた。祖母がよく夕食などを作ってくれた。昔の人は「じゃこ」でだしをとりそのまま煮ることが多く、魚嫌いの私には耐えられなかったが文句も言えなかった。私は好き嫌いが多い。本当は「食べず嫌い」かもしれない。魚はほとんど食べない。肉といえばホルモンかクジラであった。こんな私も人並みの体格に育った。祖母に感謝している。

自由奔放に生きた親父を今は恨むこともなくなった。生きていれば楽しいこともある。そう思うと過去のことも許すことができる。人に負けない精神力は大正区で培った。自分を生んだ親もあれば育てた親もあり、祖母や叔母や叔父がいたからこそ今がある。都はるみの「アンコ椿は恋の花」は昭和45年に発売され大ヒットした。親父はこの歌が好きだった。「アンコ」に何か親しみがあったのであろう。この時代がなければ今の自分はない。ファイナルホール(final hall)は小林斎場でむかえたい。大好きな街「大阪ベイエリア」。


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■【4】チョットかがく (4)         ☆彡
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                 ■ 飲料水飲みくらべ ■
                                           OHE

水は単に「水」とは言わないで「○○水」と呼ばれることが多い。辞書で水を逆引すると数え切れないほどの○○水が検索される。宗教や文学に関係するものは除くが、全ての○○水は主成分が水であることに変わりはない。あえて分類すると、存在場所、性質、使用目的、製造法や純度によっていろいろな名で呼ばれている。水は存在場所により井戸水、河川水、沢水、海水、池水、水道水、ペットボトルの飲料水、雨水、などと呼ばれる。また水は清水、濁水、軟水、硬水、淡水、塩水、ミネラルウォーター、青水、赤水のようにその性質によって分けられることもある。使用目的によって飲料水、工業用水、冷却水などと呼ばれることもある。製造法や水の純度によって生水、煮沸水、蒸留水、超純水、脱イオン水等に分類される。

飲料水とは使用目的が飲用に供する水のことで、天然のものでは井戸水、沢水等があり、人が手を加えたものとして水道水がある。プラスチック容器入りのミネラルウォーター等は清涼飲料水で食料品として分類される。水はカビ臭さやカルキ臭さを感じず、鉄分が少なく、カルシウム、マグネシウムなど適度な量のミネラルを含んでおり、やや酸性のものがおいしいとされる。しかし、それよりも、飲む人の喉が渇いており、飲みたい時や、水温が10〜15℃ぐらいの場合に、おいしい水と感じるらしく、おいしい水は一概に決められない。

井戸水や沢水はおいしい水のイメージがある。しかし、環境変化によりかなりの比率で飲料に適さないものが存在する。特に細菌に汚染された水が多いといわれている。これらの水を飲料水とするには沸騰殺菌や塩素殺菌したほうがよい。水道があれば、そこまでして、井戸水や沢水を飲料水として使うメリットはそれほどないと思われる。細菌や化学物質10項目程度の検査で井戸水の安全性を確認することが勧められているが、その検査には重金属、農薬や有機溶剤等、水道水の検査に含まれる項目はない。

水道水の原水は川、井戸や湧水などから取水され、浄水場で浄化・殺菌される。浄水場では水に含まれるゴミや濁りはかたまりにして沈殿させる凝集沈殿法で除き、砂や砂利の層で水をこして更に細かい濁りをきれいにする。きれいになった水は殺菌のため塩素処理をして、そのまま各家庭等に送水される。しかし、この程度の処理では水に含まれるカビや藻の異臭は除くことが困難で、さらに塩素処理は有機物と反応してトリハロメタンが発生する。この対策のため最新の浄水場ではオゾン処理や活性炭吸着が取り入れられている。オゾンは強い殺菌力を持った気体で水中のかび臭などを分解する。活性炭吸着はトリハロメタンの原因となる有機物を取り除く。このような処理をした水道水はペットボトルの水と遜色ないと言われており、この処理法は全国的に普及が進んでいる。そのうち「水道は危険」や「水道はマズイ」は過去の言葉になると思われる。

