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■市民ライターどんどん(36) ★彡☆彡
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□ 八尾市市民活動支援ネットワークセンター 堀江 利代
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八尾市市民活動支援ネットワークセンター(以下センター)は2004年10月オープンしました。センターは八尾市が『NPO法人やお市民活動ネットワーク』に業務委託する形で運営されています。いわゆる中間支援組織として、あいまいな存在でありながら、一方で多様な支援方法の可能性を兼ね備えたセンターがスタートしました。
センターでは、まずは市民活動団体の身近な要望を実現していくところから取組みをはじめています。
たとえば、「市民活動団体の活動内容を広く紹介する機会をつくってほしい」という願いから、市役所の1階市民ロビーでの展示イベントを実現させました。
●春の祭典
これは『春の祭典』というネーミングで、恒例行事として定着しつつあります。
『春の祭典』開催状況(センター主催)
期間 開催日数 参加団体 来場者
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第1回 4/4〜4/15 土日閉庁 10日 48団体 約1700
第2回 3/27〜4/7 土日閉庁 10日 48団体 約2200
第3回 3/12〜16 5日 40団体 限定 約1500
※今年度は統一地方選挙と日程が重なったため会期を早め、日数を短縮したにもかかわらず例年以上に盛況でした。
『春の祭典』を市役所で開催する長所は
- これまで市民活動と縁のなかって多くの市民が市役所に来庁した折に、 直接見学してもらうことができる。
- 出展した市民活動団体も、他の出展団体の展示から多くを学ぶことができる。
- .ジャンルを越えた市民活動団体の交流ができる。
反面、市役所で開く短所として
- 物品の販売禁止
- イベントにおける音量、演出の制約、制限などが揚げられました。
●やお市民活動まつり
これらの意見から、より自由な市民活動展ができる空間を求めて、市内にある商店街の空き店舗前を活用した『やお市民活動まつり』(実行委員会主催、八尾市後援)を新たに企画しました。
展示を中心にした『春の祭典』に対し、パフォーマンスや娯楽を交えた楽しいお祭り行事に多くの市民が休日、家族連れで参加してもらえるイベントとして、商店街や学生ボランティアも加えた行事を定着させようと現在、取組んでいる状況です。
昨年は何とか開催できたものの、企画の趣旨に実際の内容が伴わない現実。実行委員会はじめ参加団体、商店街との充分な意思統一が図られていない点から、今年度は開催するにあたって、様々な課題が山積みされた現状でもあります。
オープン以来、3年間の実績を大切に育みながら、市民活動がより多くの市民の皆さんに関わってもらえるよう、今後とも八尾にふさわしい支援活動を模索していきたいと思います。
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