容器入り飲料水はいろいろある。ミネラルウォーターは地下水を原水とし、沈殿や濾過および加熱殺菌をしたものである。これには原水に無機塩などのミネラルを添加したり、複数の原水を混合したものがある。原水の調整をまったくしていないものはナチュラルウォーターやナチュラルミネラルウォーターと呼ばれる。原水が地下水以外のものは、ボトルドウォーターと呼ばれる。これには蒸留水、河川水、逆浸透膜による水たとえば海洋深層水を原料としている。容器入り飲料水の検査基準では水道水より検査項目が少なくなっている。これらの一人あたり年間消費量は20リットルを超えているが、飲用に適さない硬水の国と比べればまだまだ少ない。日本は軟水で、比較的良質な水道水が提供されているが、それにもかかわらず、人々は水道水の何千倍ものお金を掛けて、さらに美味しい水を求めている。・・・・・・・・


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☆【5】私のスピリチュアル体験 第23回     ☆彡  ★彡
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                                          有明弥

最近マスコミの報道で、自殺の特集が多々見受けられます。自殺の増加は、社会景気の悪化が引き金と言われています。私の周りの性的マイノリティーの仲間からも、以前より職場で気を使うとか、ますますカミングアウトしづらいとか、そんな話が聞かれます。やはり現実は、厳しいと感じてしまいます。

最近の自分が落ち着いているのは、安定剤のおかげのように思います。薬の効果を感じていますし、現実のところ薬なしでの生活は考えられません。でも心の落ち着きとか、生きる気力があるとかは、どこから生まれてくるのでしょうか。

私は、この5年間どれだけ自分がいやになり、そのたびに生きる気力が萎え、疲れたと嘆き、そして嘆けば嘆くほどまた落ち込む、そんな連鎖を繰り返えしてきました。今ここに自分がいることが、不思議な感じさえします。しかし、今ならこんな自分を振り返っても大丈夫な気がしますが、私が臆病で怖がりだったことに改めて気づいたことでした。

私が自殺を選ばなかった、いや選べなかった理由は、優柔不断な性格と死ぬことから逃げただけでした。そう、それさえ選べなかったのです。ありがたいことに、私の周りには沢山の人がいて、私が気付かないうちに支え守ってくれていました。このことは、忘れてはいけないと思っています。

では、辛い時にどうするのか。私のやり方は、まず逃げることです。人に逃げる(知り合いに愚痴る、自分の見栄やプライドを捨てる)、モノに逃げる(何か作るとか、欲しいモノを見つける)、そして病院に逃げる(医者を頼る、薬を頼る)のです。また、私は今落ち込んでいることを自覚した時には、元気がないから今がんばらなくっていいだって思うようにしています。でもね、これはなかなか簡単なことではないのです。私からの助言としては、少し元気な時に自分の性格とか行動パターンを確かめておき、辛い時にその違いに気づくことです。そうすれば少しは楽になります。

私は、「自分は怖がりで臆病で優柔断で駄目な人間だ」と、とことん追い詰めました。その先にあったものは、「それでいいじゃない、それが私なんだから。周りからどう見られようが、私は私。そこまで逃げていいと思う。そこまで弱くっていいと思う」ということでした。私の自分らしく生きるとは、弱いから見栄をはって強く生きると疲れるので、いらないものを一切捨てることでした。そうしてやっと楽になりました。でも捨てることに、辛い感情や涙があったことも事実でしたが、私はこの生き方を選んだのです。


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■【6】「還暦」という生き方             ★彡
□        ― NPO ― (最終回)       ☆
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                                        山内 庸行

さて 話は突然変わる。第二次大戦。ドイツも日本も共に全体主義国家として自由主義国家と戦った・・・とされている。しかし、人間が国や支配者から独立した存在であることを認識していたシラーの母国ドイツと建国以来そういう認識がほぼゼロであった日本では、同じ全体主義でも実はその中身には天と地、雲と泥の差があったのではないだろうか。

日本が、建国以来、個が国から独立したものであることを夢にも思えないまま、愛国心が、ほぼ運命のようにして全体主義に陥ってしまったのに対して、当時のドイツ(人)は、全体主義的な国の運営を選んでしまった。この違いは、まさしく天と地、雲と泥の違いといえないだろうか。

歴史に“もしも”は無いが、当時、ドイツ(人)に、積極的かつ自発的に国や政治や社会全体の問題に自ら関わろうとする態度が成熟していれば、全体主義を選ぶことも防げていたのではないだろうか。私は、このような態度を「NPO(的生き方)」と表現したい。

私にとってはというと、学生時代から漠然と感じていた“仏教の戦争責任や社会的責任”への問題意識、18年間の欧・米・亜での勤務体験から得た“日本人の会社帰属意識の異様な高さと社会への関心の異様な低さ”への気づきそしてNPOの分野の人ですら国や政治や行政などの制度の形骸化を自分の問題としてとらえようとしている人が非常に少ないことへの素朴な疑問などが、今のNPO活動の原点にあるような気がしている・・・。

「天地一杯の命の具体化としたものとしての己の存在」という約2500年前の釈迦の“発見”、「個人は国から独立した存在である」との約200年前のシラーの“発見”そして現代に入り、「国や社会や政治・行政の機能不全の問題は実は自分がその解消に関与すべき問題でもあるのだ」という“NPO(的生き方)”の“発見“ これらは「生きるとはなんぞや」の答えを明らかにしようしてきた人類の営みの歴史の中の3大発見だと私は思う。

「生きるとはなんぞや」の問への回答の営み、これこそが「坐禅」「第九」「NPO」をつなぐ“補助線”の正体である。

「エッ? “それで妻に日曜日を贈るとかいう三番目の楽は、今どうなってんの?”ですって・・?」「ウ・・ン、良い質問ですね・・! 大きな声では言えないのですがネ、家内によれば、私は“ドーナツ男”だそうです・・・。その意味分かります・よ・ネ?!」


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■【7】生活に役立つ下水道豆知識 (2) ☆★☆ 彡
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             ◆ マンホールふたの秘密 ◆
                                      マンホールマン

僕はマンホールマン。下水道啓発紙芝居「マンホールマン」の主人公です。今回は「マンホールふた」について話します。みなさんは、なぜマンホールが必要かご存じですか。地面の下にはたくさんの下水管が張り巡らされています。家庭などから流された下水は、下水管を通り下水処理場に流れます。下水管が途中で破損し、異物などがつまり下水が流れなくなったらどうなると思います。街中に汚れた下水が溜まり悪臭が発生します。さらに、コレラなど感染症の原因になります。また、大雨のときに雨水が流れず家が浸水するなど、安全安心な市民生活が送れない事態になります。そのような事態を招かないため、下水管を点検する必要があります。その入口がマンホールです。

マンホールの多くは、入口部の内径が60センチメートルぐらいでラッパ型に広がっています。昔はブロックやレンガ積みで職人技が必要とされていましたが、現在は組立マンホールが多く採用され設置も安易にできるようになっています。ふたがなければ人も車もマンホールに落ち危険です。ふたの素材は鋳鉄製が多く、重さは約40キログラムです。ふたには通常、かぎ型のバールキーと呼ばれる特殊な工具を挿入して引き開ける「テーパー型」が多く採用されています。ふたのデザインも地域の特産品や風景、花などを描いた「デザインふた」や「カラーふた」を取り入れる都市もあり、マンホールふたデザイン収集マニアも増えています。

大阪市は「大阪城」と中央に「みおつくし(市標)」(http://www.city.osaka.lg.jp/)が描かれたマンホールふたが多く設置されています。大阪市の場合は、マンホールふたを見れば下水の流れがわかります。「みおつくし」マークを▽と↑に分け、▽部分を靴などで隠すと↑部分が残りその方向が、マンホール内の下水の流れです。ふたには7桁のマンホール番号数字がはめ込まれています。数字の色が「黄色」ならば危険のしるしです。作業などでマンホール内部に入る時は、必ず酸素量や硫化水素量などの測定が必要とされています。

大阪城のカラーふたは商店街や歩道などに、それ以外は車道などで多く使用されています。理由はカラーふたの重量が普通のものより軽く安価なためです。ちなみに、マンホールふたを見ればその都市の市標(マーク)などが分かることが多いです。大阪市のカラーふたのほとんどに区名が入っています。もし、大阪市で自分が何区にいるか知りたい場合は、大阪城のカラーマンホールふたを探してください。居場所がわかります。大阪市の下水管延長距離は4,856,959キロメートル、マンホール数は185,532ケ(平成19年度末)です。一度、大阪城のきれいなマンホールふたを見てください。マンホールふたは雨降りのときはすべりやすいので、くれぐれもお気をつけて……


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■【8】裁判員制度に視覚障害者はどうかかわるか   ☆彡

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                           大阪市福祉教育語りの会 鈴木昭二

去る2月、全盲弁護士「司法試験に点字受験の道を開き、第1号で合格したパイオニア」による裁判員制度の研修会に参加した。裁判員制度を設けたのは、判決の内容、とりわけ刑の重さなどが市民感覚と齟齬しているという批判があり、市民の司法参加によって市民感覚と合致した裁判を実現しようとするものである。閉鎖的と批判されてきた日本の司法制度にとって、大きな転換点となることが予想される。

どのようにして裁判員を選ぶのかというと、衆議院議員選挙の選挙人名簿から、毎年翌年の裁判員となる候補者を無作為で抽出し『裁判員候補者名簿』を裁判所ごとにつくるそうだ。調査によると、国民の70%が裁判員になりたくないというがこれからは視覚障害者も一国民として裁判にかかわっていかなければならないことになってきた。円滑なスタートのためには、未経験の裁判員の不安や負担感を少しでもやわらげるよう細心の準備が必要だ。

私のような全盲にとって裁判の内容を点字なり、テープ朗読なり、どれだけのサポートを受けられるのか心配なところである。また、視覚に頼らなければならない証拠物「写真」などはどうなるのか?など、心の中で考えながら講習会を聞いていた。このような不安に対し、全盲弁護士は「合理的配慮」という障害者差別禁止法にある理念を語った。実際この弁護士は、写真の説明を複数の写真のアドバイザーを得て、刑事裁判に実践しているという。また、彼は視覚障害者が目が見えないことで裁判員を拒否することは、「やっぱり障害者はなんにも出来ないんだ」と社会が理解してしまい、差別の助長に繋がるんだとも述べた。このことはなるほどと納得した。

しかし、裁判員のなかで宗教的思想的心情で、死刑廃止や反対論者などについてはどうなんだろうかと思っている。それもこれもみんな含めて裁判員の意見「民意」と受け止めるらしい。今回の裁判員制度の研修会を受けて、視覚障害に対する充分なサポートがあれば、裁判員になることに躊躇せず、「Go」のサインを背中に押してくれたと、私は思う。


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■【9】塀の中で講義をすると・・・   ☆彡

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                          大阪市福祉教育語りの会 坪岡照雄

20歳〜30歳の方が収容されている少年刑務所の中で、あるきっかけから2級ヘルパー講座の講師を引き受けました。どんな所かと、不安と期待ではじめて行った刑務所は、レンガ造りのキッチリした塀にモダンな感じの入り口があり、警備員が2名いました。入り口で番号札のバッチをもらいます。私は黄色、たいていの方が赤色。多分、面会希望者か慰問希望者か。中に入ると、綺麗な広い庭、真正面にレンガ造りの古い建物が見えます。その場所だけを見ていると、言わなければ誰も刑務所なんて思わないでしょう。

入って直ぐ右に面会希望者の待合場所?が有り、その前に散髪屋、その前に事務所です。左側には公用車の駐車スペースで、まん前の建物の中は、受刑者が色んな活動を行なっている所です。取りあえずは事務所のほうで挨拶し、奥で待機。時間が来て、いよいよ塀の中に入ります。鉄で出来た結構大きな扉に小さな扉もついていて、鍵を開けて看守の方と中に入っていきます。左の建物が多分受刑者が寝泊りしている所かと思いながら行くと、まず食堂があります。ここは看守や職員等が食事をするところです。

ずっと奥のほうで作業をしているのが見え、さらに奥のヘルパー課と言う所で鍵を開けてもらい、看守の方と入ります。受刑者らしい方がパソコン等を使っていて、その奥の小さな部屋がヘルパーの講座の場所のようです。私は4教科の約10時間が受け持ちです。受講する方は、今回は3名で、以前に受けた方が1人私の補助となり、みんなで4名でした。最高8名までしか受講が出来ないようで、看守などがすべての方を把握できる人数にしてあるようです。受講は強制ではなく、自分の意思で決めるという事です。

いざ講義ですがとても緊張します。
何からどのように話していったらいいのか、受講される方がどのような方なのか、今までやってきた講義のような形でよいのか? 不安と緊張の中、取りあえずは雰囲気作りからと思い、福祉に関係ある話から入りました。真面目な真剣なまなざしに、普段とは異なって冗談も浮かびませんでした。「福祉の意味分かりますか?」という私の質問に戸惑っているようす。バリアフリーとかノーマライゼーションとか障害者にたいして色んな事をいっぱい掲げる人いるよね、そんなことではなく、一言でいうと・・・ふくしとは、
 ふ→ふだんの
 く→くらしを
 し→しあわせに  ですね」

健康な方も障がいのある方も気持ちは同じ、健康な方が障がいのある方を補助する、助けるというのではなく、今日一日幸せでありますように、今日一日無事に終りますように、考えも気持ちも同じ事・・・」と、こんな言葉で語ると結構うけたようでした。そこから本来の講義に入っていきました。視覚障害者の身体の状態の観察、ガイドヘルプの基本姿勢、狭い場所の歩行、階段の昇降、車への乗降の介助法、ホームヘルパーの役割と注意事項を話し、さらに実技演習を行ないました。

講義が終ると、なんだか胸が苦しく、辛くなってきました。受刑者は、どこに行くにも確認を取ってしか動けないし、とても規律正しく機敏に動いています。建物等にはキッチリ鍵が掛っているし、整列して声を掛けながら規則正しいリズムに合わして廊下を歩いているのです。皆がおとなしそうで、悪い事をしたと言うような印象はなく、逆に何故こんなとこにいるのかと思うほど柔らかい顔立ちの方ばかりでした。全体的に顔が色白なのが気になって心に残っています。

しかし、見方を変えれば、ここの生活も良いのではないかと、思うのです。私が体験し、見た中では、福祉施設で、虐待もあれば、トイレすら自由に行けず、オムツの枚数まで決まっていたり、男女かまわず芋の子を洗うようにお風呂に入れるような所もあるし、嚥下機能に障害が有り上手く食べられない高齢者の口の中に無理やり食事を入れたり。それならば、刑務所の中のほうが幸せなのではと考えてしまいました。
福祉ってなんなんだろうと・・・


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■【10】からだを散歩すると (3) ☆彡
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               ■ 耳 ■

                              竹藪 耶桁

顔の横についている耳だけが耳ではありません。
パンの耳、耳をそろえて返すときにはお金にも耳がつくようですし、
布にも耳があって「耳グケ」と聞けば、針目を思い出します。
特別に習わらなくても、「耳学問」で物知りな人もいますが、
「耳年増」となると、いささかニュアンスが違いますね。
「目が近い」といえば、近視のことですが、「耳が近い」は
「耳が早い・早耳」です。
ただし、「耳が遠い」は、「目が近い」とステージが同じです。
さて、季節は春。小鳥の声に耳を澄ましてみましょうか。


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■【11】詩                ◆彡◇彡
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    ■ 詩 ■

                  陣内 三朗

詩それは
自分自身への語らい
自分自身への励まし

それが誰かの心に
「ホッコリ」が生まれる
種になれば
これ以上の幸せはない
これ以上の喜びはない

人生色々な経験
つまずいたり
ころんだり
よろこんだり
かなしんだり

経験を言葉に変える
詩が飛び立ち響き
喜びを奏でる歌になれたら幸せ
未熟な私でも
そう想う



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□                  ☆彡     
■【12】イベントのお知らせ         ☆  
□                       ★彡★彡 ☆彡
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(1)SEANまちづくり事業第1弾
   <シリーズ>わたしと政治のつながり
   正しい“Change”のしかた教えます!!
(2)第18回 市民活動サロン「遊学亭」
    〜エンパワーとひらめきのために
  「東ティモールの人々に出会って〜独立・その後へのかかわり〜」
(3)『淀川ひろば』へ 3月20日(金・祝)、21日(土)、22日(日)
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(1)SEANまちづくり事業第1弾 SEAN理事会主催

少子化・高齢化・地方分権―これまで誰も経験したことがない
社会と、「行革」「自己責任」という名の切捨てによる格差社会
の到来。そんな不安な時代を吹き飛ばす“正しいChangeのしかた”
について、まずはイメージすることから始めませんか?

 <シリーズ>わたしと政治のつながり
 正しい“Change”のしかた教えます!!
 4月4日(土) 13:30〜16:30
 高槻市総合市民交流センター第4会議室(JR高槻南口すぐ)
 参加協力費 会場費等を捻出するために、当日会場にて
 カンパをお願いします(1,000円程度)
 保育あり 800円(おやつ代等、実費)・要事前申込み

【基調講演】
 協働で切り開く市民自治新時代
 講師 中川幾郎さん(帝塚山大学法政策学部教授)

【対談】中川幾郎×遠矢家永子
 市民だって地域資源!
 〜不安な時代を私たちの手で切り開こう〜
 コーディネーター:永井美佳(NPO法人SEAN理事)

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☆NPO法人SEAN事務局☆
station@npo-sean.org
http://www.npo-sean.org
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(2)第18回 市民活動サロン「遊学亭」
 〜エンパワーとひらめきのために
  そのお題は、
 「東ティモールの人々に出会って〜独立・その後へのかかわり〜」
 http://www.osakavol.org/b-yugaku/index.html

市民活動サロン「遊学亭」は、毎回違う人が「亭主」になり、亭主自身が注目
している市民活動家をお招きし、サロンを開催します。

「遊学亭」では市民活動に必要な「ひらめき」「新しい刺激・情報」「出会い」
「充電」などの機会を参加者のみなさんとともに共有できるよう、亭主自身が
進行やもてなしを工夫します。

もちろん一方的なお話しだけではなく、発題の後に参加者同士の話し合いの場
は毎回確保されます。開けてびっくり玉手箱のような、新鮮なサプライズと遊
び心満載の仕掛けをお楽しみください。

※「亭主」とは遊学亭の主人の意味で、男性をさすものではありません。
※市民活動サロン「遊学亭」を奇数月の土曜日または
 日曜日の午後に開催します。

■日 時:2009年3月29日・日曜日 14時〜17時
■会 場:大阪NPOプラザ 会議室C (3F)
 http://www.onp.or.jp/contact/index.html
 (大阪市福島区吉野4-29-20)
■参加費:1,000円
■定 員:20人(先着順)
■内 容「東ティモールの人々に出会って〜独立・その後へのかかわり〜」

皆様は、まだ東ティモールの問題を覚えていますか?今回は1人の人間が、こ
の問題と出会い、今に至るまで関わり続けて来た「市民としての生き方、考え
方」にふれてみたいと思います。

・なぜ東チモールの課題に取り組むようになったか・これまで取り組んでこら
れたことやトピックス・現状の課題などについてお伺いする予定です。

ポルトガル、日本、インドネシアと長い歴史の中で様々な国の支配下にあった
東ティモール。この国の独立から今に至るまでファインダーを通して見つめ続
けてきた文珠幹夫さんならではのお話をみなさんも一緒に聞いてみませんか。


どうぞお気軽にご参加ください。

○ゲスト プロフィール
★文珠 幹夫(もんじゅ みきお)さん
大阪東ティモール協会代表
1985年沖縄で市民団体主催の会議で一人の東ティモール人と出会う。平和な独
立を迎えることは絶望的と思いながら活動を続け、独立した現在も東ティモー
ルに足を運び孤児院などで写真を撮り続けている。現在は東ティモール協会2代
目の代表である。

○亭主 プロフィール
★博野英二さん
「市民活動プロデューサー協会」

10年ほど前に大阪ボランティア協会の市民プロデューサー養成講座を受講。終
了後はそのまま講座の運営ボランティアに。仕事では、社会の中で多様な考え
方、価値観、バックグラウンドを持つメンバーが増えてくる中で、企業、学校
などの職場において、またNPOなどの運営などにおいて、一人ひとりを大事
にし、持ち味を生かしつつ、知恵とチカラをあわせられるように支援する「チ
ーム経営」を促進(ファシリテーション)しています。

○進め方
14時00分 チェックイン
14時15分 ゲストのお話
15時15分 フリートーク
16時00分 お茶を楽しみながらワイワイと
17時00分 サロン終了
※希望者は二次会へGO!

■主催:
市民活動プロデューサー協会
http://www.jcapa.com/
大阪ボランティア協会
http://www.osakavol.org/

■申し込み・問い合わせ先:
大阪ボランティア協会
Tel:06-6465-8391 Fax:06-6465-8393
〒553−0006
大阪市福島区吉野4-29-20 大阪NPOプラザ100号

■申込方法:
【1】WEBからの申込み
http://www.osakavol.org/b-yugaku/index.html
【2】メールによる申込み
下記の申込み票を切り貼りして、
事務局・塚本 npo@osakavol.org あてにお送りください。

★原則として、受付受理の連絡は行いません。
当日、直接会場にお越しください。
 
-------------------申込み票----------------------
○第18回市民活動サロン「遊学亭」(3/29)に参加します。

・氏名:
・所属:
・期待・知りたいこと:
・緊急連絡先(事務局のみ使用):
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★申込み票の記載内容のうち、緊急連絡先以外は、
主催者・ゲスト・参加者の間で共有します。
なお、利用後は適切に破棄します。


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(3)『淀川ひろば』へ 3月20日(金・祝)、21日(土)、22日(日)

 このたび、淀川区役所が新しくなりました。48年間お世話になった旧庁舎
で、3日間、区民主体の画期的なイベントを行います。テーマは「ありがとう
! そして未来へ」。
バザー、飲食ブース、絵本、工作、むかし遊び、シンポジウム、淀川区の歴史
と文化展、環境、福祉、防災、食生活、クイズ、子ども向け等の各コーナー、
卓球、段ボール迷路、アート展示、ふれあい喫茶、コーラス、ダンス、ほかに
もてんこもりの盛りだくさんです。
学校、企業、各種団体、個人、グループなどが集まって、なにができるか、な
ぜやるのか討議を重ね、企画、資金作りから、清掃から準備もすべて区民が主
体です。
さあ、いよいよ元気いっぱいの本番。いったいなにが始まるやら! 
場所があれば、人は集える。集えば交流が生まれる。未来へつながる。さあ、
もう未来は始まっています。この週末は大阪・十三の旧淀川区役所庁舎へレッ
ツゴー。


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★【13】 編集後記                     ★☆★
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61号の「私のこの一冊」で紹介しました「リリィ、はちみつ色の秘密」が本日
から上映されます。映画化されることなど予想もしませんでしたが、本を読み
ながら、なぜかリリィと天才子役ダコタ・ファニングのイメージが重なりまし
た。それだけに期待を裏切らない映画になっていると思いますが、やはり本の
ほうがお薦めです。(スー)
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